「見慣れぬ遊戯」亭

ゲーム全般が趣味のテキトー人間が綴る備忘録
月木の26時に通常更新の他、日曜にゲーム会レポ。

紹介/ボードゲーム/「シャドウレイダーズ」

2018年05月22日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 「レイダー」と「シャドウ」の戦い、そして何故かいる「市民」(笑)
 「シャドウレイダーズ」のご紹介です


 原題: シャドウレイダーズ
 日本語タイトル: 同上(リメイク:シャドウハンターズ)
 デザイナー: 池田康隆
 発売: 2005(日) / 2018(日)
 可能人数: 4~8人
 プレイ時間: 60分程度
 ボックスサイズ: 153×99×45(mm)
 カードサイズ: 89×63(mm)

 「正体隠匿型」「チーム戦&個人戦」「アリスちゃんカワイイ」


 

 2005年に発売されてからZ-MANゲームズでも英語版が出た正体隠匿型ゲーム「シャドウハンターズ」が待望のリメイクとなりました。めでたい。
 ウチはブロックアウトさんで「ハンターズ」を何回か卓に参加させていただきておりますので基本的なルールは大丈夫…なはず(笑)

 「ハンターズ」では森を舞台にしていますが「レイダーズ」では街に舞台を移しています。
 街の闇に潜む異形の怪物とそれを狩ることを生業にする狩人の戦いがメインの流れ。そこにただの市民がヒロイン(一部語弊アリ)として巻き込まれるという構図。
 ……まぁこの市民、狩人と異形のどっちに味方するのか解らないんですが(笑)

 ゲームとしてはプレイヤー全員が何らかのキャラクターを受け持って遊びます。ロールプレイは必要ありません(一部除く)。
 基本的に同数の「レイダーズ」「シャドウ」が存在し敵対陣営を全てゲームから脱落させれば勝ちというのは人狼っぽい動きなわけですが…別にネゴシエイト能力は必要ありません。必要なのは演繹法&帰納法というところ。
 
 

 セットアップ(中央)。
 2種類のボード、時計塔と六芒星をパズルの要領で作成します。六芒星の方は並びはランダムでいいようです。
 近くに3種類…黒、白、緑のカードをそれぞれまとめて山札にして置いておきます。すぐ隣に使い終わったカードの廃棄場所を確保しておくとなお良し。
 時計塔と六芒星にプレイヤーが選んだ色のキューブをそれぞれ1つずつ置きます。時計塔の方がグチャッとしてますがゲーム開始時には一番下のマス「No Damege」に置きましょう(笑)
 あと、キューブは1人につき3つありますが残った1つは自分の傍に置きます。自分の色がどれかを示す為ですね。

 

 セットアップ(キャラ取り)
 プレイ人数によって各陣営のキャラクターが何人使われるのかが決まります。その辺りはマニュアルをご覧ください。まぁ基本的にレイダーズとシャドウが同数でシチズンが入るとして置けばいいはずです。
 で、設定人数分のカードを仕込んで各プレイヤーに好きなカードを取ってもらい自分だけで確認します。
 …正体隠匿系ですからね。

 

 で、サンプルはシチズンの「アリス」嬢。HPが8しかないか弱い少女です。

 

 キャラクターカードを確認したら自分の傍に伏せて置き、残っていた自分の色のキューブを置いておけば良いでしょう。

 で、勝利条件ですが…
 ・レイダーズはシャドウ陣営の殲滅。
 ・シャドウはレイダーズ陣営の殲滅。もしくはシチズン数名の殺害。
 ここは解り易いです。敵対してますから。シャドウ側の市民殺害は多分ヒャッハーなメンタルだと思われます(ぉぃ)
 もう1つ、シチズンの勝利条件ですが…個々のカードで違います(笑)
 いやもうホントバラバラ。
 さっきのアリス嬢の勝利条件なんて「ゲーム終了時に生き残っていること」です。突拍子もないものだと「一番初めに死亡する」なんていう自殺志願者までいます…なんやねんそれ(笑)
 で、アリス嬢の勝利条件を見て思うことがあるわけですよ。

