「見慣れぬ遊戯」亭

ゲーム全般が趣味のテキトー人間が綴る備忘録
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紹介/カードゲーム/「アネハンブラ」

2018年04月20日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 どっかの王国の建築士となって誰よりもたくさんの宮殿を建築するゲームです。
 必要なのはとにかく「宮殿の数」なのでとにかく数を建築しましょう。
 「アネハンブラ」のご紹介です。


 原題: アネハンブラ
 日本語タイトル: 同上
 デザイナー: 蜂須賀敏浩
 発売: 2015(日)
 可能人数: 3~6人
 プレイ時間: 30分程度
 ボックスサイズ: 141×100×26(mm)
 カードサイズ: 86×52(mm)

 「ブラフ」「セットコレクション」「一級建築士」


 

 トイドロップさんの2015年作品。ウチが入手したのはついこの間ですけどね…実は班文虎先生よりも後に入手したなんて言えない(言ってるけど)
 このゲームでのプレイヤーの役割は建築士。
 多分元ネタだろうアルハンブラはスペインのグラナダ…だっけ?(笑)多分その辺にある城塞と宮殿。
 …まぁ、このゲームで競うのは城壁の長さでも宮殿の美しさでもなく、数。
 ただひらすらに
 同じ資材の数を使うんだったら完璧な1つの宮殿を建てるよりも3つの宮殿を節約して建てるのが正義なのです。
 …まぁ、「一番の建築士」を他の者が名乗るのは許せないので、同じようなことを考えている彼らの手抜き工事を査察させて取り壊させたり、地震が起きて被害甚大になったり…等を起こしながらゲーム終了時に自分が一番宮殿を建てたプレイヤーが勝者となります。
 
 

 コンポーネントはカード。見ての通り柱カードは赤、黄、青、緑の4色です。1セットの中に入っている各カードの枚数は微妙に違っていたりします。あとはゲーム終了の証、エンドカードが1枚。サマリもあるけどまぁ良いや(笑)

 

 セットアップはこんな感じ。
 柱カードのみの山札をまず作る。 → プレイヤーに3枚ずつ配る 
 → 残った山札のうち10枚を取り、エンドカードを入れてシャッフル。 → エンドカード入り11枚は山札の下へ。
 はい、出来上がり。

 誰か適当な人がスタートプレイヤーになってゲーム開始です。
 …一応ですが、公式として「最近家を建てた人」がスタートプレイヤーになります。
 ゲームは手番制でゲーム終了まで順に巡っていきます。

 手番で出来ることは3つ。

 

 〇山札から柱カードを1枚手札に加える
 読んで字の如く、ですねぇ。
 なお、手札上限数はないですが5枚以上持ってるとちょっとした不都合が生じる模様。

 

 〇建築する
 建築士たるプレイヤーのメイン行動と言っていいものですね。
 この行動を行うプレイヤーは他のプレイヤーに見られないように手札から好きな枚数を伏せましょう。これが建てた「宮殿」となります。要っておきますが枚数も色も自由です。1色のみでも良いし他の色と組み合わせても構いません。ただ枚数は他のプレイヤーから見えるようにズラして置くことと決まっています。
 「好きな枚数」ですから1枚でも良いですよ…0枚は止めておきましょう(笑)
 あと、手番開始時に手札が5枚以上ある場合、この行動しか選択できませんのでご注意を。

 

 〇査察をけしかける
 この世界の建築基準法…検査項目が6つあるんですが、査察官が忙しいのか、役所の方から査察官がやって来ても1種類の検査しかやらないというのが通例のようです。
 まぁそんな職務怠慢な連中でも使わんよりはマシということで…そこの役所にタレコミ入れてライバルの建てた宮殿に査察へ入るように仕向けましょう。

 査察の内容はサマリに書いてある6種で、その内4つは2か所を、2つは1か所にその内容で査察に入ることが出来ます。
 今回は4つある2か所を査察できる査察を紹介。1か所をしていする検査内容はマニュアルをご覧ください。
 簡単です。

 ・まずは査察の内容と何処を査察するかを宣言します。
 手番プレイヤーは査察の内容を宣言し、裏向きで伏せられたままの宮殿を選びましょう。同じプレイヤーの宮殿でも別のプレイヤーのものでも自由に2つ指名できます。なお、この裏向きのままの宮殿を「安全性が確認されていない」と呼称します。
 ・宮殿を検査します。
 査察の対象となった「安全性が確認されていない」宮殿のカードを全て公開し、検査をします。
 検査の内容は
 「赤の柱カードが含まれていない」
 「青の柱カードが含まれていない」
 「黄の柱カードが含まれていない」
 「緑の柱カードが含まれていない」
 のどれか。4種類の検査内容とはいっても色の違いだけです(笑)

  

 で、検査としては「含まれていないと違法」なので指定された宮殿にその色のカードが入っていなければアウト。1枚でも入っていればセーフになります。例えば「赤の柱が含まれていない」という場合、上の写真のような判定となります。
 セーフの場合、査察をクリアしたのでカードが公開されたままの状態となり「安全性が確認された」と呼称します。以降は査察を受けることはありません。同じ宮殿に何回も査察するなんて時間と経費の無駄ですしねぇ…
 アウト判定を受けた宮殿は取り壊されることになります。

 

 宮殿に使われていたカードは査察を要請したプ゜レイヤーが手札に加えます。
 ……なんてーか、役所は摘発の実績を、建築家は資材の横流しを受けてwin-winの関係ですね。
 ライバル建築家の邪魔をすると共に自分の建築資材を獲得する良い方法ですから活用しましょう。
 というか、査察をすり抜けるのは各色1枚ずつあれば良いじゃん。とか思ってるでしょうが…安心は出来ません。
 残った1つの行動選択肢があります。

  → 

 〇地震を誘発する。
 同じ色の柱カードを4枚捨てることで何故か地震が発生します。この時、4枚出した柱カードの色と同じ柱が含まれている「安全性が確認された」宮殿は全て倒壊します…あ、倒壊した宮殿の柱カードは地震を誘発させるために出したカードと共に全てゲームから除外されます。
 …要するに4色全て使っている宮殿は検査を通ることは出来ても、その後に地震が起きると絶対に倒壊します(笑)
 
 と、これら4種の行動を駆使しながらどんどん宮殿を建てていきましょう。
 基本的には
 山札引く → 人の宮殿にケチつけて資材ガメる → 自分が宮殿建てる → 査察を擦り抜ける → 地震が起きないように祈る(笑)
 って流れですかね。

 

 ゲーム終了はセットアップ時に仕込んでいたエンドカードを誰かが引いたらその瞬間に終了です。
 一番数多くの宮殿を建築したプレイヤーが勝者となります。 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 お手軽簡単ブラフゲーム…に見えますが、やってみると結構ガチめ。
 検査を擦り抜ける方法に賄賂でもあればなぁ…(待てぃ)
 
 しかし、ちと気になることが。
 アルハンブラをもじってるのは解るんですけど、箱裏に普段は見かけない「このゲームはフィクションです」の文言があるんですよね…史実を元にしてたとしてもフィクションなのは解ってるんでなんなんだろうと思ってたんですが。
 ゲームのマニュアルを読んでて思い出す。

 …アレかあああぁぁぃぃぃ!!
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