たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

養老孟司さんの公演、聞いてきました。

2009-01-18 05:05:09 | 

養老孟司さんの公演、聞いてきました。

前から6列目を陣取ってのこと。

思った以上に、カッコいい。

それと、少し太っていらっしゃる。まあ、いらぬお世話ですけど。

さて、内容ですけど、やはり、脳の話です。

「バカの壁」は、ほとんど読んでないので分からなかったのですが、
今調べたら、そのことに触れていらっしゃるようです。

「意識について」

メモも録音もしてないので、まとめることは出来ませんけど、

面白い話だけ御紹介しましょう。

「絶対音感」について、動物は、ほとんどそうなのだそうです。
人も、本来はそうだということに驚きました。

今までは、特殊な能力だと思ってた。
ほんとは、誰でも持ってるのですけど、退化するのだそうです。

原因は、言葉とか。

音を、音階で認識することが必要でなくなってしまうので、そうなるとか。

動物と人との違いは、言葉とお金を使わないことだそうです。
動物は、物々交換をしない。

なぜかと言うと、「=」イコールの意味が分からないからと。

a=b これが、aとbは違うものなんで、なぜ、同じなんだ、と
それを、人は理解できるけど、動物は出来ないことから起きるのだそうです。

あとは、脳は、すごく糖分を使う。作家の人などは、休憩時間には甘いものを食べてる。
昔の人は、あまりの重労働のせいで、背中が曲がった人が多く居たが、労働がきついと
体が、糖分を使ってしまうので、脳のほうにいきわたらない。
結果、物を考える余裕がなくなり、そうして、肉体労働者と、精神?労働者が区別されるようになったとか。

それから、以前ここでも紹介しましたけど、今の人はあまりにも平坦なところで生活をしているということ。

凸凹のところを、歩くということは脳の刺激に非常にいい。
階段は、高さ、長さをばらばらにしたらいいと。

これ面白いですよね。

とまあ、いろいろな話が出て充実した時間をすごしました。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゴールデンバット | トップ | フラグミペディラム »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
失礼いたします。 (tenjin95)
2009-01-18 06:45:36
> 管理人様

養老先生、拙僧も何度かお話を聞いたことがありますが、解剖のお話しがとても興味深かったですね。仕事によって、身体のつくりが全く違うことなどをお話ししておられました。

段差や、凹凸を歩く方が良いという話しですが、建築家の荒川修作氏も、同様のことを仰っておられまして、そういう家を三鷹に造っていますね。
意識 (雑草)
2009-01-18 09:26:25
意識と言うことは、般若心経にも出てくるほど古いと、おっしゃっておられました。

脳への刺激と言うことで、凸凹がいいということですけど、山歩きなんかいいでしょうね。

マンネリを防ぐと言うことと同じだと思いますけど、自分もなるべくそうしたいです。

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事