「見慣れぬ遊戯」亭

ゲーム全般が趣味のテキトー人間が綴る備忘録
28日更新が今年最後になります。
新年4日と8日はお休みになります。

紹介/ボードゲーム/「テーベ」

2018年08月21日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 遺跡発掘…なんとも心躍る題材(笑)
 発売当初に買ってあったんですが今まで出してなかった「テーベ」を発掘したのでご紹介。


 原題: JENSEITS VON THEBEN
 日本語タイトル: テーベ(日本語版:アークライト)
 デザイナー: Peter Prinz
 発売: 2007(独) / 2013(日)
 可能人数: 2~4人
 プレイ時間: 60分程度
 ボックスサイズ: 310×220×97(mm)
 カードサイズ: 90×59(mm)

 「遺跡発掘」「世界を股に駆けて」「くじ引き」

 付記:
 2008年度ゴールデンギーク賞ベストファミリーゲーム部門(BoardGameGeek Golden Geek Best Family Game) 受賞


 

 えー、積みゲー紹介シリーズです(笑)
 今回は2007年に発売された「テーベ」です。日本語版は2013年の始めに出た模様。でっけー箱です(笑)これだけの厚さのある箱ってのは…ウチが持っているヤツだと…カヴェルナとかフォーミュラDとかでしょうかね。
 プレイヤー達は20世紀初頭に生きる考古学者となり、世界(ヨーロッパとモスクワくらい)を駆け回って該当する遺跡の知識を得て発掘に行きましょう。
 なお、発掘して品物を獲得できるかはある程度の運ですし…何より早い者勝ちです。
 2~3年(プレイ人数により変動)を過ごして最も獲得した勝利点の高いプレイヤーが最も名を売った考古学者となります。

 

 ボードに示されているのはヨーロッパの各都市とかモスクワとか。それぞれが点線で繋がっているところを1カ月で移動することが出来ます。マップの下の方にあるのは古代遺跡が遺されている5つの文明たちってことで。

 

 個人に渡されるのは5つの文明に対する発掘許可証となるタイルと人型のコマ、ディスク、そしてダイヤル。
 ……このダイヤル、色が違ってるや(笑)左側にある色をプレイヤーと合わせた方が良いでしょう。別にどれ使っても一緒なんですがね…

 

 セットアップ。
 人型のコマはマップを動き回ります。初期位置はワルシャワ。
 あとは各文明の1点チップを採掘場所に置いておきまして…

 

 ここにディスクを積みます。詰んだ一番上のプレイヤーが先手です。
 このゲームですが、手番を行う順番がちょっと独特。
 えー…「東海道」や「レイド」のように「最も手番の遅いプレイヤーが手番を行う」というものです。
 この積んでいる状態では「最も下に積まれたプレイヤー」が手番が最も遅くなりますし、後から追いかけるプレイヤーが同じ位置に止まった場合は上に乗せていき、下のプレイヤーより早く手番が回ってくるという仕組みになってます。

 手番で出来ることは4つ。
 ・勉強する。
 ・発掘をする。
 ・展示会開く。
 ・カードを入れ替える。
 といったもの。

 で、「勉強する」っていうのはカード獲得の行為です。

 


 知識を得るためのカードには色毎に「閉じた本」のアイコンがあり、1冊につき1ポイントの知識を得ることが出来ます。…でもって、同時に見なければいけないのは地名です。このカードの場合はベルリンですから…

 

 勉強をする為にベルリンまで行きましょう。資料を請求するとか出来ませんので自分で足を運びます。

 ---

 ちらっと先程書きましたが、点線で繋がっている隣の都市に行くのに1カ月かかります…この「時間」がボードの周囲に巡っている時間トラックになります。
 なので、隣の都市であるベルリンに移動するのに1マス動かします。

 

 さらに、カード自体を獲得するのにも時間がかかります…一瞬で勉強が終わる人なぞいません。この時間的コストはカードの右上に示されています。2ですね。

 ---

 というわけでさらにトラックが2つ進みます。合計3ですね。
 これでカードを獲得しました。
 獲得したカードは自分の傍にほんの色毎に並べておくと解り易いです。

 

 カードを獲得して空いたスペースには山札から新しいカードを配置します。これで一番簡単な「勉強」という手番が終了ですね。
 ……ところで、移動に時間かかりましたけどもし欲しいカードが示す都市が自分の今いる都市だった場合は?
 もちろん移動に時間はかかりません。0です!でもカードを得るための時間的コストはかかるので全て0でカードを得ることは出来ません。

 なお、「まず狙った都市に移動する」「時間コストを支払いアクションを行う」は4つの行動に共通していますので、1つ覚えるといろいろ応用が利きます。

 「発掘をする」
 
 

 ある程度都市を駆け回って狙ってる遺跡の知識をかき集めたら実際に発掘を行いましょう!
 …もちろん最初は狙った都市まで移動ですよ。

 

