「見慣れぬ遊戯」亭

ゲーム全般が趣味のテキトー人間が綴る備忘録
月木の26時に通常更新の他、日曜にゲーム会レポ。

紹介/カートゲーム/「ケータイ少女~MNPするから金をくれっ!~」

2018年09月21日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 妙にマニュアルが読みにくくて紹介するのに難儀したなんですが、訓練っぽいものとしてやってみようと思います。
 「ケータイ少女~MNPするから金をくれっ!~」のご紹介です。


 原題: ケータイ少女~MNPするから金をくれっ!~
 日本語タイトル: 同上
 デザイナー: かつまろんりーうるふ
 発売: 2014(日)
 可能人数: 2~4人
 プレイ時間: 30分程度
 ボックスサイズ: 136×96×23(mm)
 カードサイズ: 89×63(mm)

 「投資」「顧客獲得戦争」「囲い込み」


 2006年から実施されたMNP制度…現在では流れ作業でやっているようなこの制度は携帯事業主力3社(docomo/au/softbank)による顧客の獲得競争を招きました。実施直後の週末でsoftbankの転出入処理が遅延に次ぐ遅延で遅れるということから同社が2日程処理を止めたという混乱もありましたねぇ。
 ともかく、この時からいちいち「番号変わったメール」などを友人たちに打たなくても良くなったので現キャリアに不満を持つ人はどんどん契約を打ち切って他者に乗り換えるようになりました。ただしメルアド変わったメールは打たなきゃいけなかったので結局変わらなかった模様。今ではキャリアメールではなくG-Mail等で代用している人も多いため減ったと言われてますな。

 ただ、同時に妙なキャンペーンも流行り始めました。「MNPキャンペーン」とかそんな感じで。
 要するに「どこぞのキャリアからウチに乗り換えたらそのキャリアの解約代とか以上にのお金あげます」っていうモノ。主にsoftbank、次いでauがやってました。この為に携帯の本体を0円にするなどの「良いのかそれ」と思えるようなこともやってましたっけ…とにかくキャリア数を稼ぎたいのでこんなことやってたんでしょう。「複数台契約したらもっとキャッシュバック増やすよ」なんてこともやってた時代です。
 ……正直、ウチは面倒なのでやりませんでしたけどね。

 

 で、このゲーム「ケータイ少女~MNPするから金をくれっ!~」においてプレイヤーは「MNPのキャッシュバック制度を利用して利鞘を稼ごうとする人」になり、3社の携帯会社を渡り歩いて出来るだけ稼ぎます。法には触れてません(笑)

 

 登場する携帯キャリアは「赤:docodemo」「黄:A-YOU」「青:ソフト銀行」の3社。はい、このゲームはフィクションですからねー、似たような現実の会社とは何の関係もないですよー(笑)
 なお、登場する少女キャラは形態の擬人化っぽいサムシングの模様。右上の数字が得点で、得点とキャラの関係は全て同じになっています。
 各色カードの下に置かれているのはブラックリストトークン。
 左上のは金トークン。1個1万らしい。

 

 セットアップ。
 中央には各キャリアのカードをそれそれ゛れシャッフルして山札にしてから人数と同枚数ずつを公開し、並べておきましょう。これが販売されている携帯ということになります。ブラックリストトークンはそれぞれのキャリアの近くに置いておけばOKです。

 

 プレイヤーには1万トークンを3つ渡すだけです。

 ゲームはターン制、ターン内はいくつかのフェイズに別れてルーチンワーク的に処理を行ったり手番順に処理したりを繰り返していきます。
 ゲーム終了トリガーが引かれた時のターン終了の時に得点を計算して最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。

 ターン内の処理はフェイズで処理されていきます。

 

 1/キャッシュバック増強フェイズ
 このターンのスタートプレイヤー(最初は適当に決めておきましょう)が1D6をダイスロール。その結果に応じてトラブルが起こったり、どこかのキャリアの売れ残り端末にキャッシュバックが乗ります。
 例えば1だと…

 

 「docodemo」に2万、「ソフト銀行」に1万のキャッシュバックが属する全ての商品(端末カード)に乗ります。ターンを跨いでも売り残り続ければどんどんキャッシュバックは溜まります。

 2/スタンバイフェイズ
 …最初のターンは省略されるので後ほど。流しましょう。

 3/新商品発売フェイズ
 これも最初のターンはスルーです。
 単に売れた空き枠に同キャリアの携帯電話を山札から補充するだけ。
 ただし、補充しきれなかった(山札がどこか1つでも尽きた)場合がゲーム終了のトリガーとなります。

