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竹島近海のクローラー痕: 計測基礎篇1 途方もない巨大さに言葉を失う

2019-09-07 21:14:12 | 歴史、考古学

竹島近海のクローラー痕: 計測基礎篇1 途方もない巨大さに言葉を失う 「海底考古学 32」

 

 

  

 まず、この海域全体の大きさを大まかにつかんでいただきたい。

縮尺はちょうど 100km である。この尺度をコピーして並べている。

 

 中央やや左に位置する大陸棚から下がった部分だけに限ると、横幅は 300 km ほどで、縦の長さは 200 km 弱といったところか。

 

 

 

 

 

   

 

 

竹島近海のクローラー痕の主なものの “長さ” をいくつか見てみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 ざっとこんな感じで、どれもかるく100km を超えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

次に、クローラー痕の幅などを見ていこう。1,2,3,4.... と順に見ていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 “断面図1”

 この海域のクローラー痕は水平でないものが多く、クローラーは多かれ少なかれ傾いたまま進んだと思われる。理由はわからない。

 

“断面図1” では、左右の高低差は 92m ある。

 

 ここでのクローラー痕の幅の計測としては、まず 想定されるクローラーの幅 を傾斜に沿って確定する(赤枠)。

次にその赤枠を水平にして、下の断面図の “ひと幅1km” の定規にあてがうと、より正確な計測値が得られる。

青数字の 6 と 7 の間が微妙であるが、これは要するに以下のようなことである。

傾いた赤枠の右下の角は 6.3 km ほど(縦の赤線)になるが、水平に起こしたとすると(水色の枠)、 6.6 km あたりにくる。つまり、直角三角形の斜辺は底辺(青数字の列)よりも長いのである。

 

“断面図2”

  

 

 

 ほとんどのクローラー痕には中央に一貫して走る溝がある。しかし、ここで断面図を見ているクローラー痕の場合、その溝が際立って深いように見える。

 

計測値としては、その溝の幅は 670m で、深さは 220m である。この海域では最も深い 中央溝 である。

なお、クローラー痕じたいの幅はほぼ 6km である。

 

 

 

 

 

 

 

“断面図3”

  

 

 

 海底表面の画像からはとても見て取れないが、このクローラー痕にも断面図1の場合と同様の、かなりの傾斜がある。

ご注意いただきたいのは、これは海底に元々あった斜面をクローラーが通ったというものではない。なぜならば、傾斜の幅はまさにクローラー痕の幅に一致しているからである。 

クローラー痕の断面の左側を見ると、クローラー痕の端までが大きく隆起している。

反対側の右側を見ると、逆にかなり凹んでいる。クローラーの通過の際に相当の圧力が海底表面に加わったことが考えられる。

 

 

 

“断面図4”

  

 

 

 この軌跡の断面図もかなりの勾配を示している。

しかもこのクローラー痕の幅は 9.2 km もある。 

少なくとも 9.2 km の幅のある何かしらがここを通ったと考えることは許されるのではなかろうか?

その何かしらを 「海底考古学」 では “クローラー” と呼んでいる。

9.2 km の幅と言われてもピンとこないものだ。

参考までに以下の山手線の駅間距離の図をご覧いただきたい。

 

 

 

  

 

池袋駅 ー 浜松町駅 の直線距離がほぼ 9.2 km である。 渋谷駅 ー 上野駅 の直線距離はほぼ 9.3 km なので、こちらも多少は参考になろう。

 

 

しかし、この図では 9.2 km の幅をもった “実体” をイメージすることは難しい。

 

 

 

クローラーがどういうものかはわからないが、“海底を這い回る巨大な何かしら” であるに違いない。

 

そこで、“視覚的にクローラーの大きさに近いもの” を探した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大島という島は円形ではないので、以下にまとめたように、どの場所から見るかによって “幅” が違う。

 

 

 

さて、クローラー痕が、“クローラーが海底を移動した軌跡” であるならば、少なくとも “クローラー痕の幅” は “クローラーの幅” を反映していると考えてよさそうである。しかし、クローラーがどういうものかはわからないとしても、海底を移動するようなものであるならば、その何かしらには “幅” だけではなく “長さ” もあるはずだ。

