48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

サバキ系空手家、顔面攻撃を一人練習する

2016年07月17日 22時48分08秒 | 空手
7月16日 サバキ系空手家、顔面攻撃を一人練習する

私みたいな下駄糞がですね、「サバキ系空手家」なんて名乗っちゃいかんのですが(←ホントだよ、笑)、一応末席に連なる競技者としてですね、ここ数年「顔面有り」ってのは大きなテーマです。
普通のフルコン空手とかサバキの空手家が「顔面有り」を練習しようと思ったら、大きな壁があります。時々練習をするのですが、染みついた癖が治んないのだ。
木曜日に久しぶりの「顔面有り」スパーをやってみて、「ああこれが問題なんだ」と思ったことが多々あったので、今日はそれを踏まえて復習してみました。

なんてカッコつけて書いておりますが、実は本日の南部公民館の練習は・・・出席者がゼロ(泣)。しくしく。
いつもは子供たちを中心に基本から始めて、後半はポイント練習・体力強化などやってるのですが・・・本日は一人なので、前日の課題をフィードバックしてみようと考えました。

木曜日の顔面有り想定ライトスパーの後、ネットで検索していろいろ調べてみました。

「フルコンは本当に優れたルールなのか?」
というサイトがありまして、ほぼそこで語りつくされております(クリックして下さい)。
私自身フルコンタクト空手のルールは、非常に安全でかつ直接打撃を体験できる良いルールだと思ってます。だからこそ極真をはじめ競技者の数が非常に多い。
ただし「最強」ではない(当たり前だ)。
よくネットで、「フルコンルールは顔面が無いから意味が無い」云々と悪口を言われる方がおられますが、意味が無いとは思いません。空手がここまで普及したのも「顔面無しのフルコンルール」という安全かつスポーツ的な要素があるからだと思います。
それを否定したら、「顔面有り」を入れたルールが出来る人ってホントごく一部ですよ。少数者の特殊なスポーツになってしまいます。
フルコンルールで飽き足らなくなった人は、(私みたいに)自然にそっちの方向(顔面有り・掴みあり・投げ絞め関節あり)に行くと思いますよ。何故そこまで悪口を言うのかわからん(笑)。

話が外れてしまいました。
木曜日の顔面スパーで、私たちフルコン出身者がクリアすべき大きな壁が・・・。

1、間合いが近すぎる。非常に危険。
顔面有だとあそこまで遠い間合いになるとは、昔は思いませんでした。この間合いだと、ジャブにしても従来のフルコンの打ち方とは全然違ってきます。
代表とのスパーでは、ジャブがほとんど届きませんでした。もっと踏み込んで肩を入れて届くようにしないと。

2、ガードが低い。
フルコンだと顎に下ぐらいに拳を構えるのですが、それじゃあ低すぎて顔面へのパンチをまともに食らってしまいます。目線まで上げないといけない。
この癖が中々つかない。

3、従来の武器が使えない
1で書いたジャブと同じ。蹴りで入る場合は前蹴り・横蹴りという遠くに届く蹴りからしか入れません。廻し蹴りも届かないし、ローなんて使う所がほとんど無い。
今までのコンビネーションも使えんだろうなあ。もう一度自分のコンビネーションを組み直さんとあかん。

3つの大きな欠点・修正ポイントがある事だけはわかりました。具体的にどうやったら効率よく直せるのか?
一番良いのは、経験者を相手に「顔面想定スパー」を繰り返し反復練習する事だと思いますが、中々そうはいかん。今日みたいに一人で練習するのは何がいいか?

相手との距離を想定して、シャドーボクシングしてみました。左手のジャブを伸ばして2倍にした距離の所にミットを置いて、その上に相手が立っているものと仮定して、ジャブからワンツーを打つ。
届かん!遠すぎる!
踏み込みが足らんのか?肩入れが足らんのか?家でもう一度ボクサーの打ち方を勉強しようと。

シャドーを続けていると、やはり自然にガードが顎まで下がってきます。これでは全然ダメです。常に目の高さあたりまで覆い尽くすぐらいを、自然とできるようにならんとあきません。
自然とアップライトの構えにせんといかん。私の場合、ジャブが打ちやすいよう左手を下げてデトロイトスタイルにする場合が多いのですが、その構えも危険ですね。

3の武器に関してですが、この顔面初心者にいきなりそれを工夫する事なんて出来ないので、それはまた後日の課題。

「フルコンから顔面有へ」という矯正過程の練習というのは、ネットで検索したのですが、あまり確立されていないようです。矯正過程ではないのですが、大道塾の練習方法などを見てみたいです。
最後に、7~8月の予定表です。8月13日(土)南部公民館の練習は、お盆ですがやります!皆さん来てください!

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コメント (2)
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