マチンガのノート

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「甘えたくても甘えられない」:小林隆児とオートポイエーシスについて

2018-06-29 23:29:39 | 日記
小林隆児氏は、自閉的子供が、離れると寂しそうにして、近付くと
距離を取ろうとするということを述べているが、子供の内的感覚としては
近付きたくても、治療者、養育者本人の自覚していない内的運動性に対して
圧倒されそうになり、反射的に距離をとるのではないだろうか?
自閉的な人は、内外の境界が曖昧なので(京大心理臨床の著作を参照)
相手の運動性と距離をとれないので、近付くと相手に圧倒されたりして
自分というものが、さらに曖昧になるので、距離をとって
自分を持とう、保とうとしているのではないだろうか。
治療者や養育者は自覚していなくても、内的運動感は働いているので、
そのことを自覚して、抑制し、相手が内的感覚を少しずつ感じて
いくようにすることが、最善の方法ではないだろうか?
山中康裕医師が、治療者と自閉症児が共生的状態を経てから、
自閉症児が治療者へ攻撃性を向け、治療者がそれに耐えることを経てから、
お互いに目が合うようになる、言葉が出てくるというのは、
そのような過程を経ているのではないのだろうか?
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