今日は。
ブラジルヘビクビガメを飼育してからまもなく2年が経ちます。
当初の飼育目標は3ヶ月、次に6ヶ月、1年。
最終的に2年生かせたらすごいな、とい気持ちで購入したので、2年以上先のグランドデザインがありませんでした。
なので今年は無事に夏を越すことに加えて、いよいよコウホソナガクビガメの飼育シュミレートを実行するつもりです。
具体的には10月までに90㎝オーバーフロー水槽を立ち上げます。
私の仮説が正しければ2年間はこの設備で飼育可能なはずです。
コウホソの入荷は不確実なので当面はこの水槽でブラジルヘビクビのメスを飼育し、設定の微調整をします。
もし、お迎えできるなら最高の水質で飼育したいと考えています。
アクアギーク ペーハーコントローラー、口コミによるとかなり信頼度が高く高評価です。
カルシウム、ストロンチウム、マグネシウムの添加剤です。
これをドーシングポンプで コントロールして高いKH値を維持します。
と、まぁより生息地のパースに近い水質は再現可能な見立てなのですが…
問題はどうやってph8以上の原水を作るか?です。
本水槽の底床をサンゴ砂にするのか?
サンプ槽にろ材を兼ねてパワーハウスを使用するか?
この場合、本水槽は底床なしのベアタンクとなります。
こればかりは試してみないと分かりません。
サンゴ砂は大規模な使用量となるので、やはりパワーハウスから試験データを取ろうと思います。
カメに興味のない方のサイトでもコウホソのバスキング写真が散見されます。
5匹のコウホソがバスキングしている現地写真を見ると、全ての個体が甲羅に苔が生えているんですよねぇ…
水への依存度は高いながらも一定量の日光浴は必要なカメのようです。
が、最も大切なのは、水への依存度。
つまり水質にデリケートなカメだということです。
これはブラジルも同様で水質にはうるさいカメです。
合う水質、合わない水質でカメがどんな仕草をするのかは、ブラジルヘビクビで学びました。
ライトのスキルはチズガメとセダカで磨いてきました。
風のスキルはブラジルヘビクビとトゲモモで培いました。
アルカリ水は約20年振りなので狙った水質をコントロールできる自信がありません。
お迎えした時に慌てないように秋にはph8を維持できるようにスキルアップしておかないといけません。
経験則では立ち上がった底床は水質浄化作用もあり、水が生きてきます。
この水質が再現できればコウホソナガクビも長期飼育できると考えています。
底床についてはリクガメ飼いさんのサイトが詳しいので、リクガメ飼いさんからも学びたいと思います。