旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

東鳴子温泉『GOTEN GOTEN 2008アート湯治祭』に行く

2008-08-18 22:15:47 | 地域魅力
東鳴子温泉で開催されているアート湯治祭に行ってきた。2月に現地説明があり、それに参加していたので、祭りの実際を確認したかった。

    ※そのときの様子は ⇒ こちら


今日は月曜日ともあって温泉街には人はなく、いたって静か。残っていた泊り客も、大学生風の合宿者(私が現地に着いたのは午前11時を回っていたので、一般客はチェックアウト済み)。

旅館大沼の館主にお会いし、いろいろ説明を受け、その後町の中を散策することにした。ここ大沼さんでは、来客者に対しお茶をたてて提供している。これがまた美味しい。心憎い配慮である。

(御殿湯駅の作品)


(堪七湯さんに展示されている「切り抜き川柳」「ビーズ作品」)




ところで、今回の祭りでは、主催者の思惑と出展作品は一致したのだろうか。「アート」とはなんだろう?  そんなことをつい考えてしまう凡人の自分の頭では、現代アートは理解を超える。その他の作品も見て回ったが、そうした思いがずっと付きまとった。

でも、きっと多くの方々は、今回の祭りを楽しんでいるに違いない。

<独断と偏見の余話>
・目利きしてくれるキュレーターが欲しい。
・地元の伝統工芸の質的水準の高さを生かしたい。
・アートとしては、御殿湯駅舎が良い? 駅舎内から窓越しに見える立ち木がアート?
・駅舎内の余分な飾り物は無いほうが良い。時計(これは作品)と照明以外はすべて撤去すべき。理由:東鳴子温泉という異空間への入り口だから、冗漫なものは不要。




・民家の庭先のアート? キキョウとオニユリの花。




・すばらしいパフォーマンス? わが足先に羽を休める赤トンボ。


・この町並みが、借景となる自然、歴史や伝統と調和した同一基調の色合いで変わっていって欲しい。
 

(御殿湯駅に降り立った若い二人)



GOTEN GOTEN 2008 アート湯治祭 ⇒ こちら


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