「見慣れぬ遊戯」亭

ゲーム全般が趣味のテキトー人間が綴る備忘録
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紹介/ボードゲーム/「Symphony No.9」

2018年12月21日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 音楽を題材にしたボドゲってあまり持ってません。「狩歌」とかそんなもんかと…あれは曲そのものか(笑)
 18世紀頃の音楽の巨匠たちに出資してコンサートで資金を回収する自転車操業。
 「Symphony No.9」を入手したので開封しましょう。


 原題: 第九號交響曲
 日本語タイトル: Symphony No.9
 デザイナー: 劉忠岳 & 沈泓颺
 発売: 2018(台)
 可能人数: 2~4人
 プレイ時間: 60分程度
 ボックスサイズ: 224×224×58(mm)

 「セットコレクション」「投資」「賭け」


 

 以前の開封に続いてラウンドの流れを軽くご紹介。
 ゲームは全6ラウンドを行います。ラウンド中はパトロンとして作曲家たちに支援を行ったり、王宮音楽会への資金捻出等を行い、推し作曲家(ぉぃ)を王宮音楽会でメインを張らせて資金を回収していきます。

 

 セットアップ(個人)。
 個人用のパトロンボードと家具トークン3つ、トロ箱資金箱、初期資金を受けとります。勝利点は全て最後に集計しますので得点マーカーはありませんし、中央ボードに個人で配置するモノもありませんのでそういったマーカーやコマもありません…ここに関してはメッチャ楽です。

 

 4人プレイ時、初期資金は20金だそうです。

 

 セットアップ(中央)…こっちのセットアップがちょっと面倒(笑)
 寿命ボードに対応する作曲家タイルを左側に、ランダムで設定する勝利点獲得方法のタイルを右側にセット。
 寿命ボードにある各マスの四角の数に応じて各色のキューブを置いていきます…うん、これが面倒なんですよね。
 あと、作曲家御尊顔タイル(楽譜と呼ばれています)は近くに置いておきましょう。

 王宮音楽会ボードには6枚の作曲家ミニチップを近くに置きましてボード上部に王宮援助金タイルを6枚、定位置に置きましょう。各ラウンド1つずつ王宮からの援助金が示されます。

 

 ゲーム開始前に初期支援キューブを配布します。スタートプレイヤーと4番手が1個、残り2人が2個のキューブを得ます。キューブは各色1個ずつをランダムに配布することになってまして、個人ボードの該当作曲家のマスの下段に置きます。
 これでセットアップは完了です。

 ゲームが6ラウンドで終了するのは先程言いましたが、1ラウンドは3つのフェイズで推移します。

 ・支援フェイズ
 スタートプレイヤーから時計回りに寿命ボードに置かれている好きな色のキューブを獲得します。
 全部で3周キューブの獲得が可能です。1周目は2個を強制的に選んで獲得、2周目と3周目は1個ずつ獲得ですが獲得しないことを選んでも構いません。
 …なんでかっていえば、2周目と3周目は金がかかるんです(笑)しかも初期資金から見ると結構な高額だったりします。

 

 なので1周目は好きな色のキューブを取って…

 

 自分のボード、該当色の上側マスに置きます。

 

 別の色を取っても構いません。

 

 で、個人ボードのここに支援フェイズの推移がアイコン表記されてます。

 

 2周目でキューブを1つ獲得したら…

 

 4金支払う事になります。3周目だと8金です。両方キューブを取るなら12金ですな…初期資金20金の半分以上を費やすことになります。
 …あ、2周目にパスしても3周目でキューブを取ることは可能ですが、値段は8金ですよ。

 

 で、支援キューブ獲得が3周終わりましたら各作曲家ごとに最もキューブを持っているのが誰かを確認します。別にこのキューブ獲得は隠している訳ではないので簡単に解ります。

 

 最も多くのキューブを持っているプレイヤーには作曲家から礼として楽譜が送られるようです。ただし、受け取った後でキューブを半分(端数切捨て)を破棄することになります。
 「いや、楽譜いらんし」
 拒否不可です(笑)最も多く持っているパトロンは必ず受け取ってキューブを捨ててください。そもそもこの楽譜タイルを大量に集めることが勝利点の獲得方法としては最も多いんです…たまに違うのもあるけど。

 

 端数切捨てっていうことで、1個しか持っておらずに楽譜が貰えることになったとした場合、キューブを捨てる必要はありません。
 こうして全ての作曲家が楽譜を送付したら次の王宮音楽会フェイズに入ります。

 

 まずは作曲家の人気度を見ていきましょう。
 寿命ボードや作曲家御尊顔タイルの左上に着いてる数字が人気度ということになります。…といっても数字が各マスにあるのでどれを見るか迷いますが、基本的に「キューブが無くなっていて」「一番右側マスの数字」を見ることになります。
 上の写真を見るとシューベルトは寿命ボードの一番左マスのキューブが残っているので作曲家タイルの「2」となり、モーツァルトは寿命ボードの一番左のマスでキューブが残っていない為そこの数字を参照するので「4」となります。これを6人全てに適用しまして…

