写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

またしてもレンズを・・・

2009年03月15日 | レンズ
キャノンEF28-80㎜ f/3.5~5.6 USM



防湿庫はカメラやレンズなどの機材で溢れかえっているというのに、物欲の塊であるZEISSメはまたしてもポチっと・・・
入手したレンズはこれですが、実は前々から一度使ってみたかったんですよ。
勿論、絶版となっているレンズで、中古でしか手に入れることは出来ません。

このタイプは廉価版のカメラとセットで販売されることが多く、中古市場でも程度がいいものは殆ど見かけません。
しかも、Ⅱ型以降はチープな作りとなっており、レンズ構成も違うことから入手対象とはならないんですよね~。
GET!するなら文句なしにこのⅠ型です。




ということで、ある日の夜になってオークションでポチっとやってしまいました。
格安で競り合う相手もなしで、スタート価格で見事に落札と相成りました。

実はこのレンズ、市場では評価が高く、格上のEF28-105㎜ f/3.5~4.5 USMよりも高値で取引されているくらいなんです。
焦点距離のレンジも広い方ではなく、設計も無理していないため写りがいいんですよ。
F値は3.5~5.6と決して明るくはありませんが、風景撮影は絞り込んで使うため問題はありません。

欠点と言えば、逆光には極端に弱くてゴーストとフレアの嵐になってしまうことです。
でも、そこはフードやハレキリで補えば問題はありませんし、この手のレンズを敢えて逆光で使うシーンは少ないことでしょう。

嬉しいことに、このⅠ型はUSM(超音波モーター)仕様で、フルタイムマニュアルフォーカスが使えることが大きなアドバンテージとなっています。
つまり、AFでピントが合った後に、ピントの微調整が可能なんですよ。
これは撮影現場で大いに助かりますし、使い勝手に大きな差が出ます。




で、早速、今日出かけてきた和光樹林公園の彼岸桜を撮影してみました。
いわゆるデジタル対応の光学設計ではありませんが、普通に撮影できます。
むしろ、カリカリとした描写とならず、比較的柔らかに写るのが特徴でしょうか?

これはC-PLフィルターを使用して順光で撮影していますが、納得の写りだと言えるでしょう。
メインのレンズにはなりませんが、これからもいろいろなシーンで活躍してくれることでしょう。

それにしてもレンズがこれで22本になってしまいました。
一体どうするのやら?(笑)