優勝インタビュー（笑ート笑ート）

第１回〇〇国際マラソン大会。大方の予想を裏切り、栄光
の座を勝ち取ったのは、赤嶺速人だった。

今年、丸岡デパートに入社したばかりの新鋭である。
全国中継のテレビ画面に、喜びの顔が映し出された。

「優勝おめでとうございます。今の喜びを、誰に伝えたい

　ですか？」
若者らしい、元気よく弾むような声が返ってきた。

　か」
篠崎は、待ってましたとばかりに、得々と説明を始めた。

「まずは丸岡デパートの山田社長ですね。そして、丸岡デ
　パートの西原常務、次に丸岡デパートの佐藤部長、それ

　から丸岡デパートの……」。

インタビューの画面が中断され、ＣＭが流れ始めた。

　　帰省していた娘と孫が戻っていき、静かな日常生活が
　　帰ってきました。

中日新聞ＨＰの「達人に訊け！」コーナーに、「お気楽悩
み相談室」を連載しています。
か分からないような気になる。　
相談その310「『お詫びと訂正』が多すぎて、頭を下げ続
けている」

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https://plus.chunichi.co.jp/blog/samurai/article/560/10744/

ミス（笑ート笑ート）

前原課長が、部下の服部を叱責していた。
「おまえな。何回同じミスを繰り返してるんだ！」

それまでじっとうなだれて聞いていた服部が、胸を急に張
ると、元気よくこう答えたのだった。

「はい。これで６回目です。この回数だけは、絶対に間違

　いありません」

　　今日は、朝から大雨。おかげで、暑さは一段落
　　したようです。

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違い（笑ート笑ート）

山中課長は、何回もその資料を読み返していた。しかし、
分からない。懸案事項の解決策として、部下の篠崎が三つ

の案を考えてきたのだが、どれも同じように思えるのだ。
とうとうたまりかねたように立ち上がり、篠崎を自分のデ

スクのそばに呼び寄せた。

「きみが考えた三つの案だが、ぼくにはどれも同じに見え
　るんだけどね。どこがどう違うのか、説明してくれない

　か」
篠崎は、待ってましたとばかりに、得々と説明を始めた。

「Ａ案は電車の中、Ｂ案は風呂の中、Ｃ案はトイレの中で
　考えたんです」

篠崎は、待ってましたとばかりに、得々と説明を始めた。

　　平和を考えるとは、戦争をしないためにはどうするかを
　　考えること。それなのに、国を守るためにはどうするか
　　という安全保障の問題にすり替えられているような気が
　　します。

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水族館（笑ート笑ート）

その水母区間は、いつも多くの人でにぎわっていた。魚た
ちも、気のせいかサービス精神旺盛で、愛きょうを振りま

いているかのように見える。
ところが、ひときわ大きいある魚だけは、人を小バカにし

たような、ぞんざいな態度をとるのである。
水槽の横に、魚の名前とその説明が書かれてあった。
「人食いザメ＝人を食ったような態度をとる」

　　まさに猛暑のお盆ですね。
　　熱中症にご注意ください。

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お気楽悩み相談室を更新

中日新聞プラスＨＰの「達人に訊け！」コーナーで、
「寒来光一のお気楽悩み相談室」を連載しています（毎
週日曜日更新）。
　内容を更新しました。
お悩み相談その310「『お詫びと訂正』が多すぎて、頭
を下げ続けている」

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英雄（笑ート笑ート）

春男は、長男の健一に尋ねてみた。
「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。おまえだったら、どの
　人物になってみたいと思う？」
「織田信長」

「どうしてだい？」
「一番早く天下を取ったから、一番威張っていられるだろ

　う」
この子は性格が妻に似ていると、春男は思った。
次男の浩二にも同じ質問をぶつけてみると、「徳川家康」
という答えが返ってきた。

「どうしてだい？」

「だって、一番長生きしたのは、徳川家康なんだよ」
この子はスケールが小さなところが自分に似ていると、春

男は思った。

　　昨日、娘と孫が帰省。
　　にぎやかなお盆となりそうです。

中日新聞ＨＰの「達人に訊け！」コーナーに、「お気楽悩
み相談室」を連載しています。
か分からないような気になる。　
相談その309「片道30分の徒歩通勤をしていたが、20分で行
ける道を発見しショックを受けている」

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チェック（笑ート笑ート）

「課長、できました」
倉本は、ようやく完成した資料を、朝川課長に提出した。
「おお、ご苦労さん。この資料は重要だから、隅から隅ま
　でチェックさせてもらうよ」

倉本は、うなずきながらこう答えた。
「そう思って、７カ所だけ間違った数字を入れておきまし
　た」

　　大谷選手が、ついに快記録を達成しましたね。
　　これからも、いろんな記録を次々に塗り替えてほしい
　　ものです。

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名前入れ（笑ート笑ート）

光江が言った。
「私ね。しょっちゅう忘れ物するから、何でも自分の物に
　は名前を入れておくの」
晴美は、光江のそんなところが気に入っていた。

「それは、いい心構えだわ」
「家のカギなんか、住所まで書き込んでるから、落として
　も安心なのよ」
「そんなことしたら、かえって危ないでしょ！」

 

　　三宅一生さんが死去されました。ファッションには疎い
　　私でも、なじみ深い名前のデザイナーでした。　

 

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犬自慢（笑ート笑ート）

「うちの犬は、ものすごく頭がいいんだぜ。人間の言うこ
　とは、何でも聞くんだ」
　９歳の健太が、犬自慢をしていた。負けじと、８歳の慎
二がしゃべり始めた。

「それだったら、うちの犬の方が、もっと頭いいよ。だっ
　て、人間に向かって、『エサをくれ』とか『散歩に連れ
　て行け』とか命令するんだよ」

 

　　「今年は異常な暑さですね」。この会話、毎年交わし
　　ているような気がします。　

 

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相談その309「片道30分の徒歩通勤をしていたが、20分で行
ける道を発見しショックを受けている」

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ケチ（笑ート笑ート）

　とにかくケチな男がいた。どんなに悪口を言われようとも、余分
なことにはビタ一文お金を使おうとしないのである。
　この男、将棋を指すと、いつも負けるのだという。どうしてそん
なに弱いのだろうか。

　男が指す手を見て、すぐに謎が解けた。男は、「王」を守ろうと
せずに、「金」を守ろうとするのだった。

 

　　昨日は「立秋」でしたが、まだまだ猛暑は続きそうです。
　　♪あ～きよ来い、は～やく来い。　

 

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