48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

高度な真剣勝負は素人には退屈だ、という事実

2014年05月22日 23時58分53秒 | 柔道の練習日記
5月20日 柔道の練習日

前日から左腕の痺れが悪化してきたので、オハナ接骨院に行く。
「先生、昨日の肉体労働か?3前の柔道か?2日前のヒルクライムか?とにかく原因はわかりませんが、痺れが悪化してしまいましたー」
「うーむそうですか。今日は電気を使います」
と軟膏を塗られて電気ショック!
「うぐぐぐぐ、ぐえええええ」
痛くは無いのだが、ピクンピクンとカエルの解剖の時の電気ショックみたいに腕が跳ね回る。でも終わった後は腕は爽快感。

昼頃に嫁さんと安城~岡崎間の矢作川堤防を走った。ゆっくりのペースで約1時間。
暑いので半ズボンにTシャツである。
これからの季節はどんどん暑くなるので、ジョギングもなかなか出来なくなりつつあります。炎天下を1時間走るのが限界。冬のように2時間3時間は走れません。
走りながら嫁さんと話をする。
10月に出る予定の「しまだ大井川リバティフルマラソン」まで大会が無いので、モチベーション上がらんわあ。
「じゃあ何か出たら?」
9月21日(日)の「第13回安城5時間耐久リレー・マラソンフェスティバル」というのに出てみようかなあ?
「出たらいいやん」
柔道の月次試験が行われる安城体育館の周りには、ランニングコースがあります。そこをぐるぐる回る大会です。リレーで複数参加でもよし、単独で5時間走に挑戦するもよし・・・出てみたいなあ。
主催は昔むかし「安城緑道マラソン」をされておられた団体さんなので、運営はしっかりされてると思います。
公園をぐるぐる~という大会は本当はあまり面白く無いのですが、練習会やリレーなどユルユルの要素が多い大会は、それなりに面白いと思ってます。

9月14日(日)に三重県の実家近く(志摩市)で行われる「サイクルマラソン鳥羽志摩線(とばしません)」という自転車レースにも出たいです。
ロードだけではなく、スポーツバイクなら何でもOKなので、クロスやMTBで参加される方もいます。私のランドナーでもOK(笑)。レースというよりもツーリング大会に近いかも。
125km・95km・70kmなど距離も選べるので、中学生の子供と一緒に出たい。

まあとにかく、東海地方の夏場はマラソン大会がほとんど無いので(当たり前だ)、
「出たい~!大会で走りたい~!」
と禁断症状が出てしまうのである。
なんて事を走りながら嫁に話してたら、
「あんたはホントにバ・・・」
と呆れられた。

さて夜は柔道の練習である。
今日も子供が通院。
「早く帰って来た時は、稽古に行こう」
と言ってたのだが、病院が混んで帰ってこない。ギリギリまで待ったけど、結局オヤジ一人で行きました。
わああああ、遅れたー!
普段ならば準備運動から始めて、柔軟・回転運動・受け身~打ち込みと一通りするのですが、今日は間に合わんかった。

今日は練習手抜きします(笑)。理由は左手の痺れ。先ほども書きましたが、ここ2日間ちょっとひどい状態。
午前中接骨院で看ていただき、かなり楽になったのですが念のため用心。
皆が打ち込みをしてる間、病院勤務のI先生を捕まえていろんなお話を伺いました。I先生の持病についていろいろと参考になる事をお聞きしました。ありがたいです。
稽古はそっちのけでしたが、中高年の自己診断による予防の重要性を教えてきただきました。
と言いつつ乱取りには参加(笑)。バカですねえ。

I先生と乱取りで、取りに来た釣り手をバンバン叩き落としたら、
「T岡さん、それも新ルールでは指導です(笑)」
ひえええええ!
相手が釣り手引き手を取りに来た時は、パーリングの要領でバンバン叩き落としてました。これも「組み合わない」という事で指導だそうです。
「切るのは指導」と習いましたが、叩き落として組まないのも指導です。
「でもT岡さんは上背があるから有利ですよ。奥襟や背中を取ってしまえば、切られないから有利なポジションですよ」
やはり組手争いを否定すると、小柄な人は不利なんですねえ。

