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しかし、受け容れられない者には不快である。
ザウルスの法則

高圧線の電磁波測定: ザウルスのフィールドワーク

2017-08-05 20:31:34 | 電磁波

 高圧線の電磁波測定: ザウルスのフィールドワーク

3年前から電磁波測定器を3つそろえてきて、自宅内や地元で測定していた。しかし常々、高圧線下の電磁波を測定してみたいと思っていた。

自宅のある町にはほとんど見かけないのだが、2つ隣の駅の町には送電鉄塔がそびえているのが、電車の窓から見える。

先日、意を決して、電磁波測定のフィールドワーク(実地調査)に出かけることにした。

 

 

向かう電車の窓からの鉄塔風景。 送電鉄塔に 頭上電線注意 の赤い文字が見える。

 

 

 降り立った駅から歩くこと15分、いちばん最寄りの送電鉄塔に接近。方向音痴のわたしがここまで全く迷うことなくたどり着けたのは そびえる “鉄塔” のおかげだ。迷いようがない!

 

 そばまで来てみると、まったくの住宅地だ。送電鉄塔の根元まで何のためらいもなく住宅地になっていたのは拍子抜けであった。

「もしかしたら、測定しても大した数値は出ないのかもしれない ・・・・」

  

 

 しかし、実際に測定してみると、

3.74mG(ミリガウス) もあるではないか!

 

  

 

 

 ほとんど 4mG(ミリガウス) を指している。

 

 この界隈は、2系列の高圧送電線がほぼ直角に交差しているのだ。

 

 

 

もう一方の系列の送電鉄塔に近づいてみる。

 

 

送電鉄塔の根元の方向を示す “保育所” の看板 “ があったのにはまいった。このあたりのひとたちは上を見ないようにして生活している可能性がある。

 

 

 保育所の前で測定すると、 3.54mG(ミリガウス) である。乳幼児が集まる保育所のある場所としては、これはたいへんな数値である。

  

 参考までに、以下の資料を参考に、 低周波磁界 3.54mG(ミリガウス) の環境でどんなことになるか類推して頂きたい。

  

わずか 2mG  でも問題になっていることがお分かり頂けよう。 資料はまだまだ続く。

もちろんこの資料は“疫学的調査データ” にすぎず、“相関関係” を示しているにすぎない。つまり、“決定的な因果関係” というわけではない。しかし、誰が見ても “因果関係” を突き止めるためには非常に有益かつ不可欠なデータであると言えよう。

これだけの調査・研究がなされていても、世間一般のひとたちは知ろうともしない。そして、真実を見ようとしない人たちが、電力会社の 「問題ないですよ」 という言葉を真に受けたまま高圧送電線の下で生活しているのである。

本当に問題があったら、電力会社は 「やっぱり問題ありますよ」 「実は危険なんですよ」 と言ってくれると思っているのであろうか?

「高圧送電線の下は白血病が多いだって? そんなの、根拠の無いただのウワサだよ!」 と一笑に付すひとたちが、有害な電磁波を不必要に余計に被曝しながら何年も何十年も暮らしているのである。

もちろん、そうする自由はある。自由と民主主義の国では、好きな場所に住む自由はある。しかし、子供は家を選べない。生まれた子供は、何も知らないまま成長していく。しかし、そこは子供の成育環境としては “最悪の環境” なのだ。一部の子供たちは白血病や脳腫瘍を発症することになる。親の無責任な “選択” のせいで、子供は苦しむことになる。白血病とは “血液のがん” である。たとえこれを発症しなくても、免疫系は弱体化し、さまざまな病気が忍び寄ることになる。

もちろん、高圧線の下で生活しているひとが全員、白血病になるわけではない。タバコを吸う人間が全員、肺がんになるわけではないのと同じだ。

統計とはそういうものだ。しかし、まともな人はタバコは遠ざけるだろう。100%のリスクではないにしても、避けられるリスクは避けておこうと考えるものだ。そして、たとえ自分はベランダでタバコを吸っても、自分の子供は受動喫煙させないようにするのではなかろうか?

しかし、“高圧線下居住者” は、自分の子供にもタバコを吸わせているのと同じではなかろうか?

 

さて、保育所をあとにして、同じ高圧送電線をたどって次の送電鉄塔を目指すことにする。

見ての通り、商業地区の上を高圧送電線が走っている。

 測定器をスィッチオンにして見ながら歩いていると、なんと街中で 7.65mG(ミリガウス) を示すではないか!