 今回の狙いはココ、クレタの遺跡です。一番最初に発掘に来たプレイヤーはボーナスとしてボードに置いてある1点の発掘品をゲットです。
 そして、ここで「何週間発掘するか」と「プレイヤーが持つ知識の数」によって、発掘できる枚数が決まります。
 プレイヤーの知識は上の写真の通り。クレタの知識が高いですね。黄色のエジプト知識は使いようがありません(笑)
 クレタ文明の知識が9あり、さらにアシスタントが2人いるので+1ということで知識は10あります。

 

 ダイヤルを10に合わせてっと…
 窓の右側に並んでいる数字が「何週間を発掘に費やすか」という数字で、窓の中が「チップを引くことが出来る枚数」となっています。

 

 最大で12週間を発掘に費やすことが出来ます。その場合引くことの出来るチップは10枚ということになりますね。
 まぁ、10週も12週も10枚引きで変わらないので10週で勘弁してあげましょう。もつと知識が深まればもつと大量にチップを引くことが出来ます。
 …チップってなんやねんと思うでしょうが…

 

 この袋の中に入ってます。5つの文明それぞれに1つずつ袋が用意されていますよ。
 
 

 チップを10枚引いた結果はこんな感じ。何か描かれていればアタリです。

  

 発掘品には勝利点がありますので、それがそのまま得点になります。また、「開いた本」のアイコンは全ての文明で使える知識になります…このアイコンは普通にカードでも獲得できますがちょっと制限があるのでこればっかり集めても効率は悪かったりします。
 で、残った何も書かれていないチップはというと…

 

 袋に戻します(笑)

 自分を含む次に発掘するプレイヤーは「アタリが減ってハズレは同数」という辺りを引きにくくなっている状態で発掘作業を行うことになりますねー。まぁ先に発掘しないので悪いんですよ、うん。
 なお、各文明のアタリの数はサマリーカードに示されています。得点が高いのとか低いのとか、いくつ残っているかなども確認ん出来るでしょう。

  → 

 なお、1回発掘した遺跡は同年中は発掘できません。
 特別な許可を得て(許可タイルを効果で戻して)再び発掘することも出来るんですが…そうしなくても次の年になれば再び発掘は許可されますので1つの文明に対して1年に1回しか発掘できないと思った方が良いでしょう。

 

 「展示会」
 知識のカードや特殊なアイテムのカードは縦長のデザインなんですが、たまーにこんな横長デザインのカードが混ざってます。これはセットアップ時にルールによって仕込んであります。

 

 これは「展示会」カードとしていつもの縦長カード置き場ではなく、ボード左下に置かれます。
 「カードに書かれている都市に移動」して「自分の持つ発掘品がカード下部の色と数を満たしている」ならば、手番話使ってこのカードを獲得することが出来ます。得点がそこまで高くない小展示会(必要な発掘品が3つ)と、大展示会の2種類があります。

 ……あとは「カードを入れ替える」ですが、これきワルシャワに移動したうえで1週の時間コストを支払う事でボード右上のカードを捨て札にして新しいカードを配置出来ます。ただし連続で流そうとすると時間が累積してかかるようになるのでご注意を…というだけですね。

 基本的な手番の選択肢はこんなところ。
 なお、「規定の時間」終わらせたプレイヤーはそれ以上行動が出来ません。自分の勝利点を数えなおしておきましょう。
 全員が「規定の時間」を終わらせたらゲーム終了です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 子供の頃に見た「レイダース」始め遺跡探検ものの映画は今でも好きです。ゲームでもダンジョンとかで遺跡は頻繁に出てきますし、「トュームレイダー」(初期モノ)とかは難しかったけど一応クリアしましたな。

 で、このゲームの考古学者は…まぁ、地味(笑)とはいえこっちが普通の考古学者なんですけどね。勉強して、実地で発掘調査して、学会に発表する。掘って来た遺物を展示して自慢する(笑)
 システム的にはさらっと流しましたけど…別に難しい所はありません。ただ、時間というリソースの管理は注意しておかないといけないっぽいですね。
 発掘で良いモノが大量に取れるのは最初の1人だけなんですが同じ場所の発掘が年に1回しか出来ないのでやるなら時間を取ってどーんとやりたい。しかし勉強しないと轢けるチップの数が少ない。
 …遺物の獲得は早い者勝ちなので出来れば早く発掘したい。しかし自分だけ時間を先に使ってしまうとその間に他のプレイヤーが知識と装備を獲得してくる…というジレンマがたっぷり。中々に悩むところが素晴らしい。

 まぁ、買ったはいいけどまだやれてないんですが(5年熟製品)。箱が大きくてこれをキャリーに入れると他のが入りにくいってのが大きな理由なんですが…紹介してる間にメッチャやりたくなったのでどっかのゲーム会に持っていくことにしましょう。
『おもちゃ』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« 雑記/ 2018/08/12 小山市ゲ... | トップ | 紹介/カードゲーム/「我流... »

コメントを投稿