 4/第一購入フェイズ
 このゲームにおけるメインフェイズです。
 スタートプレイヤーから時計回りに「新規購入」もしくは「乗り換え」を1度だけ行うことが出来ます。
 …試しに「新規購入をしてみましょう。

 

 ①/新規購入する端末を自分の場に「上に乗っているトークンごと」移動します。

 

 ②/新規契約料として1万トークンを1つ支払います。

 

 ③/端末カードの上に載っているトークンを回収します。

 

 ④/預託金として2万を端末カードの上に載せます。
  →無駄なことすんなと言いたいでしょうが…ゲームが進んだ時に契約すると端末上に載っている金トークンが3枚以上になっている可能性がありますので、この処理が必要です。

 …という一連の処理によって新しい形態端末をゲットします。

 では「乗り換え」は、というと…
 「新規契約料」を支払う必要がないだけで新規購入の処理とほぼ同じ処理を行い、追加処理があります。

 

 乗り換えの時に破棄する端末カードは裏返しにして重ねておきます。携帯の墓場ですね。格好良く言えば都市鉱山ってところですかね。このゲームでは再利用しませんけど。
 この時に「乗り換えする前の端末カード」にまだ預託金が乗っている場合、契約に違反していることになります。
 …ほら、2年縛りとかういうの。

 

 この時、乗り換え元のキャリアのブラックリストにプレイヤーの名前が載ることになり、ブックリストトークンを3つ受け取ります。これが1つでも残っている時、該当キャリアの端末を購入することが出来ません。ついでに残っていた預託金は没収です。

 以上のことを1人1手番ずつ行いうとこの第一購入フェイズは終わります。
 …まぁ…

 5/第二購入フェイズ
 …もう1順手番は回ってくるんですが(笑)
 はい、こちらも第一と全く同じ事が行ないます。

 気を付けるのは購入フェイズ中には「パス」が出来ないこと。
 とゆーか「パス」に関するルールがないので選択肢として存在しないことです。
 「全ての会社でブラックリストに乗った時どうするのか」とか「預託金や新規契約料が払えない時はどうするのか」といった事態が想像できるんですが、その辺りのフォロー、及び解決策はマニュアル及び製作者サイトを閲覧してもありませんでした。
 …なので、このあたりはスルーしていこうと思います。

 6/エンドフェイズ
 スタートプレイヤーの地位が次のプレイヤーに移りターン終了、貴女なスタートプレイヤーとなって再びターン頭の「1/キャッシュバック増強フェイズ」から進るていきましょう。

 で、さっきスルーしたスタンバイフェイズですが…

 

 ①/各プレイヤーは自分の持つ端末それぞれから預託金を1万回収し手持ち資金とする。
 ②/ブラックリストトークンを持っている場合、各キャリア1つをトークン置き場に戻す。
  →2つ以上のキャリアのブラックリストトークンがある場合、それぞれ1つずつを戻すこと。1つの会社のトークンを2つ戻すとかはナシらしいです。

 とまぁ、ここで支払っていた預託金を回収したりブラックリストの拘束が緩まったりするわけですね。
 これを含めて続きのターン処理を行っていきましょう。

 ゲーム終了のトリガーはどこかのキャリアの山札が尽きたらというのは先程もさらっと流しました。
 トリガーが引かれたら、「そのターンを第二購入フェイズまで行った後」にゲーム終了となります。

 自分が最終的に契約している端末の点数(右上の数字)と、所持している金トークンの個数合計が最終的な勝利点になります。全員が点数を計算した後、最も勝利点が高いプレイヤーが勝者となります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 面白いかなぁ…と思って買ったんですが、実際にはマニュアルに疑問点が多くて現状ではプレイ出来ません。

 とりあえずこういう時は製作さんのサイトでFAQを確認…FAQ以前に手掛けたゲームのリストが存在しませんでした。グーグル先生の検索でヒットしただけのサイトなので本当にここなのか不明の為問い合わせる気になりません。というかこのサイト自体動いてないっぽいしツイートも顔本も沈黙してるしなぁ…
 題材は面白そうだったので残念です。

 ……というのが去年調べた結果だったわけですが。
 この間久しぶりに検索してみても状況は全く変わっていませんでした。
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