蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

クロスカウンター営業の狙え目

2009-06-25 20:31:57 | Weblog
今日、朝、蛇口屋の知らないところで一軒のクレームが入りました。

内容は、以前、ボイラーの分解清掃をしてもらったんだが、その日を境にだんだんお湯の出が悪くなって、ついに昨日、お湯が出なくなった、と言うモノでした。

蛇口屋はその時、お風呂の現場に行っていた為に、会社に掛かってきた電話を、うちのスペシャルな営業さんと、社長が、受けていました。

スペシャルな営業さんの対応は、「自分で工事をしたんじゃないから、わかりません、もう今日は遅いので対応も出来ません、明日、かけ直してください」
もう、彼の帰る時間帯だったので、早めに電話を切りたかったんでしょうね。

でも、そのお客さんは、言われたとおりに今日電話してきて、電話に出た社長に同じ事を説明したそうです。

うちの社長の対応は、「うちの会社は分解清掃だけだから、水のやお湯の出には関係ないから、もううちに掛けてこないで」って真面目に言ったそうです。

ここでお客さんは始めて切れました。
散々、社長を怒鳴ったそうです。
まあ、いい加減な対応ですからね、当たり前です。

もうこいつらでは話にならないって思ったお客さんは、領収書に担当として記されている蛇口屋を出せ、と言ってきました。

ここでこの問題は始めて蛇口屋に渡された訳ですが、社長からの伝言は、「とにかく水だかお湯だかが出なくてお客さんがカンカンに怒っているから」って言います。
うちの社長もスペシャルな営業さんも怒られるの嫌いですから、もうこうなると、物事を考えられていません。もう、損して良いから、治してやれ、とか言ってます。
怒っているのは、今の現状ではなくて、社長とスペシャルな営業さんの対応のまずさです。
まあ、バカ二人はほおって置いて、お客さんに言われた事を簡単にまとめると、減圧弁以降の水が全く出ないと言うことです。

もう原因は一つですね。
減圧弁のストレーナーを通過するくらいの錆が汚泥のように蓄積してダイヤフラムを押しているんでしょうね。
立てに取り付けられていた減圧弁も極端な年数が経つと、こういう壊れ方するんでしょうね。蛇口屋の経験に一つプラスされました。

今回、ボイラーの分解清掃を行った蛇口屋は、水は全く触っていません。
間違いなく、年数的な問題でしょう。

一応、札幌市の水道局に確認したところ、このお客さんの家の周辺では工事は全くされていないって事なので、この家一軒の問題ですから、ここは配管替えを進めるチャンスです。

確か、他の設備も古かったから、ススメられるじゃん。

ホント、こう言うときこそ営業のチャンスなんだけどなあ。

お客さんを怒らせる人、その原因が自分だって気がつけないお子様は、もう電話なんて出ないで欲しいです。

もっと良い会社に行きたい、もしくは造りたい、って言うか身を置きたい蛇口屋でした。