宇宙にはさまざまな生命形態やテクノロジーが存在するだろう。しかし、地球の生物の形態と構造、そして人類が作ってきた乗り物などの形態と構造からすると、移動する生物や乗り物のかたちは進行方向に沿って長いものが多い。特に水上や水中を進むものはほとんどがそうである。魚、イカ、クジラ、船、潜水艦などがいい例である。

もちろん空を飛ぶコンドルやステルス爆撃機などは進行方向に平行な胴体よりも両翼の幅のほうが長い。また、地上を移動する動物では、二足歩行をする人間は例外として、ほとんどの場合、四足獣のように体の軸に沿って移動する。犬や馬といった哺乳類。トカゲ、ヘビ、カメといった爬虫類。カエル、サンショウウオといった両生類。そして多くの昆虫やミミズなどの環形動物。

しかし、一般に動物でも虫でも、空を飛ぶものはコウモリでもチョウでもトンボでも、胴体は進行方向に向いていても、両翼や両羽根は胴体よりも大きい。空中を進むためというよりは、空中にできるだけ長く滞空するためであろう。

 

さて、クローラーの場合を考えなくてはならない。

まず海底でも地上でも、“這い回るもの = クローラー” に限って見てみよう。

 

 

 地上でも海底でも這い回るものに関しては、進行方向に長いもの、体軸のほうが幅よりも長いのが原則であるように思える。もしこの原則がクローラーにも当てはまるとしたら、クローラーの進行方向の長さは、その幅よりも長いと言えることになる。

ここに挙げた地上や海底の生き物の例からすると、“幅と長さの比” は、どう控えめに言っても、“1:3以上” はある。

 

そうすると、もしクローラーの場合、もしその “幅” が 9.2 km であるならば、クローラーの “長さ” のほうはその3倍の 27.6 km あってもおかしくないと言えるかもしれない。もっとも、これはクローラーが地球の生物とした場合の話である。海底を這い回る乗り物というのは地球人類の今日のテクノロジー水準ではまだほとんど耳にしないので、クローラーが何らかの技術的、工学的な産物とした場合の “幅:長さ 比” を類推して算定することは非常に困難である。

しかし、それでも進行方向に沿った “長さ” が、“幅” を上回るだろうということは言えるのではなかろうか?例えば、“幅:長さ 比” をできるだけ控えめに見積もって、“1:2” としたらどうであろうか?仮にクローラーが生物でなくて、乗り物かロボット(自動車、電車、戦車 etc.)だとしても、“1:2” くらいの比率を想定することは許されるのではなかろうか?

 

 

“断面図4” では、クローラーの軌跡の幅はすでに 9.2 km として計測され、客観的に確定しているのであるから、その同じクローラーの “長さ” として2倍の 18.4(9.2 km x 2) という数値を与えても、決して法外な数値とは言えないであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翻(ひるがえ)って、ほぼ楕円形の大島の真横からの実際のサイズを見ると、狭い方の長さとしては “湘南平” から見た 9.1 km が最も小さい値である。

 

 

長い方の長さとしては 伊豆白浜から見た 長さ 14 km が最大値である。この大島の “幅:長さ” の比 は、“1:2” どころか、わずか “1 : 1.5” ほどである。

 

ということは、小田原城址から見た 9.27 km がクローラーのほぼ真正面からの幅だとしたら、伊豆白浜から見た 14 km は、   9.27 km の 1.5倍弱(13.9 km)であるので、これがクローラーの長さだとしても決して誇大な数値ではないと言えるであろう。

 


つまり、大島という島そのものを “クローラーのモデル” とみなしても決してデタラメな話ではないと言えるであろう。視覚的なイメージがなかなか得られない、幅や長さが数キロメートルにおよぶ実体として、“海の彼方に見える大島” はクローラーのうってつけの視覚的モデルとして使えるだろう。

このくらいの大きさのものが、竹島の近海の海底を這い回っていたということになる。大まかなイメージとしては間違ってはいないだろう。


 

 

 

6つの場所からの大島を望む画像を一覧したが、それらのいずれも、そのまま “クローラーの大きさのイメージ” として役に立つと言えよう。

 

 

  

そんな話は聞いたことがないと、いくらあなたが言っても、あらゆる客観的で数値的な証拠がその存在を指し示している。いくら新聞やテレビで話題になっていないとしても、事実は事実である。

