三年間良く頑張りました!
お疲れ様でした!
卒業おめでとう、国家試験の合格おめでとうございます。
これから新たな人生の道を開くことができます。
ここで、新鍼灸師の皆さんに二つの物語を伝えたい:
「石の上にも三年」、私なりの解釈を聞いて下さい。
石の上で三年あれば、冷たい石でも暖かくなるという今までの解釈がありますが、なぜ三年じゃないとだめですか?二年はダメですか?一年はダメですか?恐らく、これは先祖たち長い年月の生活の知恵だと思います。長い間の経験によって、人間の能力の進展(進化)は三年に1つのステップになっていて、三年でようやく次のステップに上がることができます。だから、小学校三年生まで低学年、四年から六年生を高学年、三年ずつ分けていた、中学校三年間、高校三年間、専門学校また三年間、やっと基礎知識の勉強は終了になりました。しかし、ここで終わりではなくこれから社会への実践が始まります、新たなステップに上がったのです、少なくても新たな三年間がかかる、更に次のステップに上がって行く。次々の目標があって、次々のステップに上がって行く、これこそ人生の楽しさがあると思っています。これこそ「生涯学習」ではないでしょうか。中国語で言うと「活到老学到老」(老いて行きながら習って行くまたは年取ればとるほど学びがある)。
数年前上海に帰った時、キリスト教の叔母が日曜日のミサに誘われた。私はまったく宗教がない、興味もない人間ですが、よぼよぼの叔母が一人で行かせるにも行けないと思って、一緒に付いていきました。その日の内容は「あきらめるな!」という三匹のカエルの物語でした。
あらすじの内容は[ある日三匹のカエルが牛乳が入ってる深い罐の中に落ちてしまった。必死に泳いで、足がバタバタしてようやく顔が牛乳の表面に浮き出せた。しばらくすると、一匹のカエルが言いました「ダメだ、もう疲れたわ」といいながら、バタバタしていた足が止まりました、すぐそのカエルさんの顔が見えなくなりました。残り二匹は泳ぎ続けていました。しばらくしたら、一匹のカエルさんが言いました「もうダメだ、疲れたわ、助からないわ」言った突端に足が止まりました、そのカエルさんの顔が消えてしまいました。残り最後の一匹のカエルさんが泳ぎ続けていました。どのくらいの時間がかかったか分かりませんがカエルさんが疲れて、意識もうろうになって、ひたすら足がバタバタし続けていました。朦朧の意識の中で突然足に何か硬いものに触りました!???なに?確かめてみると足元に硬い、大きな岩のようなものがありました。カエルさんの意識がはっきりになりました。両足をまっすぐ伸ばすと体の半分が牛乳に浮き出していたじゃないですか。最後の一匹のカエルさんが助かりました。なぜでしょうか?カエルさんの足がバタバタしているうちに牛乳からバターができました。]このお話はイスラエルの人々が代々伝わっている伝説でした。目標があったら実現するまでの努力が欠かさない、すぐ結果がみえなくでも、困難があっても、やり続ければ予想できない展開の可能性があり、奇跡があること・・・ 絶対にあきらめない!
明るい将来が皆さんを迎えます、皆さんも明るい未来に向かって進んで行きます。なにより、あきらめない精神を持つこと、避けない!逃げない!頑張って下さい。加油(ジャユ)!努力加油(ヌーリジャユ)!
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中国中医師・日本国鍼灸師・修士学位、教員資格
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