アリスのさすらい弐番館

映画とナチュラルライフの雑記帳

セブン・シスターズ(2016)

2018-04-11 | 映画 さ行
セブン・シスターズ
What Happened to Monday ?
Seven Sisters
 
ノオミ・ラパスが7つ子姉妹を1人で演じるSFサスペンス。
 
2076年、人口の増加で食糧不足となった欧州連邦。
政府が一人っ子政策を実施する中、7つ子として生まれた姉妹は、世間に身を隠し、7人が一人としてふるまうことで生き残りをかけるのだが・・
 
資源枯渇による食糧不足の近未来像や政府の支配に置かれる国民の図などは、最近のSFでありがちだけど、食糧不足の原因の一つが、遺伝子組み換え食品の影響で多生児が生まれているというのは実際に起きそうで恐ろしい。
7つ子ちゃんとして生まれてしまったナオミ・ラパス一人七役の姉妹たちは、マンデイ、チューズデイ・・と曜日の名前をつけ、その曜日の日だけ一人の女性として外に出るという生活を長いこと続けている・・
えっと、一人分の給料で、どうやって食料を確保したのかな?とか、
個人情報を埋め込んだリストバンドの、定期更新みたいなのはないの?とか、
ウィレム・デフォー演じる父ちゃんはどうなったんだっけ?とか(私が観そこなっただけかな)
色々ツッコミどころはあるのだけど、マンデイ、チューズデイが続けて姿を消し、あれよあれよという間に、政府から追われる怒涛のアクション劇になだれ込むのだから、ツッコんでる暇がない。
ノオミ・ラパスは7つ子を一人で演じ、まさに出ずっぱりで走ったり、ぶっ飛んだり、闘ったり、おまけのベッドシーンまでこなす熱演でした。七変化でそれぞれのキャラを演じきる演技力と意外なアクション力が、映画を力業で引っ張った感。
描写がなかなかエグいと思ったら、監督は『処刑山 -デッド・スノウ-』のトミー・ウィルコラだったのね。
 
政府の政策の責任者にグレン・クローズ。
ニコール版『ステップフォード・ワイフ』のクレアに通じる「理想は高いけど狂ってる」系の女性。こういう妄執系の役を演じさせたら、右に出るものはいませんね。しかし、理想を追求しなければ人類に未来はないのかな と、ちょっと思わせるところがあったな。
 
設定の目新しさもあってなかなか面白く観ましたが、ウィルコラ監督ならもう少しユーモアがあってもよかったかも。


映画データ
製作年:2016年
製作国:イギリス/アメリカ/フランス/ベルギー
監督:トミー・ウィルコラ
脚本:マックス・ボトキン/ケリー・ウィリアムソン
出演:ノオミ・ラパス
     マーワン・ケンザリ
     ウィレム・デフォー
     グレン・クローズ 
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10 コメント

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Unknown (おみゃあ)
2018-04-12 08:42:57
一人分の給料で、どうやって食料を確保したのかな,,,,,
というより 7人分のギャラ頂いたんだろうか という疑問が先に湧いて  ノオミ・ラパス ってドラゴンタトゥに出てた人ですよね  1作目面白かったから 3部作観てしまった  リメイク作はつまらなかった  やはりじみ-な彼女がいい
Unknown (pu-ko)
2018-04-12 13:50:21
>おみゃあさん
「というより 7人分のギャラ頂いたんだろうか」
あ、それ思った(笑)
殆どが彼女の独り舞台(一人複数役)で、どう考えても一人分のギャラじゃ割が合わない(笑)
そうそう、ドラゴン・タトゥーのノオミさんです。
オリジナルの刑事役の俳優さん死んじゃいましたね。
ミステリー的にはオリジナルが面白かったかな。
でもフィンチャーの見せ方も個人的には好き~。
Unknown (LAGUNA)
2018-04-13 01:36:25
そそ、見終わってから「処刑山~」の監督と知りました。近未来のSFは突っ込みどころはありますよね。
デフォーさんは、父じゃなくて爺さんだったので30年後なのでとっくに死んでるなと思いました。7人の分はデフォーさんは金持ちだったんじゃないかと。隠してるから学費は一人分だし税金も一人分だし、うちみたいな貧乏で3人食わせてたので金持ってそうだから7人くらいなからありかと思いました。リストバンドもわからないけど一人分を共有してたんじゃ。
それよりも、指切り落としたあと、どうしたんじゃ?医者にみせたのか(笑)
あれよあれよとテンポよかったので面白くみちゃいました。
おそ松さんもビツクリ! (松たけ子)
2018-04-13 22:15:47
こんばんは!
ノオミ・ラパスも働き者ですね!もうフツーの女の役はできない女優ですよね~。
七つ子って!産むのも育てるのも大変そう!
ウィレム・デフォーとかグレン・クローズとか、なかなかシブい、かつ面妖な顔ぶれですね!デフォーも出てた新「オリエント急行殺人事件」で車掌役だったマーワン・ケンザリは、どんな感じでしたでしょうか?彼、本国でセクシー俳優として鳴らしてるみたいなので、ちょっと注目してます♪
Unknown (pu-ko)
2018-04-14 02:01:30
>LAGUNAさん
ね。途中「指!」と、目を背けるくらいグロかったから、『処刑山』の監督さんとわかって妙に納得しちゃいましたよ(笑)
そだそだ、デフォーさんはおじいちゃんだったのね。
お父さんと勝手に思ってたから、どうしたんだろうと心配してしまった(汗)
でもってお金もあったんだろうね。でも食料は費用だけじゃなくて、量を確保するのに怪しまれなかったんだろうかと思ったり・・
なんて、SFでそんな細かいことツッコむのは野暮だねw
デフォーさんは生まれてきた7つ子を収容する施設に出入りもできてたようなので、何か医学的な知識もある人だったのかもねぇ。
ともあれ色々新鮮な映画でした。
Unknown (pu-ko)
2018-04-14 02:12:20
>松たけ子さん
わはは、おそ松くんは六つ子でしたっけ?w
映画では生産性を高めるために遺伝子組み換えが行われた結果、人にも影響が出たという設定だけど、なんか現実にもありそうで怖いことだよね。
出産率低下が叫ばれる日本なんかでは案外必要?と思ったりもするが、確かに産み育てること考えたら難しい(汗)
ノオミさんは頑張ってました。
マーワンに言及しなかったけど、最初はチンピラのちょい役かと思ったら終盤しっかり活躍して、かなりよかったんですよ~。
もうチェック済みの松さん、流石!
私も観た後思わず出演作品検索してしまった。同じく注目したいです。


Unknown (einhorn2233)
2018-04-15 18:19:35
出オチ系SFなのかなと思ったパスしたのですが、追跡アクション劇に発展するのですね。うーん、でも記事を拝見しても、今イチ食指が動かなくてすみません。ヒロインがナオミ・ラパスじゃなく、もっと萌えキャラ美少女だったら、観たい気になるかも。
Unknown (pu-ko)
2018-04-15 23:13:58
>einhornさん
政府の政策の裏の事実と七つ子のサバイバルを追跡アクション劇で見せた形ですね。
ラパスは熱演してますけど、確かにいまいち萌えませんよね(汗)
キャストによってはもっとヒットしたかもです。

Unknown (marr)
2018-05-01 15:49:45
これは期待してなかったけど結構楽しめました。
アイデア勝負のB級的作品でいいな♪
Unknown (pu-ko)
2018-05-02 02:14:54
>marrさん
ほんと、これはアイディアが斬新で、先の見えない展開も良かったですね。私も楽しめました♪

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