斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

関東鉄道キハ5010形甲種輸送

2017-03-20 19:58:35 | 鉄道
 2月18日に
 関東鉄道キハ5010形
 の甲種輸送が行われ、撮影してきましたのでレポートします。



 今回輸送されたキハ5010形はキハ5000形に対して環境対応のエンジンに改良し、戸開閉予告灯やLED照明やLCD式運賃表示器など最新設備を採用していることがポイントです。そして、塗色デザインも新しいものになりましたが、甲種輸送時は一部を隠した状態でした。
 キハ5011とキハ5012の2両が今回輸送されました。




 新潟トランシスから信越、上越、東北、小山線と通って、10時50分ごろに
 下館
 に到着しました。牽引機はDE10 1749が務めていました。どうやら、小山までEF65形で、小山からはDE10形が担当したようです。これは下館での入換などの関係のようです。下館では4番線に入線しました。入線時、丁度真岡鉄道の列車がやってきて、しばし並走していました。


 3番線で入換開始までのしばしの待機です。



 約40分の待機後、入換が始まりました。まず、いったん友部方へ行き、ここからJR線と関東鉄道線との接続部分を通過し、接続部分を通過したのちいったん停車します。ここでDE10形は切り離され、JRの甲種輸送としてはここで終わりとなります。
 下館での入換が発生しているのはJRと関東鉄道の接続部分が友部方にあるためです。


 入換が終わってすぐに関鉄の5番線で待機していたキハ2100形がゆっくりとキハ5010形のところに歩み寄ってきました。関東鉄道線内での甲種輸送はキハ2100形のキハ2111+2112が担当するようです。





 そして、キハ2100形とキハ5010形の
 連結作業
 が行われました。慎重に作業が行われ、無事に連結が完了しました。連結が終わると、ホースの接続などが行われました。


 これにより、関東鉄道線内での甲種輸送の準備は完了です。これと同時にJRから関東鉄道への引き渡しは完了です。関東鉄道線内での甲種輸送はキハ2100形とキハ5010形による4両編成で行われるようです。


 そして、甲種輸送車両は多少進んで5番線にて出発までのしばしの待機です。



 宗道
 で再び撮影。甲種輸送は関東鉄道線内の一部の駅で交換待ちしながら進んでいくのですが、宗道ではその1つにあたります。
 すると、キハ2100形には甲種輸送のHMが付いていました。そういえば、関東鉄道では甲種輸送を行うたびに専用のHMを用意しているそうですね・・・。HMには「新車回送」と書いてありますが、こちらではJRと同じく甲種輸送としています。



 キハ2100形と連結しているキハ5010形です。基本的な車体形状は同じです。つまり、約20年同じ車体で投入しているということになりますね・・・。でも、技術自体は進歩していますが・・・。


 ほどなくして下館行きのキハ2200形がやってきました。


 下館行きのキハ2200形が出発し、間をおいて水海道に向けて出発していきました。
 最近は甲種輸送があるたびに各撮影地や各駅でにぎわいがみられますが、宗道では私一人だけでした・・・。

 関東鉄道は社線内の輸送はディーゼルカーがエスコートしていますが、これを初めて撮影し、また違った雰囲気が感じされました。
 以上です。

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