①ウサギを飼う
1955年頃ですが、その頃まではウサギを飼っている家が結構多かったと記憶しています。
その世話はもちろん子どもでした。私も、木製のみかん箱を改良したウサギ小屋をつくり飼いました。
中には藁を敷いていました。ウサギは湿気が嫌いと教わっていたので、屋根をしっかり作り、底には穴をあけておしっこが外へ出るようにしました。糞は丸くてコロコロしているので藁を取り換える時にいっしょに片付けました。
餌は草が中心で、タンポポやハコベが大好きでした。冬は少なく、ダイコンの乾燥葉を上げたり、ロゼッタになっているタンポポやオオバコを上げたりしたものです。
値段が良いので毛の長いあのアンゴラウサギも飼ったことがありましたが、これは弱くてなかなか育て上げるのが難しかったものです。
ウサギ小屋は3,4個ありました。ウサギは同じところに飼うとストレスに弱く傷つけるようなケンカをするので、小さいうちは一緒でも別々に飼わねばなりませんでした。また、猫が穴から手を入れて傷つけてしまうこともあり要注意でした。傷がつくとそこからすぐ膿んでしまい弱ってしまうのでした。
ウサギを飼っていたのは小学校までだった気がします。このウサギは、大きくなると、業者が来て買い取って行ってくれました。その代金はいくらぐらいだったか今は記憶がありません。今のようにかわいくて飼うのではなく、小遣いかせぎやささやかな家計の助けのためでした。
②同じころ、ヤギも飼っていました。
ヤギは、乳を搾るために飼われていたように思います。ヤギの乳は癖がありましたが、私も平気で飲めました。そのころ乳牛を飼っていた家は地域では一軒のみで、よく一升瓶で買いに行かされました。我が家のヤギは、時々綱を付けて外に出して草を自由に食べさせたりはするものの、ほとんどは小屋で草や干し草をあげていました。
ヤギはあまり裕福な家では飼っていなかったように思います。低学年の頃に叱られて、家から追い出されヤギ小屋に一晩寝たことを思い出します。
1955年頃ですが、その頃まではウサギを飼っている家が結構多かったと記憶しています。
その世話はもちろん子どもでした。私も、木製のみかん箱を改良したウサギ小屋をつくり飼いました。
中には藁を敷いていました。ウサギは湿気が嫌いと教わっていたので、屋根をしっかり作り、底には穴をあけておしっこが外へ出るようにしました。糞は丸くてコロコロしているので藁を取り換える時にいっしょに片付けました。
餌は草が中心で、タンポポやハコベが大好きでした。冬は少なく、ダイコンの乾燥葉を上げたり、ロゼッタになっているタンポポやオオバコを上げたりしたものです。
値段が良いので毛の長いあのアンゴラウサギも飼ったことがありましたが、これは弱くてなかなか育て上げるのが難しかったものです。
ウサギ小屋は3,4個ありました。ウサギは同じところに飼うとストレスに弱く傷つけるようなケンカをするので、小さいうちは一緒でも別々に飼わねばなりませんでした。また、猫が穴から手を入れて傷つけてしまうこともあり要注意でした。傷がつくとそこからすぐ膿んでしまい弱ってしまうのでした。
ウサギを飼っていたのは小学校までだった気がします。このウサギは、大きくなると、業者が来て買い取って行ってくれました。その代金はいくらぐらいだったか今は記憶がありません。今のようにかわいくて飼うのではなく、小遣いかせぎやささやかな家計の助けのためでした。
②同じころ、ヤギも飼っていました。
ヤギは、乳を搾るために飼われていたように思います。ヤギの乳は癖がありましたが、私も平気で飲めました。そのころ乳牛を飼っていた家は地域では一軒のみで、よく一升瓶で買いに行かされました。我が家のヤギは、時々綱を付けて外に出して草を自由に食べさせたりはするものの、ほとんどは小屋で草や干し草をあげていました。
ヤギはあまり裕福な家では飼っていなかったように思います。低学年の頃に叱られて、家から追い出されヤギ小屋に一晩寝たことを思い出します。