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暇人のストレス解消

浮き藁処理

2009-04-28 21:02:30 | 水田

4月28日午前中。
予想どおり浮き藁が風で寄せられておりました。十分注意して(土に十分水を含ませ、水量も土がこなれる程度にして1速でゆっくりと歩いた)掻きましたが風には勝てませんでした。
今回作業した田んぼ全て浮き藁処理をしなければなりませんでした。

こんなに獲れました。大漁です。
藁が分解するまでには2年くらいかかるそうですが、大事な有機質肥料が台無しです。
有機質肥料と言うと堆肥とか鶏糞とか思い浮かべる方がおりますがあれは只の”ウンチ”です。人間のウンチは汚くて動物のウンチは肥料と思っているみたいですがどちらも同じ物です。
この熊手は5年位使用しています。中国製で300円位だったと思いますが中国製でも良い物は良いのです。

午後からピーマンの苗の定植です。このピーマンはカラーピーマンのスウィーティーと言う品種で南国育種さんからセル苗の状態で送ってもらいました。未だ定植するには早いですが今日トマトの苗が納入されますので、育苗スペース確保の為無理やり定植します。レッドとイエローの2種を取り寄せました。着果してから色が出るまでに2ヶ月位かかりますので1個当たりの単価設定はは高目となり売れると儲かった様な気になりますが、高い物はそんなに需要もないのでリスクの方が大きいのです。
生育途中は緑色ですので赤・黄・緑で信号機みたいです。よく頭の中身が足りない人をピーマンと呼びますが、赤くなったり黄色くなったり緑まであると”おっちょこちょい”でしょうか。

小さい方のビニールハウスへ定植しました。このハウスの半分には水稲の苗・野菜の苗が置いて有りますので半分のスペースのみの定植です。

トマトの苗が納入されましたので仮植します。”桃太郎 なつみ”と言う品種で1本47円です。一口に桃太郎トマトと言ってもその種類は星の数ほど有ってタキイで販売しているトマトは全てと言って良いほど桃太郎です。本物はどれなのでしょうか?。最近の情報は無いので良くわかりませんが、一昔前スバルのレガシーを買おうと調べた所、一つのネーミングで100面円台から400万円台位迄有りました。一つのネーミングでカローラからクラウンまで賄っていて姿は似ていますが中身は全く違っていました。これと同じ事なのでしょうか?。
なつみは身が硬く日持ちが良く、甘味を抑えて夏場好みの味だそうです。
昨年は”桃太郎ファイトと言う品種を作りましたが劣果が出やすく商品価値を下げてしまいましたので出にくいと言われる”桃太郎なつみ”にしてみました。

セルから抜いて黒ポッ3.5寸トに移植するのですが、セルから抜くのに苦労しました。プッチンプリンみたいに簡単に抜ければ良いのですが、根っ子が中でとぐろを巻いていますので引っかかってしまい中々抜けず、力を入れすぎると根が切れたり、最悪の場合茎から取れてしまいます。
セル製造メーカーの方、苗は成長が進むと鉢の中で根がとぐろを巻きますので、根が引っかからない様な構造にして下さい。
しかし作業改善をしました。根の部分を鉢(セル)の上から指で押し、根の部分を小さく(細く、痩せる様に)すると隙間が出来て抜けやすくなりました。しかし押すときに鉢の(セルの)底の部分を変形させてしまうと、根が引っかかり抜けませんので変形させないよう注意です。
この苗は水稲の苗を育てているハウスで栽培する予定です。

先日鉢上げしたバジル苗が大きくなりましたのでアップします。バジルは歯医者さんで歯型を取った時のゴムみたいな物と匂いが似ていて嫌な時間を連想させる植物です。


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