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ザウルスの法則

北大西洋の海底アート:トランペット風図形: ディテール篇4 「海底考古学33」

2019-10-25 21:23:02 | 歴史、考古学

北大西洋の海底アート: トランペット風図形: ディテール篇4 「海底考古学33」

 

この 「ディテール篇4」 は、トランペット風図形の “周辺篇” の後半となる “B” である。

 

 黄色く着色した部分 をよくご覧いただきたい。

すでに 「ディテール篇3」 でも特に指摘してあるが、この画像のフレームは北が真上、南が真下に来るように合わせてある。四角いフレームの左右の2つの垂直の辺は経線に完全に平行で、上下の2つの水平の辺は緯線(例:赤道)に完全に平行である。

 

「ディテール篇2」 では、海底表面上の “経線ストライプ” という事象を見てきた。それらはクローラー痕ではなく、クローラー痕とは異なる原理やメカニズムで発生する海底表面上の事象である。それらは 常に経線に平行なストライプ であり、クローラー痕の内側にしばしば発生するキャタピラ痕とはまったく別のものである。

 以下の画像は上の画像の一部を拡大したものである。

 “1” はクローラー痕のマージンに発生した “経線ストライプ” である。しかし、“3” はクローラー痕とは関係なく発生している “経線ストライプ” である。しかし、ここには単にストライプとは呼びにくい要素がある。“2” は “1” と “3” の両方の要素を持っているようだ。 “4”、 “5” となるとさらに顕著になるが、タテだけでなくヨコにも規則的反復性が見られるのだ。似たような表面を持つものとしてわれわれ凡人が思いつくのは、エンボス加工のペーパータオルだ。

「ディテール篇2」 で “経線ストライプ” について考察を深めた際に、“経緯グリッド” という概念にたどり着いたことを覚えている読者もいることだろう。

経線        経緯グリッド        緯線

“経線ストライプ” は確かに南北のタテ方向のストライプであって、ヨコの線は伴わない。しかし、考えようによっては、“経線ストライプ” は “経緯グリッド” の部分的露出なのかもしれない。つまり、“経線ストライプ” は潜在的には “経緯グリッド” である可能性がある。だからこそ “経線ストライプ” とほぼ連続して “経緯グリッド” が出てきても不思議はないのではなかろうか?

改めて以下の画像をご覧いただきたい。“1” の “経線ストライプ” は明らかにクローラーの通過の影響によって発生している。

 

しかし、“2” の左端から始まって “3” “4” “5” はすべて、クローラー痕とはほとんど無関係に発生していて、しかも “経緯グリッド” なのである。

ただ、“経緯グリッド” とは言っても、上掲のイラストのような直線からなるわかりやすい格子パターンではなく、単に同サイズの隆起がタテ、ヨコに規則的に整列したパターン というだけである。

 

以下の画像は “波型ポリウレタン” というものであり、ご存じの方も多いであろう。

 

構造的には、“経緯グリッド” はこういうものであろうと考えられる。

実はこの、海底の “波型PU(ポリウレタン)構造” については数年前に以下の グアム近海についての動画 で紹介している。ただ、この動画を製作したときにザウルスは “経緯グリッド” の概念にはまだたどり着いていなかった。

 

 

今回の記事の為にあらためて訪れて、“波型PU構造” が “経緯グリッド” を反映しているかどうかを確かめてみた。

下の画像で、右上の黄色の矢印は画像が南北をタテにまっすぐにフレーミングされていることを表わしている。

左下の白いバーは縮尺のコピーで、3007 m の長さを表す。

タテの計6本のストライプは、幅約 3 km  の間隔を表わす。

 

いかがであろうか?見事に “経緯グリッド” を反映している ことが証明されていると言えないであろうか? 

場所は以下の通りで、グアム島の近くである。

 

元々、ザウルスの 「海底考古学」 は動画としてスタートしたものである。シリーズ1巻から27巻までをすべて英語版と日本語版で公開してきた。

しかし、2018年3月に起きた YouTube 管理者によるグローバルな弾圧・閉鎖キャンペーンの際に、ザウルスの100本を超える動画は動画チャンネルもろともすべて消されてしまった。反体制的・反権力的な内容の動画を公開していた世界中の動画作者が一斉にターゲットにされた、動画界の “聖バルテルミの虐殺” であった。

ザウルスの動画チャンネルも、「火星考古学」 や 「海底考古学」 だけならば、弾圧・閉鎖はなかっただろう。いずれにせよ、失われた動画を復活させるのには時間がかかり、けっきょく復活できたのは7割にも満たなかった。火星と海底の 「考古学シリーズ」 については別記事であらためて紹介させて頂こう。

 

なお、今回言及した “経線ストライプ” という概念は、実は5年前にザウルスの 「火星考古学1」 で初めて公表したものである。場所は以下のように、地球ではなくて、火星である。

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