 

 やや下がっても、それでも 4.24mG(ミリガウス) もある。

どうやら高圧線ではなく、高圧線から分岐した配電線からの電磁波がかなり強いようだ。

 

 

  

商業地区から、再び住宅地に入る。坂の上の方に送電鉄塔が見える。あそこを目指そう!

 

 

 

 

 

 

 

道が二叉路に分れていて、左側の道の方が勾配が急で、頭上の高圧線により近くなる。よし、まずはこっちを上(のぼ)って測定してみよう!

 

低周波磁界は、軽く 9mG を超え、9.62mG(ミリガウス) を表示した。今日の電磁波現地調査での最高値か?

 

 

こうした高台に暮らしていると、わざわざ見上げなくても送電鉄塔と高圧線の両方が、そのまま “丸ごと” 目に入ってくる毎日だろう。

“送電鉄塔” はもはや “生活の一部”、 “家族の歴史のバックグラウンド” として定着していることであろう。 

 ひとによっては、“親しみ”や “愛着” すら覚えている可能性もある。拒否できないものは受け入れるほかない。

いつも背景にいる “家族の一員” という感覚になるだろう。人間とはそういうものだ。

  

 

ここの多くの住宅は斜面に建っているので、地面を水平にするために底上げをしている。なので、そのぶん高圧線に近づいていることになる。

さらに、この界隈の家は二階家がほとんどであるが、当然一階よりは二階のほうが上空の高圧送電線からの電磁波による被曝値は高くなる。路上で 9.62mG(ミリガウス) ならば、二階の部屋は 10mG(ミリガウス) を軽く超えているはずだ。何も知らずに、二階を寝室にしている家庭も多いことだろう。

 

 少し歩くと頭上の高圧線が、交差していることに今さらのように気づいた。ほぼ直角である。 今日のいちばん最初の鉄塔近辺でもほぼ直角に交差していた。 

 測定値は 9.48mG(ミリガウス) である。

 

  

 

 

 高圧線から伸びている配電線の一本が非常に低く下がっているのに気づいた。ジャンプすれば届くくらいの高さである。測ると、6.23mG(ミリガウス) であった。

考えてみると、低く下がっているのではなく、わたしが立っている高台のそばを配電線が走っているだけなのだ。

  

  

  坂を下りて、二叉路の分岐点から右側の道を行くことにする。送電鉄塔はその先だ。

 

 

 

  

   こちらの道路も坂道だが、なだらかに右にカーブしている。ここからでは鉄塔の根元は見えない。

高圧線をよく見ると、ほぼ直角に交差している。

 

 

   

鉄塔の根元が見えてきたところで、測定すると、7.37mG(ミリガウス) もある。

今日の送電鉄塔の中でいちばん大きく、電線の数も多いように見えるが、それを反映しているのかもしれない。まだ高圧線の下に入っていなくても、この数値である。

 

 

 

  鉄塔の根元にたどり着いてみると、鉄塔は道路の面よりずっと底上げした土台の上に乗っているのがわかる。 少しでも住民の受ける被曝量を減らすためなのか、それとも単なる技術的な必要性からなのかはわからない。 

右の写真は道路を挟んで鉄塔の向かい側に建っているレンガ色の住宅。高台の上に建てられていて、鉄塔と競り合うようにしてそびえているぶん、まわりの家々よりも多く浴びているだろう。

  

 

 さて、いよいよ今回最大の高圧線鉄塔の直下での測定である。なんと、10.57mG(ミリガウス) である。 ついに、堂々 2ケタの大台に乗ってしまった。ほとんど 11mG(ミリガウス) である。

 

 

 

 となると、わたしが測定した路上よりも10数メートルは高いこの真向かいのレンガ色の洒落た家ではどうなるであろうか?

