ザウルスでござる

真実は受け容れられる者にはすがすがしい。
しかし、受け容れられない者には不快である。
ザウルスの法則

北大西洋の海底アート:トランペット風図形: ディテール篇2 「海底考古学33」

2019-10-22 21:39:57 | 歴史、考古学

北大西洋の海底アート: トランペット風図形: ディテール篇2 「海底考古学33」

 

“断面6”  

  

“5” の “ネクタイストライプ” から 80 km ほど離れた “6” の “ネクタイストライプ” でも、起伏の高低差は 45 km くらいである。

“ネクタイストライプ” が典型的なクローラー痕とは異なるように思えるのは、どうやら “ネクタイストライプ” はクローラー痕が通らないところに見えるからだ。

以下の画像をよくご覧いただきたい。

 薄い水色の補助線はクローラー痕の軌跡を表わしている。

矢印のように “ネクタイストライプ” は軌跡の隙間に見られる。これはどう考えても、クローラーの通過痕とは見なし難い。

 

 

“断面7”  

 

 ごちゃごちゃした図で恐縮であるが、“断面6” が左上にあるので、だいたいの位置関係は把握して頂けよう。矢印 “a”  “b” は “断面6” ですでに指摘済みの “ネクタイストライプ” である。“c”  “d” は初出である。

“7” は、 “断面6” で見た “b” と同様、コーナーに見られる “ネクタイストライプ” である。3本の短い “帯状隆起” が見える。凹凸は “断面6” とほぼ同様で、高低差は 45m 前後である。

 

 

“断面8”  

 

 “断面8” は、非常に整然とした格子を構成しているクローラー痕の1本の “へり” の部分の 14.4 km 分を切り落として横から見たものである。ごらんのようにやや不規則ではあるが、それでも一貫した凹凸を示している。そして、その高低差は、“ネクタイストライプ” で見てきた高低差よりもずっと小さいことがわかる。

ここであらためて、あちこちに散在している “ネクタイストライプ” 部分を見て頂きたい。

  

 赤い補助線を補ってみると、散在している “ネクタイストライプ” はつながっていなくても、そのストライプの角度は一貫してほぼ同じであることがわかる。これは何を意味するか?

“断面9”  

 

 今まで見事な トランペット風の “クローラー図形” を主役に考えて、その矩形状の図形を東西南北の十字に重なるように配置した画像を切り出していた。しかし、あえて “クローラー図形” の矩形を画像のフレームに合わせることはせず、“ネクタイストライプ” をまっすぐに “垂直” にしてみた。

そもそも “ネクタイストライプ” という呼び方自体が “ストライプ” を勝手に “斜め” に発想していたわけである。

すると、右上の方位コンパスが示すように、この “ネクタイストライプ” はほぼ “縦” に、つまり、 “南北” に走っていることがわかる。“南北” ということは、“経線” に沿ってということである。下図の左が “経線” である。

 さて、それでは “ネクタイストライプ” を優先的に考えて、その “ストライプ” を経線に沿って置くようにすると、当然 今回のトランペット風の “クローラー図形” は東西南北からすると斜めに位置して見えてくることになる。

しかし、ここでご注意いただきたい。実は “ネクタイストライプ” を優先するか、“クローラー図形” を優先するかという問題ではないのだ。

どちらを優先するかを考えずに、一般的になされているように、単に北を上にして “クローラー図形” の画像を切り出せばいいだけの話なのである。そうやって切り出すと、自動的に “ネクタイストライプ” が垂直に南北に走っていることになるのである。

 

“ストライプ” ということは、ふつうに考えると “多数の(等間隔の)平行線” である。しかも、その平行線は直線であることが一般的である。

さて、あらためて考えると、直線というもの人間社会では通例 “人工的” なもので、垂直か水平であることが多く、斜めであることはむしろ例外的であるといえるかもしれない。実際、工学的に言って、建築にしても、機械にしても、都市建設にしても、直線や平面は水平か、垂直が圧倒的に多く、斜めは例外的である。垂直・水平の構造の補強に使われる “筋交い” が典型的であろう。

 

ここで、「水平、垂直は “3次元の立体世界” の話で、“東西南北の平面世界” には当てはまらないのではないか?」 というツッコミが入るかもしれない。

しかし、自転する惑星は3次元的で立体的であり、その表面の水平の輪切りの緯線リングは互いにすべて平行で自転の回転軸に対して直角である。他方、経線リングはすべて回転軸を100%通る平面上にある。

 

つまり “東西南北” とは球面世界上に棲息する虫の視点であり、惑星を自転もしくは公転する球体と認識する知的生命体は、人間であれ、人間以外であれ、その球体の経線と緯線からなる “経緯グリッド” (右の図一番下)を前提にして惑星を見ることになる。

 

 

 

 いかがであろうか?

