与那国島の 「海底遺跡」 のウソ:エセ研究者と観光業者による産業化
与那国島というと、「海底遺跡」 を連想するひとも多いことだろう。地図であらためて見ると、まるで台湾の領土だ。(笑)ある意味で、これが日本の領土になっているのは、常々弱腰の日本にしてはすごい。(笑)
さて、「海底遺跡」に話を戻すと、あれは与那国島の “島おこし” のために使われたまったく天然の海底の岩場である。観光資源にするために、学術的な証拠もないのに、「遺跡」 と勝手に呼んでいるだけである。
わたしの知人のダイバーが2年前に潜って見て来たが、「あれはどう見ても自然の岩だよ」 と証言している。彼は未知の古代文明一般については大いにあり得るという立場の人間であるが、「与那国島の海底遺跡」 については何の意味も認めていない。
地質学的、岩石学的に言うと、あれは “節理” 、特に “方状節理” というものである。陸上ではそんなに珍しいものではない。1986年にダイバーによってたまたま “海底” で見つかったので、「未知の遺跡だあ!」 という触れ込みで当時のオカルトブームに乗ってさかんに喧伝されたのだ。一部の古代文明マニア、オカルトマニアやエセ研究者が一斉に飛びついて、「従来の日本の歴史を書き換える大発見!」 と吹聴して今日に至っている。(笑)
今では押しも押されぬ観光資源の地位に納まって、毎年たくさんのダイバーが “海底遺跡” 詣(もう)でにやってくる。要するにウソをついて金を騙し取っているのだ。
「海底遺跡」 という言葉を使うこと自体が、 “ウソ” をついているのと変わらない。
大衆の無知に乗じた、立派な “詐欺商法” である。
「遺跡ではないと100%証明されたわけじゃありませんからね。」 「誰にも迷惑をかけていませんからね」 「夢があっていいんじゃないですかね。」 というふうに業者やエセ研究者たちは “正当化の理屈” を用意している。世間は特に真偽を問わずに放置する。そうしていつの間にか地元や業者には “利権” が発生して、今度は “既得権益” を守るために、“金儲けのためのウソ” を “公式の既成事実” にしようとする。そうして、今では観光を含めた一大産業に成長しているのだ。いやはや。
この国には同様のパターンがいくつもある。
青森にある 「キリストの墓」 というのもそれだ。
当の “新郷村” を訪れる年間1万人程度の観光客のほとんどが 「キリストの墓」 を目的としているという。キリストの墓があるからこそ、新郷村は近隣の町や村とは異なり、ペンション、ホテルも充実しているのだ。この村ではキリストの墓にちなんだ饅頭やクッキーやキーホルダーが売られ、観光ガイドもいるのだ。
つまり、誰かが言いだした 「キリストの墓」が、今では決して侮れない “観光収入” をもたらす立派な “観光資源” になっているというわけだ。こうして、“地元の権益” になってくると、その拠って立つ “資源” の真実性を問うことは、“営業妨害” とみなされる。
「夢があっていいじゃないですか、ロマンですよ」 などとお茶を濁すのだが、結局は “金儲け” なのだ。「“金儲け” の邪魔をするな!」 と白い目で見られるのだ。つまり、「余計な詮索をして商売の邪魔はしないでくれ!」という論理である。
「与那国島の海底遺跡」もまったく同じパターンである。「商売してるんだから、邪魔しないでくれ!」 「誰にも迷惑かけていないでしょ?」 という論理である。そこでは、“損・得” と “利・害” という価値基準だけが支配していて、“真・偽” という価値基準で物事を見ることは許されないのだ。日本人の “虚偽(ウソ)に対する寛容さ(甘さ)” につけ込んでいる。
“夢” だの “ロマン” だのと言うのは、要するに “ウソ” ということなのだ。違うだろうか?