実はこの家は、二叉路で最初にのぼった高台の上にあった家の正面側である(右の写真)。あの時はこの家の裏側から鉄塔を眺めていたのである(下の写真)。

ほぼ高圧線直下と言える位置にあり、しかも、送電鉄塔と競り合うように高台に乗って背伸びをしているぶん、電磁波被曝量は町内で随一であろうと思われる。 

                        裏口側                             表玄関側

いくら屋根を金属製のスレートにしても、低周波磁界は遮断できない。そこを離れるしか逃れようがないのだ。 

 さて、「日本は国土が狭いから仕方がないんだ」 などと言いだす人間がいるものだ。しかし、それは子供じみた詭弁である。

誰も高圧線の下に住むように強制もlしていないし、誰も強制されてはいないのだ。高圧送電線の下や近所に住み、そして住み続けるというのは、自由意思に基づく選択の結果である。 「日本は国土が狭いから、あなたは高圧送電線の下に住みなさい」 とは誰も言っていないのだ。

高圧送電線の下から住民がいなくなったからといって、そのぶん人間があふれて日本列島からこぼれるということもないのだ。

 

わたしが問題にするのは、子供を “道連れ” にする点である。

子供のいない夫婦とか、単身生活者とか、高齢者が高圧送電線の下で大量の電磁波を浴びながら大の字になって毎晩寝るのは全然かまわないと思う。誰にでも好きなところで暮らす自由はある。なんぴともその自由を奪うことはできない。わざわざ高圧線のあるところに住むのも人の勝手である。そういう偏屈で自虐的な生き方があっても、それはそれで、けっこうではないか。その選択は尊重されるべきであろう。

しかし、何も知らない、罪の無い、そして大人よりもはるかに傷つきやすく、より大きな被害を受ける子供を “道連れ” にするのはいかがなものか?

上のグラフでは、わずか 4mG(ミリガウス) で子供の脳腫瘍や白血病の発症率が跳ね上がる ことを示している。

この高台では、 路上で 9.62mG(ミリガウス) であった。 住宅の2階では軽く 10mG(ミリガウス) を超えている と考えられる。2階が子供部屋になっている家も多いことだろう。子供部屋で寝る子供がほとんどではないか?

 

高圧線の下の家に暮らす夫婦の場合、これから生まれてくる胎児も含めて考えていただきたい。両親が電磁波によってボロボロになっていれば、母親が身ごもる以前に、すでに胎児は障害を負うことを運命づけられているケースが普通である。有害な電磁波はそれほどまでに人間の身体を深く貫き、DNAレベルで損傷を与える恐ろしい力を持っているのである。

そして、そうした損傷、欠陥、奇形 といった“初代” の結果は、負の遺伝として次の世代にも引き継がれてしまうのだ。

まわりから引っ越しを勧められても拒絶するような “高圧線下居住者” はその “頑迷さ” のために、先天的障害、奇形、といった “罪深い遺産” を子供だけでなく、孫、ひ孫といった末代まで、残すことになる。そこまでわかっている “高圧線下居住者” がどれだけいることか。

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13 コメント

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ご苦労様です (トラさま🐱)
2017-08-07 07:10:51
大変勉強になります
ありがとう😃
トラ さま (ザウルス)
2017-08-07 11:26:04
お役にたてて何よりです。
電力会社や携帯電話会社はマスコミの巨大スポンサーにのしあがってマスコミを支配しています。自分たちに不都合な情報を徹底的に隠蔽しています。
「何かあれば、マスコミが騒ぐはずだ」 と思っているひとたちはすでに騙されているのです。

日本では常に潜在的な大規模な危険についての情報はぎりぎりまで組織的に隠蔽されています。
隠しきれなくなったときはもう手遅れになっているのです。日本の公害の歴史が語っています。
3.11が起きるまで国民は東電が営々として築いた原発安全神話にどっぷり浸かっていました。
怖いですよね。 (katsuo)
2017-08-07 19:07:50
昔、中高生の頃、変電所のそば(Googleで図ってみたら130メートルくらい)に住んでたんです。
当時、通院するほどの原因不明の偏頭痛に悩まされた時期があったんですけど、視神経の使い過ぎだろうと言う事に
なってました。
今思うと電磁波だったと思います。母親も頭が痛いとよく言っていたような気がします。
こういうのは鈍感な人は結構何も感じないんですけどね。

引っ越してから何年も経って、隣家の子供が白血病で無くなったというのを風の便りに聞いた時、
ああやっぱりな、と思いました。

こんな事もありました。庭にフクロウが落ちてたんです。綺麗な状態で。
これは珍しいと、父が剥製にして今でも実家にありますけど、
あれも今思うと電磁波の影響で落っこちて死んだのでは?と思ったりします。