こうなってくると、“ネクタイストライプ” が “クローラー図形” とは別の、つまり、“クローラー痕” からは独立したものである公算がますます大きくなってくる。

あえて言えば、クローラー痕が発生する以前からこの地球の表面上に存在していた可能性があるということだ。さらに言えば、この南北に走る細かい “垂直線” (もはや “斜” 線ではない!)は、クローラーが通過する以前から地球表面に潜在的に存在していたと考えることもできるだろう。

 

ここから先はもう “ネクタイストライプ” というミスリーディングな用語はやめて、より客観的な “経線ストライプ” という用語に切り替えよう。

論理的には、クローラーが通過することによって、その潜在的な “経線ストライプ” がクローラー痕の “余白” に露出したと考えられる。

 

さて、ここまで読んできて頂いた読者の中には、以下のような疑問を抱くひとがきっといるはずだ。それはこういう疑問だ。

「“ネクタイストライプ” を “経線ストライプ” といくら呼び替えても、そのストライプはここのこのトランペット風のクローラー図形と共に発生している特殊なものかもしれないし、そうだとしたら、“地球表面に潜在的に存在していた” とまでは果たして言えるものだろうか?」

 

実にもっともな疑問である。しかしこの問題にはすでに取り組んでいる。この経線ストライプが地球の海底表面の限られた1か所に限定されるものでなく、この海域から遠く離れた場所でも見られる事象であることを以下に示したい。

 いかがであろうか? これはまったく別の海域である。

同様の垂直の線、“経線ストライプ” が存在することが、ご確認頂けるであろうか。南北に走っている細かい線がここかしこに見える。

 実はこうした “経線ストライプ” は地球の海域にはまだまだ他にもたくさんある。この “経線ストライプ” は地球表面に普遍的に存在すると思われる。

こうした “規則的な痕跡” は自然発生的なものではなく、“工学的痕跡”  であるというのがザウルスの 「海底考古学」 の主張である。この事象についてはあらためて論じたい。

 

 

北大西洋の海底アート:異世界のトランペット風クローラー図形

北大西洋の海底アート:トランペット風図形: ディテール篇1

北大西洋の海底アート:トランペット風図形: ディテール篇2

北大西洋の海底アート:トランペット風図形: ディテール篇3

北大西洋の海底アート:トランペット風図形: ディテール篇4

 

コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 北大西洋の海底アート:トラ... | トップ | 北大西洋の海底アート:トラ... »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sy)
2019-10-22 22:28:49
この様に巨大で不可解な地形しかも海底
ザウルスさん以外に專門に調査研究している
学者は居ないのでしょうか
私が知らないだけなのでしょうか
いろんな意味で不思議です。
sy さま (ザウルス)
2019-10-22 23:59:45
ザウルスの 「海底考古学シリーズ」 はもう4年以上続いています。この同じテーマを扱う研究者は国内、国外とも今まで目にしませんでしたし、読者からのそうした指摘もありませんでした。
とは言え、必ず誰か研究テーマにしている人間はいるとは思います。そうした人間を見つけるいちばんの方法は、自分自身がこのテーマの研究成果を地道に公表し続けることでしょうね。

本当に意味のある研究テーマならすでに大学の先生たちがとっくの昔に研究しているはずだ。そうしたアカデミズムの世界が取り上げていないとしたら、このテーマ自体がいかがわしいもので、クローラー痕とかいう事象も何ら客観性がなく、到底科学的研究の対象になり得ない、くだらないものだからだろう。------ このように自分で納得して去っていくひとがほとんどではないでしょうか?

大学などのアカデミズムの世界でこうしたテーマを研究して論文を発表することはほとんど自殺行為でしょう。アカデミズムの世界はしょせん権威と利害で動いています。オカルト扱いされ、笑いものになるのがオチではないでしょうか?

1. 無脳層: 99.0%  判断は “一般性(知名度)” と “損得” にもとづく 
2. 他脳層:  0.9%  判断は “権威” と “損得” にもとづく  
3. 自脳層:  0.1%以下  判断は “論理” と “真偽” にもとづく

全く初めて目にする事象とそれについての説を前にして、先入観なく自分の頭脳と感性でその問題を考えようとする自脳層の人間は非常にまれです。
Unknown (sy)
2019-10-23 00:29:35
経済的に利益に繋がらない研究では生活
できません、文科省から研究補助金が出れば
別ですが、地震学者は膨大な補助金を受けている
そうですが何の成果も出して居ません、クソ狼少年
です。
ザウルスさんはこの世界の先駆者のようです、何れ
その先駆性は認められる筈です
健闘を祈り申上げます。
sy さま (ザウルス)
2019-10-23 01:43:19
「経済的に利益に繋がらない研究では生活できません」  ------   おっしゃる通りです。特に日本人が科学的業績の基準として絶対視するノーベル賞も、しょせん人間にとっての有用性が大きな目安であり、用不用を超えた客観的なものは少ないです。物理学、化学、生理学・ 医学、文学、平和および経済学のノーベル賞のいずれの分野でもそうです。リチウム電池もしかり、ips細胞しかりです。文学賞や平和賞はほとんど人間社会の政治的なものです。
ノーベル賞の権威によって逆に染脳され、実用的な研究こそが科学だと思い込まされています。

ごくたまに応援してくださる方がいらっしゃって、とても励みにもなります。しかし、ザウルスの 「海底考古学シリーズ」 は単に利益に結び付かないから不人気なのではなく、むしろ不利益に結びつくからこそ忌避されているというのが現実のようです。

地球の支配者を自任している人類にとって “クローラー事象” は “タブー” である可能性があります。人間心理の深層には人間を超える存在に対する本能的な恐怖心があるに違いありません。これは人間の生存本能の一部となっているはずです。

人間にとってのその根源的な恐怖心を呼び覚ますからこそ、「海底考古学」 は “bad news” としていつまで経っても “不人気”= “聞きたくない話” なのでしょう。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歴史、考古学」カテゴリの最新記事