事実は無数にある。世の中には重要な事実と、重要でない事実があるのだ。重要な事実を “真実” という。「海底考古学」 は真実を伝える。

  

 クローラーの大きさを把握してもらうために、すでに “山手線の図” を使ってきた。「♪ まーるい緑の山手線」と歌われているようだが、実際は円からはほど遠く、縦に長い “盾型” の輪郭である。そしてこの “山手線の盾” は、実はそのまま大島一周として “楕円形の大島” にちょうどよく収まるのである。

 

“断面図5”

 

 

 

 さて、この断面図は今までのようなクローラーの軌跡に対して直角に切った断面ではなく、軌跡に沿って平行に切って見たものである。

まるでキャタピラ痕のように見える軌跡の長さ 15 km ほどの断面を見たところである。

たしかに波打った起伏があるのがわかる。

例によって、断面図のフレーム内の “ひと幅” が 1 km である。

 

 

 波板トタンのようだが、一つの山のてっぺんと谷底との高低差は 28 m である。

 

 

 

 ピンクの “5” の数字の下を見ると、クローラーが縦横に幾度も走ったような痕跡が見られる。まるでブルドーザーか戦車がここで “切り返し” をしたかのような印象がある。実際 “5” の数字のすぐ左には、まるで戦車が方向転換をしたかのような痕跡が見られる。ここのクローラー痕の幅は次の断面図で見るように 8 km 以上ある。ちなみに、ブルドーザーのキャタピラーの幅は片方だけで 56 cm ほどである。

言うまでも無かろうが、「これらはキャタピラ痕である」 と主張しているのではない。「キャタピラ痕のように見える」 と言っているだけである。あなたにはそう見えないだろうか?

 

 “断面図6”

 

 同じクローラー痕であるが、今度は “幅” の断面図である。

 “幅” の計測値は 8.5 km である。これだけの幅のキャタピラを想像することは難しい。

 

軌跡に対して直角の断面でも、若干の起伏が見られる。

全体としては断面の上端は直線ではなく、緩やかなS字カーブを描いている。

 

キャタピラであれ、何であれ、“幅が8.5 km ある何かしら” がここを這い回っていたことは間違いなかろう。

 

 

  “断面図7”

 

 

 “7” の軌跡の左側に “6” が見えているので比較しやすいだろう。“6” の幅は 8.5 km であったが、 “7” の幅は 7.6 km である。

幅だけで考えると、別々のクローラーの軌跡に思えるかもしれない。しかし、クローラー痕の模様のパターンは似ていないこともない。

クローラー痕の幅の違いは、単なる海底の地形や地質の違いに起因するものかもしれない。

別々のクローラーではあるが、“同じモデル” のクローラーがここを通ったとも考えられる。

もちろん同一のクローラーが頻繁にこの界隈を這い回っていたという説も成り立つだろう。

 

 

   “断面図8”

 

 

こちらのクローラー痕は、前掲 “6” “7” とは明らかに異なるようだ。

海底表面の画像に見られる軌跡表面上のパターンが違うように見える。

● まず、断面図の計測に見る通り、幅は 5.6 km と、“比較的” 狭い。

● 中央を走る溝が太く、ずっと鮮明である。計測によれば、深さは 8 m  ある。

● キャタピラ痕のような、軌跡の流れに直角の細い横線があまり見えない。

● むしろ軌跡の流れに平行な線が走っているのが見える。これらの線は断面図にも波板トタンのような形状に反映している。

 

 

 

  “断面図9” 以降は、「竹島近海のクローラー痕: 計測基礎篇2 否定しようのない山のような証拠」 に続く

 

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「 竹島近海のクローラー痕 全5巻」   海底考古学 32

 

竹島近海のクローラー痕: 概 略 篇  なぜこれを問題にしないのか?

竹島近海のクローラー痕: 計測基礎篇1 途方もない巨大さに言葉を失う

次の記事:竹島近海のクローラー痕: 計測基礎篇2 否定しようのない山のような証拠

竹島近海のクローラー痕: 計測発展篇1 何だか分からないが、実在する

竹島近海のクローラー痕: 計測発展篇2 重要な事実が “真実” である

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