本当に “遺跡” なのかどうかはどうでもいいのだ。単にそういう風に言えばたくさんひとが集まって、それだけ “金儲け” になるというだけなのだ。真実かどうか、考古学的な裏付けがあるかどうか、などはどうでもいいのだ。
オカルトマニア や エセ研究者たち や 業者たち にちやほやされてきているのである。さらに言えば、ほとんどの住民は実は、どちらでもいいどころか、“遺跡” などではないことを最初から本当は知っているのだ。
与那国島に “海底遺跡” があることにすれば、 “有名” になるぞ! “人寄せ” になるぞ! “観光資源” になるぞ! マリンスポーツのメッカになるぞ! “観光収入” が増えるぞ! 島民の生活が豊かになるぞ!というだけなのである。
本当に “古代遺跡” なのかどうかは、むしろあいまいにしておきたいと思っているにちがいない。実際、グーグルで、「与那国島、海底遺跡」 で画像検索すると、以下のような検索結果が出てくる。
上から2段目左はじの “赤枠で囲んだ画像” を見たことがある人もいるかもしれない。たしかにこの画像はひときわ目を引く。
気になるこの画像を調べてみると、以下のような記事が出てくる。
たしかに非常に印象的な見事な画像である。
もし、本当にこれが与那国島の海に存在するならば、ザウルスも考えを改める必要があるかもしれないと本気で思った。
そして、とにかくこの画像を徹底的に調べ上げた。すると、たしかに海外のサイトでは “Yonaguni” というと、この画像と一緒に出てくることが多いのだ。
しかし、ついに以下のことが判明したのだ。
1) この画像は与那国島とは何の関係もない。
2) この画像で写されている物は、実はメキシコ湾にある。
3) メキシコの或るリゾートホテルがダイバー客を楽しませるために海底に沈めたアステカピラミッドの小さなレプリカである。
これを下からUPで撮影すると以下のようになる。
これを画像処理して以下のように暗くすると、一層 “謎の海底遺跡” っぽくなるというわけだ。
いかがであろうか? ゾクゾクしてこないだろうか?(笑)
いわゆる 「与那国島の海底遺跡」 の画像のうちで、この画像ほど “人工的” に見えるものはないのだ。あとのものはほとんど地質学的な “方状節理” で十分に説明できるものばかりである。以下の画像をあらためてよく見て頂きたい。
“方状節理” は、地質学的、岩石学的な現象で、幾何学的、規則的に見える岩石の直方体的な形状であって、しばしば観光名所になっていて、火山国の日本にもけっこうある。
“寝覚の床” は木曽路きっての渓流美として有名な観光地であり、その人工的に見える “立体的構造” は非常に印象的である。
これを見ると、“与那国島の海底遺跡” などよりもずっと “人工的な構築物” に見えないだろうか?(笑)
しかし、誰も “寝覚の床” を “古代文明の遺跡” などとは言わない。(笑) 当たり前だ!
しかし、海底にあれば “古代文明の遺跡” になってしまうのだ。
これが “与那国島の海底遺跡” のからくり (トリック) である。
陸上なら “自然の造形” で、 海底ならば、“海底遺跡”?
このトリックに今でも多くの人が騙され続けている。(笑)
しかし、ザウルスさんのみごとな謎解きですっきりしました。たしかに日本人はウソに甘すぎるかもしれませんね。そんなんだから、韓国人や中国人のウソがいつまでも堂々とまかり通ってきたのかもしれませんね。
日本人はたしかに “ウソ” を嫌うので自分からはあまり “ウソ” はつきません。しかし、相手が “ウソ” をついているのを許容して、逆に責められてしまうという “マゾヒズム” があるようです。
ご指摘のように、南京虐殺、従軍慰安婦、徴用工、レーダー照射 といった問題は、そうした日本側の “病的なマゾヒズム” に原因がありそうです。
日本人は異常なほど “責められ好き” なのです。異常なほど “騙され好き” なのです。異常なほど “裏切られ好き” なのです。
が掲載される。北海道旅行の際、屈斜路湖の「クッシー」の話を観光バスガイドさんから聞いた。「ウソまる分かり」の話なら「許せる?」が、まことしやかなウソは人心を惑わすウソである。でも一方で「騙されるもんがアホや」とも思う。
ザウルスの真実を伝える多くの記事は一言で言うと、“おせっかい” です。
住宅街を 「振り込め詐欺にご注意ください!」 としつこく放送して回るパトカーのようなものです。日本人は騙されやすい国民なので、「騙されるもんがアホや」 とふだん思っている人ほど騙されているからなんです。
ザウルス!
ひさしぶりに君の無駄なブログを検閲してみると、するか!
何々、与那国島の『海底遺跡』が、ウソだって?
うん、なるほどな。
この、見解には、君の意見に概ね賛成するよ。
まあ、ぼくも、与那国島の海底遺跡?は、『マユツバ』ものだと思う。ぼくは、直接、潜水作業をして調べたわけではないが、人口的な構築物である可能性は、極めてすくないな。
与那国島が、村おこししたかったら、自衛隊の大規模な基地の島にすればいい。海上自衛隊の『海底基地』でも作れよ!
しかし、人口地震の話も、『マユツバ』ものだな。
専門家に聞いたら、『人口地震』は、理論的にはありうるが、現実に運用実行することは、極めて困難だ。という見解だ。
少なくとも、大東亜戦争当時、そんな地震兵器が開発されていたとは思えない。
当時の風評さえもない。
君は、地質学者や軍事学者の見解を聞いたのか?、、、、、、?
★ところでだ、、、、それはともかくとして、、、だ。
例の愛子様のことだが、それについて、おかしなことをぬかすのは絶対に許さないぞ。
愛子様の、替え玉がいるなどということは、繰り返すが、絶対にあり得ない。、、、断言する。
替え玉を雇う必要性もなければ、動機もない。また、愛子様と同年齢の『そつくりさん』など探すのは困難だし、いたとしても本人や家族が(替え玉の仕事を)承諾しないだろう。
愛子様には、両親の東宮殿下御夫妻や天皇皇后両陛下、宮内庁の侍従、学校の教師や、同級生など愛子様の御生長を見守った来た人々がたくさんおられる。
どうして、替え玉などが入り込む余地があろうか?
どころで、君は、愛子様に直接、お目にかかった事があるのか?たぶん、ないだろう。
だったら、いい加減な事をぬかすな!!
