Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

四万十川 私事情

2006-08-19 13:52:51 | 最近思った事
ここ数年必ず訪れている四万十川中流域、旧十和村。
現在は平成の大合併により四万十町と言っている所だ。

鮎・アマゴはもちろん鰻に手長エビはここの名物。
夜、タイマツの火を振りながら魚を追い込む
火振り漁は夏の風物詩だ。

川をとても大事にしてきて川と共に営んできた町で
毎年8月14日、夏祭りがこの河畔で開催される。
盆提灯の灯が川面に揺れる。
そして祭りの最後に灯篭流し。
その思いは遥か先まで続いていく。

護岸工事がほとんどなく、川原には砂利が広がり
どこも夏場はキャンプ場になる。
川幅も広々とし、水は悠々と流れ
時にカヌーが流れていくそんな所だ。

「昔はもっと水があったんだけれどね」っと地元の人が言った。
日本最後の清流といわれて久しいけれど
水の透明度でいったら紀伊半島の川にはかなわないと私は思う。
でもこの川は地元の人と共に生きて人に生きる力を与える川だ。
そこがこの川の日本人が愛す理由なのだろうか。

四万十川の源流に行くにはしばらくダートを進み
そこから20分くらいの登山となる。
苔むした広葉樹林の森を流れる小川があの大河になるのが嘘のようだ。
どこがほんとの出発点かははからないが
そのうちのひとつの湧き水を口にする。
冷んやりとまろやかな水は汗をかいた体に勇気を与えた。
ここから中村まで196kmの旅が始まるのだ。
そして太平洋の黒潮になる。

中村に通称赤橋がある。
四万十川も直ぐそこが河口域なのでこの橋も大きく長い。
夏の間はその下でテントも張らず野宿もしたかな。
そして秋の落ち鮎のシーズン
ここは数えきらない程の数で川が真っ黒になる。

汽水域には幻の魚といわれるアカメ。
スズキの仲間で目が赤く見える事からこの名がついた。
もちろん釣り上げた事はないが
最近はどこぞのお土産屋さんでお目にする。
もうここには幻はないのか?

冬は訪れた事はない。
南国高知といえども上流域は雪が積もる。
深々と積もる雪もやがて春になるとやっぱり四万十川に集まってくる。

川沿いの道は整備が整い快走路になってはいるが
まだまだ履行さえできない場所も多く残る。
反対岸に新しい橋とトンネルが見えるので
やがてこの道は使われなくなるのだろう。
でもそういう所ほど本来の四万十川の顔がある。
開発と自然保護、なかなかうまくいかない。

心に潤いがなくなった時
私はまたこの地を訪れる…。

私の心の故里“四万十川”
コメント   この記事についてブログを書く
« 四国のうどんは手打ちうどん! | トップ | 私はバイク乗り 17 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

最近思った事」カテゴリの最新記事