“可愛いきゃ何でも許される?”
反ふくろうカフェポスター No.2
カワイイ!癒される!なごむ!といった殺し文句で、今や全国的に破竹の勢いの “ふくろうカフェブーム” にあえてモノ申す。一皮むけば、金儲けのための自然と生命の冒涜である。
ポスターNo.1と同様、AバージョンとBバージョンがあり、Bのほうには以下の1行が小さな文字で入っている。“ふくろうカフェブーム” にモノ申す根拠への参照を可能にするためである。
Bバージョン追加文:
詳細 ブログ: ザウルスでござる 記事: ふくろうカフェ、動物虐待?
A4サイズで、できれば、写真用か、スーパーファインの専用紙で印刷して頂けたらありがたい。以下の画像をクリックするとダウンロードページに飛ぶ。
どちらでも選んで大いに活用して頂ければ、ふくろう達にとって、さいわいである。
A4以上のサイズで、できれば、写真用か、スーパーファインの専用紙で印刷して頂けたらありがたい。以下の画像をクリックするとダウンロードページに飛ぶ。
さまざまなストレスにさらされているフクロウたち
フクロウたちがじっとおとなしいのは、飛び立てない状態にあることにもう “観念” しているからである。
なお、フクロウは、ちょうどネコ科の動物と同様に単独行動のハンターである。なので、たくさん一緒にくくりつけられているのは、それだけで非常にストレスになっている。「みんな仲良く並んでいるな」 と見るのは、無知に根ざした勝手な思い込みである。
ふくろうカフェで暗くしているところは少数である。ほとんどはふつうの室内照明の明るさであるが、人間にとってはふつうの明るさでも夜行性のフクロウには非常にストレスを与えている。
もちろん、言うまでもなく、いろいろな人間に触られるのも激しいストレスである。脚をくくりつけられ逃げられない状態であればなおさらである。
「ブリーダーによって繁殖されたフクロウであり、生まれた時からずっとそうなのだから “慣れっこ” になっていてストレスにはなっていない」 という身勝手な正当化を業者や飼育者はよく振り回す。これは、自分の罪悪感を払しょくするための都合のいい理屈でもある。可愛がっていれば、何でも許されると言っているのと変わらない。そして、その “可愛がっている” というのも動物の無言の痛みや苦しみの上での自己満足なのである。
ぜひダウンロードしていただきたい。そして多くのひとびとに対する問題提起の材料にして頂ければ幸いである。また、これを参考にして、ぜひご自分でポスターを制作して掲示してみてはいかがであろうか。