君は、以前から愛子様の『替え玉説』を主張しているらしいな?!
一体、どういうつもりなんだ!!君の、その不逞な意図が理解できぬ。
君の『愛子様替え玉説』の論点について、検証?するつもりはない。!
替え玉説など、荒唐無稽な妄想であり、議論するにも、値しない。
愛子内親王殿下の替え玉など、、断じてありえない!!、、、、それは、ぼくが、はっきり証言するわ!!!
だからこそ、君の、妄想・虚言・冒涜行為に、激怒しているのだ。 いいか!!ほんとにふざけるんじゃないぞ!!
このブログは、『真実を究明するブログ』だと!! なにが、『真実だっ!!』
きみが、愛子内親王が替え玉だと言うのなら、君が調べた写真資料を添えて、宮内庁に公開質問状でも出したらいい?、、もちろん、君の本名でだ、、、
そうなったら、君は皇宮警察に逮捕されて、楽しい事になるぞ!
君のやってることは昔だったら不敬罪だ。今だって、法律の解釈次第では犯罪になるぞ?
それに、このことで、愛子様が学校でいじめられたら、君は責任が、とれるのか?、、キミこそ児童虐待犯ではないのか。!
妄言を、慎み、節度をわきまえ、皇室に敬意を、示すことこそ、日本国民の本分じやないのか!
“与那国島海底遺跡デタラメ説” には、ほぼ同意して頂けたようで、とても嬉しく思います。
「人口地震の話も・・・」、 おそらく “人工地震” のことを言っているのかと思いますが、「少なくとも、大東亜戦争当時、そんな地震兵器が開発されていたとは思えない。当時の風評さえもない。」 とおっしゃっていますね。
「・・・とは思えない」 とは、けっきょくあなたの想像力と知的レベル次第でしょうね。
また、「当時の風評さえもない」 とのことですが、このブログで記事にもしている 「米国式地震」 のビラはお読みになっていないのでしょうか?これが風評になっていないわけがないでしょう。あなた一人の耳に届いているかどうかで決めているのでしょうか?
また、わたしは米国のCIAの前身の組織が1940年代に作成した文書まで根拠として挙げていますよ。読んでいますか?
最後の “愛子様複数説” に対する 「だからこそ、君の、妄想・虚言・冒涜行為に、激怒しているのだ。 いいか!!ほんとにふざけるんじゃないぞ!!] との言いがかりですが、 けっきょく、それも “単なる個人的な怒りの表明” にすぎないということですね。
つまり、第三者が客観的に判定できる、 ザウルスの “愛子様複数説” に対する“反論” というわけではないということですね。要するに、イチャモンとか言いがかりのレベルの書き込みということですね。
あまありにも突飛で事実でない事の
証明を外部に求めています
冷静に自分の思想背景を検証して
自分を再構築すべきです
私も同じ様な状態に居ました。
「あまありにも突飛で事実でない事」 とは何のことですか?これでは意味不明です。
もし、「与那国島の海底の岩は遺跡」 ということだとしたら、みずから 「事実でない」 と認めていることになりますね。
「・・・の証明を外部に求めています」 とはどういう意味ですか?外部だろうが内部だろうが、きちんと証明できればいいのではないでしょうか?
「自分の思想背景」 と、与那国島の海底の岩が “方状節理” に過ぎないことと、どういう関係があるのでしょうか?
強いて言えば、ザウルスの思想は実証主義、合理主義です。“証拠に基づいて論理的に説明する” のがザウルス主義です。しかし、それのどこがいけないのですか?
「自分を再構築すべきです」 ・・・ はあ? どういう意味ですか? 文脈からしても日本語としてもちょっとおかしくないですか?エラそうに説教していますが、実に空疎です。
「私も同じ様な状態に居ました。」 などと、“上から目線” で語っているわりには、総じて実に無内容のコメントですね。
与那国島の海底の岩が本当に “遺跡” なら、この記事が誤りであることを証拠を挙げて証明できるはずでしょう?
それが少しもできていないのは、けっきょく合理的に否定されたのに憐れにも未練を捨て切れない “オカルト信者の恨み節” ということじゃないですか?
このブログの記事 「デタラメ動画 「この地球に山や森は存在しない」 (前篇)のトリック 」
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/d2317c95ce6f6dd1e4c639ba4bcdc52a
を読んでも、諦めきれず、まともに反論もできないまま、惨めにコソコソ信じ続ける情けない “信者” が無数にいますよ。あなたも同類のようですね。
ここでは、正しい物事の見方や考え方、説得のための、日本語能力などが必要不可欠です。
貴方の、何ら言語化できていない、感情的な言いがかりは、不要なのです。
何を、言いたいかというと、反論には論理的言語言語能力が必要なのですが、貴方にはその能力が不足していると見えます。
そのままのあなたでは、「考え方の違う方々を、説得するのは、無理でしょう。」
ですから、それを身に付けるための、新しい勉強が必要ですね、まあ考えてみてください。
現在の、あなたの問答では、誰をも納得させるような、日本語にはなっておりませんので、お気を付けください。