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米子大瀑布訪問記

2009年08月02日 | 
晴れたのはほんのひとときでした(涙)
(1)

妙高高原の「苗名滝」を後にした私は、天気さえ良ければ斑尾高原へ行くつもりでいました。
ところが、霧雨が降るような天気では仕方がありません。
予定を早めて、須坂市にある「米子大瀑布」へと向かうことにしました。

米子大瀑布は日本の滝百選にも選定されており、左側が落差75mの権現滝で、右側が落差85mの不動滝です。
これは対岸の展望台から眺めたものですが、晴れ間が出たのはこのひとときだけでした。
もういい加減撤収しようと思った矢先のことでした・・・しかし、この後、すぐに霧に覆われてしまいました。


(2)

さて、話は遡りまして、お昼少し前に米子大瀑布の駐車場に着いた私は、足回りを固めて入山しました。
「滝まで0.8km?楽勝じゃん!」などと思わないほうが・・・
入り口の左側にストックが置いてありますので、有難くお借りすることにします。


(3)


歩いて数分で、いきなりこのような流れが目に入ってきます。
この米子渓谷は名もなき滝が数多くあり、名瀑の不動滝や権現滝へ行き着くまでにかなり寄り道をしてしまいました。
入って行けそうもない滝もいくつかあって、涙を呑んだのは言うまでもありません。


(4)

多少きつい坂道を登ると、やがて滝山不動尊奥の院に辿りつきます。
ここまで来れば、不動滝はもうすぐです。


(5)

奥の院の右手におる道を登り始めると、すぐに滝の落水する音が耳に入ってきます。
疲れがいっぺんに吹き飛ぶ感じですね。


(6)

これが落差85mを誇る不動滝です。
左側に道がありますが、滝壺というか落水する地点まで行くことが出来ます。
但し、盛大に水飛沫を被りますので、機材を濡らしませんように!


(7)

不動滝から歩いて5分ほどのところにある、落差75mの権現滝です。
この直下に素晴らしい無名の滝があって、私は暫くはそこにいました。
それが後で「しまった~!」と思うようになるとは、この時まで誰が予想したでしょうか。


(8)

米子大瀑布の白眉は何と言っても、対岸から望む二つの滝です。
でも、私は無名の滝に暫く夢中になっていたため、このビューポイントに着いた時は霧に覆われつつありました。
「しまった~!」と思いながらも、無名の滝の素晴らしさも否定するものではないので暫し待つことに・・・


(9)

そうこうするうちに、辺りは霧で覆い尽くされてしまいました。
五里霧中とはまさにこのことを言うのでしょうか。
ベストと思われる位置に、私の三脚が虚しく立っています(涙)

まぁ、ここで引き返すのもアレですので、霧が晴れるのを待つことにしました。
お腹が空いていましたので、とりあえずランチタイム♪
本当は雄大な滝を眺めながら食べる筈だったんですけれどねぇ。


(10)

どれくらいの時間が経過したことでしょう。
やっと霧が晴れてくれましたが、太陽は雲間に隠れたままです。
気を取り直して撮影開始です。

この後は、「奇妙滝」へ寄ってから、別の道で下山することにしました。
下山途中で見たのが、トップ画像の景色です。
今度は紅葉の時期にでも訪れてみたいものですね。

米子大瀑布の詳細は、↓をご覧下さい。
須坂市観光協会