今日は1本乱取りをしたら1本休みというゆるゆる練習にした。
I先生とY先生の怒迫力乱取りを見学する。
「こうだっけ?」
「こうした方が・・・」
あれ?いつもの怒迫力は?・・・どうやら二人の先生は、新ルールに対応した乱取りを研究中みたいです。切らずにどこまでやれるのか試されてるみたいです。

Y先生と乱取り。Y先生に乱取りの最中に教えていただいたのですが、相手の引き手を「切ろうとして振り回したりぐるぐる回したりするのは、当然のごとく指導ですが、普通に手前に引っ張って切るのはOKだそうです。
この差がわかりにくいです。

今日も先生方の間では、新ルールについていろんな話がされておりました。
I先生とY先生の「切らない新ルールでの柔道乱取り実験編」(←勝手に名前を付けてる)を横で拝見させていただいたのですが、確かに素人さんにはわかりやすいと思います。組手争いが無い分非常にわかりやすい。試合最初の丁々発止が無い。
でもやってる本人はあまり面白く無いでしょうねえ。
私も1~2年前は組手争いでは先生方に全然歯が立たず、
「何でこんなややこしい前哨戦があるんやあ!」
と心の中で叫んでたのですが、その先生方から、
「こうやったら奥襟持てますよ」
「ここで引手を引っ張ってから背中が持てますよ」
「相手がここを取ってきたら、この方向に捻って切って、ここを持てます」
と詳しく教えていただいた。
うちの道場の中学生柔道部員相手にそれを試すと、面白いように決まるのである。月次に挑戦中で、ほぼ同じ実力背格好の白帯の高校生相手に組手争いをしてますが、この攻防が面白くなって来てます(ただし下手糞である)。
下手糞な初心者の私でも、それが無くなってしまうとなると、ちと寂しい気がする。

通りすがり様の情報は、私知りませんでした。新ルールの改正の原因が、「オリンピック残留」「視聴者対策」とは(笑)。
格闘技をされてる皆様ならわかると思いますが、
「高度な真剣勝負ほど、素人にはわかりにくい。見てて面白くない」
という法則がありまして(笑)。
例えばボクシングのクリンチワークも、あれも一つの大きな技術だと思ってます。
よく空手の事で聞かれるのは、「顔面へのハイキックはカッコいい」・・・でもハイキックって余程の実力差が無い限り、そうやたらめったら決まるものではありません。
それよりも確実にローで相手の脚を破壊していくのが、勝つ確率が高いと思うんですが・・・ローキックって素人さんにはわかんないよなあ。地味だもんなあ。
そういえば、昔見た事のあるTV番組「探偵ナイトスクープ」で、
「簡単に攻略? 柔道の抑え込み」
というのをやってました。経験の無い視聴者と、経験者の差というものが、わかりやすく番組になってます。画像をクリックして見て下さい(笑)。

そうそうお礼を言わなければ。沢山の方にルールについての事をコメントにて教えていただきました。ありがとうございます。
ホントに失礼なのですが、コメントにレスしようにも、知識が不足しており何を書いていいのかわからない状態です。個別にレスで着なくて申し訳ありません。
でも嬉しいんですよー。こんな下手糞な中年ロートルオヤジに対して、皆さん熱心にいろいろ教えていただける事に、感謝しております。

でも変わった以上それに対応していかないといけません。
と言っても、道場で乱取りするか市民大会に出るくらいの初心者なので、まあそんなに厳しくは取られんでしょう(笑)。
市民大会と言えば、先生が、
「今年の市民大会は、指導・反則負けの嵐になるなあ」
と呟いておりました(笑)。
そうそう、柔道着の長さの規定も変わるそうですね。お尻が全部隠れないといけないって本当でしょうか?
そうだとしたら、私にはこちらのほうが痛い(財布が)。

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コメント (7)
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