48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

いつからマラソン大会は再開するのか?大会主催者に直接聞いた

2020年05月15日 21時16分53秒 | 仮装マラソン大会
5月15日 金曜日 いつからマラソン大会は再開するのか?大会当事者に聞く

私はめっちゃ遅い市民ランナーです(笑)。あまりランナーとして自慢できるものは無いのですが、たまたま仮装してラン歴が長いというだけで、東海地方に知り合いが少なからずおります。
その貴重な知り合いの中に、某市(注:西尾市ではない)の某体育協会・マラソン大会の関係者と、久しぶりに電話で話をする機会があった。
「緊急事態宣言は解除されるけど、アンタとこのマラソン大会は、来年(来シーズン)やるの?」と聞いてみる。
「T岡、お前もその事を聞いて来るか(笑)」
どうやら知り合いのランナーさん達から、同じような質問を沢山受けているらしい(笑)。

で開口一番。
「(一部の大会を除いて)ほとんどの大会は、来年度の春ぐらいまでは全滅だよ。もしかしたら2年は無理かもしれない」
どひゃー!それは本当ですか?
私が何となく「カン」で思っていた事を、彼は理路整然と「開催できない理由」を説明してくれたので、それを書いてみる。

①市(自治体)から予算が下りない。
ぐわあああん!自治体絡みはこれがあるんだったー!じゃあ、自治体から予算を受けていない大会ならどうでござるか?
②スポンサーが集まらない。
ぐわあああん!コロナ大不況で、協賛スポンサーは限りなくゼロに近い。銭が無いないゼニが無い。
それじゃあ、自治体も絡んでなくて、スポンサーも募集していない、参加料だけで運営している大会ならどうでござろう?
③応募者が激減している(注:今年の秋冬の大会)
先行きが見えないので、数か月先・半年先の大会に応募される人が、めちゃんこ少ない(らしい)。このままでは、募集したけど参加料が集まらなくて、中止になる大会が出てもおかしくない。
金が無いのは、首が無いのと同じ。先立つものは金でございます。

さて問題はそれだけではない。彼曰く、
「うちの場合、開催日の8か月前から、準備で動かないと間に合わない
ひええええ、そんなに早くから動かないとダメなんだあ。知らなんだ、申し訳ございません御代官様。
という事は、それに関係して、
④大会会場の使用許可申請が下りない。
正確には「申請すら出来ない」。大抵の自治体の施設は、現在受付を中止してます。
もし秋に申請受付が再開しても、春には到底間に合わない。
⑤道路の使用許可申請が下りない。
そりゃあこのくそ忙しいコロナ騒動で、警察も消防も嫌がるだろうなあ。もし大会で誰かが倒れようものなら、世間からボロクソでしょう。
「お遊びの大会で救急車呼ぶなあ!医療現場に負担をかけるな!」
「好きなマラソンで死ぬんだから、助けるな!そのままあの世に行け!」
こうなる事は目に見えております。

もう一つ大きな理由が・・・、
⑥ボランティアが集まらない
この緊急下ではまず無理。中学生高校生のボランティアで運営している大会は、100%不可能になります。
⑦大会運営者が集まって会議できない。事前ミーティング不可能。準備活動不可能。
大会幹部や体協メンバーは、WEB会議するのか?そのまま飲み会になるのか(俺だよ)。これはもしボランティアが集まったとしても、事前の説明会等が開けれないという事です。
もしかして・・・当日ぶっつけ本番(笑)。そんな危ない事できましぇん。

ここまで理由を聞いて、私の甘い考え・・・もしかしたら冬ぐらいから開催するかも・・・は完膚なきまでに打ち砕かれました。しくしく。
金が無い。事前の準備を考えると、この時期から動かないと間に合わないんですね。
秋の大会で現在募集をしている所は、
「お金(予算)がすでに確保されている」
「すでに会場・道路使用許可を取ってある」
所だそうです。コロナ騒動前から準備されている所はほとんど(一部例外有り)なので、今から始める所は無いのではないか。

もっと怖い事をお聞きしまして・・・、
「計測や運営を委託するイベント会社が、廃業・倒産する所が続出する」
いやー、これはまずいですよ。コロナ騒動下では「遊びの会社」ってのは白眼視され、補助も後回しになると思うので、経営的には非常に苦しい。
コロナ騒動が1~2年後に収まっても、「運営委託業者が無いので、復活できない」がありうるかもしれませぬ。

友人曰く、大きなマラソン大会が完全復活する時期は・・・
「ワクチンが開発される1年半後、その半年後にワクチンが全国民に行き届き、『マスク無しでも大丈夫、三蜜になっても大丈夫』となってからでないと無理。それから8か月後に大会が開ける(注:友人の関係する大会ですよ)。2年半はかかるかな」
「小さな大会は、1年後には出来るかもしれないね。少人数のスタッフで回してて、ボランティア集めなくてもいい大会ってあるじゃん。公園グルグル回るやつ。公園の使用許可さえ取れれば出来ると思う。でもその使用許可がいつから再開するのか、誰にもわからない.。終息まで使用許可が出ない可能性もある

もっと怖いのは、2~3年後に元の生活に戻った時、自治体や主催者が「マラソン大会の復活・再開を行わない」という事が、沢山出てくると考えられる。
〇マラソンブームが去り、主催者の意欲が無くなる。
〇コロナからの経済復興で、マラソン大会は後回しにされる。
「これはあると思う」と友人も言っておりました。可能性大。コロナ騒動前と終息後では、大会数が激減し元に戻らないという予想です。

超最悪のシナリオが・・・、「日経バイオテク」の記事からの引用ですが、ワクチン開発に思わず手間取った場合、集団感染による集団免疫獲得をする場合の期間は、最短で5年以上かかる。
という事は、今のような生活方式を5年以上続けなければいけない。
そうなると、マラソン大会というものを開催すること自体が5~6年不可能になる。
これはキツイ!こうならない事を祈るしかありません!

大会関係者も大変です。「先が見えない」ってのはこれほど辛いものなのか。うちの会社も先行きが見えん。
私の人生は、元々先行きが見えなかったから、そんなに変わらん(笑)。わははは。

当分の間(2年間ぐらい)は、ぐやじいけど「お一人様マラソン大会」ですな。
早く終結して、私と友人の予想が外れてほしい!

追記:何人かの大会関係者から、「よく言ってくれた」との御声援をいただきました。一番苦労されておられるのが、各地で開催を模索して頑張っている人達だと思います。
彼らに感謝する意味でも、この記事はどんどん引用して下さい。コピペOK!切り張り自由(笑)。
頑張ってる大会関係者に拍手!

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コメント (10)
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