 これ、「どっちの陣営でもいいから早うゲーム終われ」という思い(笑)
 なのでシチズンのキャラクターが当たった方は変な動きをすることがあります…有利な方にそれとなく味方したり、わざと目立つ行動をして自分を殺してもらおうとしたり(笑)

 まぁそれもまた人生。(待て)

 ではゲームの流れです。ゲームはスタートプレイヤーからの手番制、誰かが勝利条件を達成するまで続けられます。ゲームかせ脱落したプレイヤーはその後の様子を見ていると面白いです…
 手番プレイヤーは3つの行動を順番に行っていきます。

 

 まず必ずダイスを振ります。ダイスは6面と4面を1つずつ。
 …4面ダイスって知ってる人少なくなった気がしますねぇ…

 

 で、ダイス目の合計が示す場所へ自分の六芒星のキューブを移動します。
 本当ならここで六芒星のマスの効果が発動するわけですが誰も装備カードを持っていない為不発。
 なお、ここで出目の合計が10だった場合は好きな場所へ移動できます。

 

 そして3つ目の行動は攻撃です。これは行わないことを選択しても構いません。俗に言う「壁でも殴ってる」状態です。
 ここで必要なのはレンジのことですね。
 レンジというのは基本的に「近距離武器が届く範囲」と考えていいと思います。このゲームは敵対陣営を倒していくのが重要なので誰を倒せるのかはよく覚えておきましょう。
 レンジは「自分がいるマス」と「自分がいるマスと反時計回りに1つ隣のマス」の2つ。その範囲内にキューブがあったらそれに対して攻撃可能です…ただ、たまに「レンジ外を狙える」とか「獲物(レンジ内にキャラクター)がいるなら攻撃をしなければならない」とかいった装備カードがあるので気を付けましょう。あ、基本的に攻撃は1手番に1人を狙うんですが、これもカードの効果によって2人になったり攻撃範囲の全員になったりします。

 攻撃をする場合、攻撃相手を宣言してうえで6面と4面のダイスを1つずつ振ります。
 受けるダメージは【大きい方の出目】から【小さい方の出目】を減じた数値です。
 解りにくいですかそうですか。図にすると簡単です。

 

 大きい方の出目が【6】、小さい方の出目が【4】なので引いて【2】ダメージという感じです。
 「大きい方の」とか「小さい方の」という言葉は「出目」にかかります。決してダイスの大きさにかかるわけではありませんので、4面ダイスが【4】、6面ダイスが【1】だった場合なら減じて【3】ダメージ。簡単ですね。

 

 攻撃対象となったプレイヤーのキューブが時計塔ボードを上がっていきます。ここまで終われば手番プレイヤーの高下右は終了なので次の手番プレイヤーにどーぞーということになります。

 

 そんな事をやっていて自分のキャラクターのHP以上のダメージが累積した場合、そのキャラクターは死亡します。ゲームから脱落ですね。

 

 ゲームから脱落した場合は時計塔や六芒星ボードのキューブを回収し、公開した自分のキャラクターカードに載せましょう。R.I.P.
 …あ、「アリス」というキャラクターの勝利条件が「生き残ること」なのでこの時点でこのプレイヤーの負けは確定なんですが…シャドウやレイダーズの場合、自分が脱落しても敵対陣営が滅べば勝利ですからね。そこは間違えないようにしてください。シチズンに関しては大体自分1人で勝つことになりそうなんですが(笑)
 誰かが勝利条件を達成した時点でゲーム終了です。

 ……ところで、重要なことを紹介してません。
 どーやって陣営とかキャラクターを見分けるのか?