当時はホントに無知だし、変電所の向こうに夕日が落ちて行く光景が綺麗だったので、
いい眺めの場所に家を立ててくれてありがとうと思ってましたけど。

ちなみに今の家を買う前は、簡易機器ですけど電磁波測って調べました。







katsuo さま (ザウルス)
2017-08-07 20:03:40
変電所から130m はけっこう近いですね。
都会では最近はとなり近所との交流もlなく、情報の共有もあまりないので、何か家族の健康問題があっても自分だけ、自分の家族だけと思っている事が多いのです。
「歳のせいかな、更年期障害かしら、パソコン仕事が多いせいかな、仕事のし過ぎかな、飲み過ぎかな ・・・」 という調子です。

感じていないひとも、いくら強がったことを言っていても、DNAレベルでは同じように損傷を受けています。子供の世代では確実に健康水準が下がっています。
昔からありますよ (希ノ醍 輝平左ヱ門)
2017-08-07 22:27:52
ネット検索「電磁波、高圧鉄塔大阪、門真市」
で調べてみれば良いですよ。
昔々、日本テレビ系列の夜のニュース番組で特集していたことがあります。
高圧送電鉄塔がいく筋も立ち並ぶこのまちでは沢山の白血病患者や癌患者が出ているという、有名な話です。
今では、健康被害を軽減する技術もある様ですが、まだ非公開とされています。命が惜しいので私からは公開しません。
希ノ醍 さま (ザウルス)
2017-08-08 08:24:39
ご指摘ありがとうございます。
1995年、テレビ朝日の 「ザ・スクープ」 が 「高圧線の電磁波 人体への影響は?」 と題するドキュメントを放映、大阪、門真市にも触れました。しかし、その後、この種のテレビ報道がパッタリ途絶えています。 

つまりテレビでは電磁波問題がタブーになってすでに22年経っているということです。22年もブラックアウトを続け、人々が忘れることをひたすら望んでいるのです。
このブラックアウトは携帯電話と携帯基地局の電磁波問題が出てきてからさらに徹底してきています。

「何かあれば、マスコミが騒ぐはずだろ」 と思っているひとたちはすでに骨の髄まで騙されているのです。

やっぱり!!! (mobile)
2017-08-08 12:04:30
高圧線による電磁波は凄い!
他にスマートフォン,ハイブリッド車等もけっこう危険だと思うので、またレポートしてください。

そうそう、リニアモーターカーなんか絶対強烈だと思います。
mobile さま (ザウルス)
2017-08-08 12:56:32
リニアモーターカーは、磁力で浮かせ摩擦をゼロにして滑らせるわけですから、とんでもない電磁波(磁界) を発生させることになりますね。無人運転にしないと運転手はみなそばから使い物にならなくなってしまうでしょう。
乗客も大して変わらないはずです。リニアモーターカー通勤の人間がきっと出てくるでしょうが、興味深い人体実験となることでしょう。
Unknown (希ノ醍 輝平左ヱ門)
2017-08-08 13:44:26
電磁波を発生させる施設は高圧鉄塔の他には、電車や地下鉄の通る線路があります、単線よりも複線化してある路線の方が、危険度が高いでしょう。
名古屋市や、東京都には複数の路線が入り組み、ループを形成し、ひし形だの多角形に組まれた路線も存在しています。上り線下り線の立体図形に組まれた地下鉄路線などもあります。これらが安全とは言えないでしょう。
事実、隣町には、JRと私鉄線のループを形成している市街地がありますが、この線路に囲まれた地域を、地元警察では、「魔のOOOO地帯」と呼び、犯罪発生の危険地帯として警戒してきたと聞いています。

日本という国 (ころん)
2017-08-08 19:41:40
骨の髄まで騙されてる人は、私でした。

この間、ザウルスさんに学んで、息子には、「赤ちゃんの見張り番は、電磁波危ないよ。Wi-Fiも赤ちゃんの頭近くに置かないで」と、LINEしておきました。
その後しばらくして、息子宅に行くと、「赤ちゃん見張り番」があって、固まりました。
声だけではなくて映像も映るものでした。

お嫁ちゃまには、言えませんでした。優しいお嫁ちゃまとの、絆が壊れそうで。
なので、何も言えなかった私は、情けない人間です。
今度息子が来た時に、ちゃんと説明しようと思ってます。

言うのを我慢して帰ったので、八つ当たりなんですが、、、

こんなものを販売している企業の信念を疑います。

さらに、情報を流さない日本という国に、落胆しました。

今は悲しい気持ちでいっぱいです。

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