たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

花押

2012-02-01 04:39:44 | Weblog
徳川家康のことを調べていたのですが、古文書の最後にサインのようなものがあるんです。

気になって少し調べました

これは、「花押」(かおう)といって、文書の末尾などに書く署名とのことだそうな。


中国の唐(8世紀ごろ)において発生したと考えられており、
日本では平安時代中期(10世紀ごろ)から使用され始めたそうです

花押は当初自由に作られていたそうです。

それが、徳川中期ごろから易経・陰陽五行説などに基づいて作られるようになったとか。

作り方は、秘伝だそうな


自由に作ったものの方が面白そうですね

なんで「花」の字が使われてるのか?

どうも、字を崩したときに「花」のようにデザインしたときがあるらしい

推測ですが、そのときの影響でしょう


家康の花押ですけど、時代によって使い分けてるようです



これは元康の文字を使用。



その次は

これは今川義元の花押をそのまま引き継いでいるそうです。
偶然だと思うけど、これってタヌキの後姿に見えない?右の出てるのがしっぽ・・・



 
この花押は家康になってからのもの


コメント
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