48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

3人の先生による「引手特別集注講義」を受講(柔道編)

2016年02月07日 20時08分50秒 | 柔道の練習日記
2月6日 柔道の練習日

あまりにも寒すぎる更衣室で着替えておりますと、久しぶりにH先生が来られたので挨拶。
一般部が始まるまでH先生とお話ししていたのですが、最近の少年柔道の状況を教えていただき驚きました。
ってのが、H先生の鶴城教室では、何と女の子のほうが多いそうです。もう一つびっくりしたのが、西尾市内の某中学柔道部でも、柔道部員は圧倒的に女の子が多いとの事。
うーむ、時代の変わりようは凄い。
私が高校時代の35年前は、柔道部なんて男ばっかしだった。高3の時に「柔道部に初めて女の子が入った!」というニュースが校内を駆け巡り、皆で覗きに行ったもんである。まるで珍獣扱い(笑)。漫画の「柔道部物語」の世界ですね。
今はH坂中学から出稽古に来る子達も、1/3は女の子だもんなあ。男はどこ行ったんや?しくしく。

今日は一般部の稽古に加わらず、先日「内股特別講義」をしてくださったI瀬先生に、
「先週のおさらいをお願いします!」
と強引に捕まえ、指導を受けながら内股の打ち込みをさせていただきました。道場の端から端まで行うと、17~20本ぐらいできるのですが、途中息が上がってしまい、結局3本+ちょこっと。
その事を先生に言うと、
「乱取りより打ち込みを真剣にやるほうがしんどいんですよ」
でも同じ数を先生もこなしているのですが、先生は全然息が上がっていないのだ。スタミナが凄い。

内股の途中で、先週の続きというか関連するテーマで、いくつかの事を教えていただきました。
先週の内股の指導で、私の釣り手・引手のベストポジションを教えていただいたのですが、その理論的な理由。
釣り手は相手の首の真横に近い頸動脈のあたりで襟を掴む。引手は袖口ではなく肘のあたりを掴みう(もちろん絞る)。
「T岡さんは手が長いので、引手は肘あたりを掴むのが良いと思います」
という事で、普通の袖口近くを掴む場合と両方を打ち込みしてみました。やってみて10セント位の違いでここまで違うのかという差を実感できた。
この後は「引手の位置」について、J先生の例を挙げながら説明を受けたのですが、I瀬先生自身は内股の時に袖口近くを握っております。
というのは先生はその体勢から内股ではなく背負いに行く場合もあり、肘あたりを掴んだ場合に体を入れて回転させるスペースが無くなるとの事です。なるほど。

とここで久しぶりにO島先生が来られたので、O島先生にもフォームを見ていただく。
「引手の方向が横を向いてますね。手首を回転させて、斜め上に引きましょう」
という事で、手首を返しながら引くと自然に肘から斜め上に行く事を・・・あれれれ、これって昔教えていただいたことがある。
家に帰ってから昔のブログを見て、思い出しました。その時に用意した写真です。
上の写真が下手糞な私の引手。真横にひいております。ダメです。
この写真が以前に先生に教えていただいたものの説明。すっかり忘れておりました。
でそのことを意識しながら打ち込み。
もう一つの注意点は、
「かかとに紙1枚を挟んだ感じのすり足で、膝を少し曲げて重心を低くして技に入ってください」
足の指の付け根あたりに重心を置くと、自然にすり足になり膝が曲がって安定性が良くなります。これを意識して・・・こてもI瀬先生に以前教わった事だ。思い出した。

さてO島先生には他にもいくつかの事を教えていただいたのではあるが、その後にH先生との乱取りで、同じく「引手の使い方の実際例」を教えていただきました。
私との乱取りで、
「引手をすぐに投げる方向に引くのではなく、いったん下に引いて相手を崩してから、投げに入ってみてください」
で実際に乱取り形式で投げ込みさせていただきました。
「引手で崩して投げが無理だと思ったら、小内でも行けますよ」
実際にやってみました。おおなるほど、この感覚かあ。
「引手を使う事で、その後でいろんなバリエーションが出来るんですよ」

という3人の先生による、「引手特別集中講座」であった。先生方ありがとうございます。
「引手」は面白い!

帰りの更衣室で、先生方の高校時代の悪行の数々を教えていただいたのですが、こっ、これは書けない(笑)。皆さん、やんちゃだったんですね。

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コメント (6)
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