 

 人気の高い順にカラーチップを王宮音楽会ボードに配置していきます。

 

 続けて残っている王宮援助チップの一番左を捲ります。これが王宮からの音楽会開催の為に支給されるお金。たまにマイナスがあるんですが(笑)

 そして、各プレイヤーが援助金を握りましょう。0~8金の間で好きなだけ握ることが出来ます…はい、出さなくても構いません。

 

 全員が準備出来たら一斉に公開。1+3+4+5+2(王宮援助金)で合計15金ということになります。王宮演奏会ボードをみましょう。

 

 作曲家は6人いたわけですが、人気順(さっきのカラーチップを置いた場所)とみんなで出した金額によって喜ばれた規模と作曲家の演奏会が決まりまして、出演していた作曲家は名誉なことですね。ついでにパトロンにはお金が入ります(笑)今回褒賞を得られるのは赤の作曲家のみ…もう1金誰が渋ってれば中規模音楽会が評価されて名誉を得られるのが3名になったんですが赤のキューブを集めていた人にとっては歓喜(笑)
 なお、このゲームにおいてキューブを獲得したり、王宮演奏会に資金を出したりといくつも支出する場面があるわけですが…収入はここしかないので、ハズすとかなり厳しいことになります。まぁある程度の救済措置(家具売却)はあるし支出しなくてもキューブ2つは取れるのでいつかはなんとか…なるかもしれません(笑)

 

 で、目立った活躍をした作曲家の支援キューブを持っているプレイヤーは褒賞を受けとります。

 

 受け取る金額はここの真ん中辺りに書いてあります。キューブ1つ毎に9金もらえますのでキューブを2個持っているプレイヤーは18金ゲットです。

 

 ただし、受けとった後に該当作曲家の支援キューブを1~2個破棄しなければなりません。前半ラウンド(1~3)なら1個、それ以降か後半として2個を破棄することになります。

 

 そして王宮音楽会成功の証に王宮の支援金チップを上にズラし、評価された作曲家のキューブを置いておきましょう。なお、どの規模の音楽会だったのかは置かれたキューブの数で解ります。
 ここまでやると王宮音楽会フェイズも終了です。

 あとは次のラウンドの準備とか些事をこなしていく終了フェイズですが…1つ、ここで大きな仕事があります。まぁプレイヤーが能動的にやることはありませんよ。
 え、スタプレの移動?あ、はい。そんなのもありましたね(ぉぃ)…あ、このゲームのスタプレ移動は反時計周りなので気を付けてください。ゲーム開始時に初期キューブを配った時、スタプレと4番目の人がキューブ1個でしたけど…4番目って反時計周りにすると2番目の親ってことですからねぇ…しかも4人プレイなら2番目のスタプレですからねぇ…
  
 …って、それはどうでも良い(←こらこら)。
 この終了フェイズでやる一番の大切な事は…

  → 

 寿命が尽きて亡くなった作曲家を埋葬することです。
 いや、タイルをR.I.P.面にするだけなんですけどね。
 なお、亡くなったとしても音楽会での評価対象にはなりますが、以降のラウンドで投資することも楽譜タイルを受け取ることも出来ません。

 これで1ラウンドが終了します。次のラウンドを開始すします。6ラウンドが終了するとゲーム終了です。
 最終得点計算を行って最も勝利点の高いプレイヤーが勝者となります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ルールとしては紹介しているのがほとんどなので、そこまで重いものではありません。物理的に重かったりはしますが。
 しかし、考える所はいろいろあります。…ほとんどの部分が丸見えだからです(笑)
 見えないのは各人の考えだけ。まぁ動いてるうちに考えも透けて見えることがあるので、それらを受けてどう動くかというところでメッチャ考えます。
 1ラウンド中に楽譜を受け取ることが出来るのは1人だけですが、貰える投資キューブの個数は3~4個あればかなり確率が高くなります…というか1個でも貰える可能性がある時点で(笑)
 勝利点はこの楽譜タイルの個数で大部分が決まるようなので、積極的に狙いたいところですがキューブを1ラウンドに4個持っていくと12金かかるし、それで楽譜をゲットすると半分無くなるし(なので奇数で持っている方が何かとお得)、資金を回収しようとするとここでもある程度資金を出さなきゃいけないし、収益が出たところでまたキューブが減るし…と、かなり資金面でシビア。でかいのを一発当てれば一息つける…のかなぁ?
 
 そういえば、寿命ボードの評価数って今回の写真に使った合わせ面だと本当にその作曲家の評価に準じているとかなんとか…実際の所は解りませんが。そう言うのを合わせてくるのっていいっすねぇー
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