 ヒントはいくつかあります。
 まずはプレイヤーの動き。
 次に累計ダメージ。

 さっき「アリス」だった場合はこの8ダメージ目にキューブが来た時に死亡しました。
 …じゃあ死ななかったら?
 10ダメージ溜まっても死ななかったら?
 それは「アリス」以外にもHPが10しかない「バイロン」や「エミ」でもないと解りますね。

 まぁ、それでも漠然とし過ぎてます。
 …面倒なので相手に尋ねてしまいましょう(笑)

 

 手番のはじめに振ったダイスの合計が2や3の時に訪れる探偵事務所。
 ここに来ると緑のカード(探偵カード)を1枚引き、自分だけが内容を確認出来ます。

 

 これが探偵カード。イラストは1種類しかないので無視します(笑)
 大切なのは下のテキスト。
 四角で囲っているのが条件でその他が効果になります。
 ……じゃあこれを引いた「アリス」の手番プレイヤーは1ダメージ受けるのかというと、受けません。

 

 このカード、誰でも良いので別のプレイヤーに渡すものなんです。渡されたプレイヤーも内容を確認しまして…

 

 もし渡された側のキャラクターカードがシチズンかシャドウという探偵カードの条件にヒットしている場合、カードに書かれている効果を受けなければなりません。効果が2つある場合はカードを受取ったプレイヤーがどちらの効果にするかを選択します。まぁ装備カードがないのに「装備カードを渡す」という選択は出来ないんですけどね。

 

 逆に自分のキャラクターが探偵カードにヒットしない…この場合はレイダーズの場合は効果を実行する必要はありません。この時に逆に渡したプレイヤーが効果を受けるとかそういうことは一切ありません。

 

 効果を実行した探偵カードは裏向きのまま捨て山に行きます。
 カードを引いたプレイヤー、そしてカードを渡されたプレイヤー以外は内容を見ることは出来ません。
 …しかし、その後のプレイヤーの行動で何かヒントがつかめる可能性はあります。
 まぁ漠然としたヒントですけどね。

 …例を挙げると
 「カードを渡したプレイヤー」が「カードを受取ったプレイヤー」に直後に攻撃を仕掛けるパターン。
 この場合、敵対陣営なので攻撃したと考えるのが自然だと思われます。まぁシチズンだった場合でも「1発なら誤射かもしれない」という有名な「嘘の新聞」のような事を言い出す可能性もありますけどね。

 とりあえずこのカードを誰かに渡すことで「予想の取っ掛かり」が生まれます。
 1手番に1枚しか引くことが出来ませんが、このマスに来るたびにカードを引き、誰かに渡すことが出来ます。カードが尽きたらまたリシャッフルするだけです。
 続けていくうちにぼんやりと繋がりが見えてくるでしょう。

 〇さっきカードを渡してAさんはシャドウかシチズンだと判明している。
 ↓
 〇BさんもAさんにカードを渡して、直後にな攻撃していた。
 ↓
 〇シチズンなら様子を見るだろうし、Aさんってシャドウなんじゃね?

 という予想は出来ます。論理が穴だらけなのは承知の上。だって予想の材料が足りないから(笑)
 というわけでこれを多くのプレイヤー相手に展開し、自分の敵もしくは味方を探して協力や殲滅を行うゲームとなっています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 「ハンターズ」では探偵カードはオババカードとして森のばあさんが助言してくれるって感じのカードでした…ばーさんカッコヨカッタナァ…
 このゲームですがウチは得意ではありません(笑)人を見る目がないんでしょう…たまーに探偵カードを渡したのに間違うこともありそうですしね…

 確か「ハンターズ」の卓m@sがあったはず…あ、これこれ。

[卓m@s]shadow m@sters part1[シャドハン×アイマス]
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm12323243

 8年前の動画ですね(笑)レンジのルールが変わっていたり、特殊能力(各キャラが持つ効果、説明してませんけど)の処理の仕方がちょっと違ったりしてるのでそのまま適用はどうかと思いますが、動画を見た上でマニュアルを読み違っている所を重点的に調べると解り易くなります。
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