「御注文は?」
「へ?メニューは?」
入店していきなり注文を聞かれた。
メニューは壁に貼ってあり、中華そばと餃子、冷やし中華のみである。
それぞれ大がある。
注文したのは中華そば600円と餃子10個で400円。
中華そばは鳥ガラと豚骨ベースですかね?
やや濁りがあるスープは美味い。
麺は細麺ちぢれ。
所謂オーソドックスな美味さ。
中学校や高校で一番になれない、学園アイドル的な味。
だが、誰もが興味がある味。
餃子はやや荒目の野菜が中心の味。
これも、B級的な味。
しかし、このB級は思い出に残る。
修学旅行で一緒に写ったバスガイドのお姉さん。
淡い思い出の味。
隠れた名店の味、堪能しました。