【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

ついに18年ぶりのいもや訪問!!

2016年07月13日 21時12分19秒 | グルメ
昨日18年ぶり2度目の訪問の話を先にしてしまったが、
これ実は昨年の4月の頭で湯島天神にお礼参りの帰りだった。

で、とっくにお礼参りの話をしたと思ったらしてなかった!
その日の画像は何も記事にしてなかった!!

だから2回目訪問の本店のほうを先出しになってしまったことと、
実はこっちはまだ隠れ家的だから出したくない思いもあって
それで戸惑い後手後手になっていった背景もあるのだ。

ということで、この後試しにWIN10にアップグレードするんで
いもやの画像だけで紹介。
後日その前後の話も折角だからしようと思う。



まずこの日は神保町の駅を南のほうに出て
あれこれ撮りながら、娘に見せながら歩いてきていた。
(後日紹介)

そしていもやを探す。
記憶に鮮明にあるのは、碁盤の目の十字路ではなく、
筋交いにぶつかるような路地の通りに面している。
だから大通りの筋から真っ直ぐ通りに入ってきても
見つからないのだ。
路地の筋を曲がって、T字にぶつかる路地の通りを
わざわざ入っていかないとそれは見つからない。
そしてそれはその路地の通りの北側に面していて
その通りのほぼど真ん中にあり、
看板もあるけど白地に黒のスタンドで小さく目立たない。
一応風が吹けば暖簾がひらひらする。
昼時などの混む時間は座席が7席ぐらいしか無いので
外に並んでいる人が居る。
扉は白木の格子戸で、寝かせた墓石のような段を上って
それを開ける様な造りになっていた。

だがそれがぜんぜん見つからない!!
路地の真ん中の北側なのは間違いなく覚えている。
18年経とうが15年間も食いたいと強く思ってて
又行こう又行こうと行きそびれてここまで来ていて
その切望から、当時てんやなんかよりクソウマい!!
そう思っていたこともあって、深く記憶した部分がある。

ただ大筋を間違えていることが懸念される。
先般御茶ノ水で楽器屋が無いと騒いで帰宅したが、
御茶ノ水橋から駿河台下なのに、
聖橋から小川町の本郷通を通って嘆いて帰ったぐらい。
何故かこの辺筋を間違えて判断している自分が居るのだ。
だからいもやも筋である白山通りの右か左か。
それを常に間違えてる。
さらに天丼とてんぷらの2店(もしや当時3店!?)あるから
それも紛らわしい。仲間とあっちだこっちだと
互いの主張が方向違いで更に混乱する。
その状態のまま18年過ごしたのだから、
簡単に見つかるわけが無い。
この辺だったというエリアは判ってるのに
筋の右と左が違っていれば、いつまでも見つかるわけが無い。

そこで道行く近所のOLらしいアラフォー女性に尋ねてみた。
「あのー、すみません」
(ナンパか変なスカウトかとでも思われたか一瞬後ずさり)
「あ、教えていただきたいのですけど、この辺にいもやさん…」
というと、よくある話なのか「あぁ!」と言う表情になり、
「あーーーいくつかあるんですよね…てんぷら屋さんですよね?
あの行列のほうの・・・」
こうきたもんだ!!
「あ、天丼のほうを目指してきたんですけど、
それってこの辺じゃなかったでしたっけ?」と言うと
「天丼…どこだったっけ…通り向うだと思います。
通り向うには、もうひとつの天ぷらととんかつもあります。」
私は驚いて「え!?とんかつ!?!?(◎_◎)」というと
「そうなんですよ。とんかつもあるんですよ。こっちのほう」
そういって見えてないが方角だけ指差した。

で、それを探して迷うのも疲れたし腹減ったし、
娘に天丼じゃなくてもいいか聞くと、
全然天ぷらでも大好きだし、もう早く食べたいと
14時も過ぎてしまったお昼で空腹を満たしたいようだった。

「近くの行列のほうってどこでしたっけ?」そういうと、
たった今路地の筋を上って行きつつ目をくれて見た道じゃん!
あそこの北側真ん中に店らしきは無かったぞ!?!?
そう思っていたところ、「曲がって左側にありますよ」って。

・・・曲がって左?!!?!????????

いやいやいやいや、いもやは南側じゃないよ、
路地の通りの北側だから、曲がったら右だよ。
そう思って、「曲がって右の面ですよね?」と問うと
「違います。曲がって左の面です。」と。
なので「左・・・真ん中辺ですよね?」と問うと、
「そうですそうです。真ん中辺です。」

この部分的に間違ってるけど合ってる事が奇妙で
まるで消化出来ずに、ともかくこの地域で現役で毎日働く
人を騙すとも思えない優しそうなアラフォー女性の言うことを
己の記憶なんかよりも信じることだけが正解だと悟り、
「丁寧に教えていただいてありがとうございます。」と頭を下げて、
その言われたがままに、曲がって行った。

すると冒頭画像のこれが目に飛び込んできた。

あった!懐かしいな!!
でも左に?!何で!?(北しか見てないので見落としてた)
あ?!やっぱこれ知らない店か!?
似てるけど馴染みの間口じゃない!!
南北の面も違うし、格子戸は同じだけどもう半間か倍あった。
しかも寝そべった墓石みたいな段も無い!!
改修したのだと思ったけど、やはり南北の違いは譲れない!

なのでここは間違いなく天丼いもやではなかった。
(OLの話で判ってんのに、どこかで期待している自分が居た)
でも数える程度しか来なかった天ぷらがこの店だったか?
確か当時、若いので天ぷら定食よりもタレがウマいので
ダントツに天丼だけが好きだった。
だから天丼にしか行かなかった。
でもそういうわけでイマイチ場所が明確に記憶できない。
なので雰囲気が似ているので、天丼だと思って入って
「あ!てんぷら屋に入っちゃった!!」
ということで、数回食べたってのが実は本音なのだよ。

ウマかったんだけど、大昔に浅草で会社の部長に連れられ
ちょっとだけ良さそうなてんぷら屋に入って、
松竹梅の梅で5800円ぐらいで、価格がかかれてないメニューで
かき揚げを頼んだら1枚2500円という
ぼったくりなのか、本物はこういう値段なのか
さっぱり判らない貧乏庶民の我々は目を白黒して
後戻りも出来ないから、食ってる途中で価格を聞いて
もう味もわからないままに食って帰ったことがある。
(正直揚げたてなだけでウマくも無かった印象。
当然それ以降一度も行ってないし、友人に入るなと教えまくった)
そんなてんぷら屋のトラウマがあるからかも知れん。

だから最初に間違った時はびびったが、
店内にも外に向けても価格が書かれているし、
当時天丼が500円だったが、天ぷらも同じだったか?
500円か550円か高くても600円だったと思う。
600円としても↑の店の約1/10だよ!
庶民にはこれだぜよ!!!!m9っ`Д´)

それで安心はしたんだけど、
繰り返すけど若いから丼のほうが好きなんだよね。
実際てんぷら屋のほうはおじさんが多かったし。

でも2回程度の訪問しか経験が無いから
本当に記憶に無い。
ここは18年前にはあった店なのかどうか、
地元の人や、何十年も通う人に聞きたいところよ。
(多分全店移転してる)



ということで、記憶に直結しないままに入口の前に。

あ!?
650円と850円!?!??安っっ!!今でも!??
だったら当時も天丼と一緒で500円だったと思うよ。

でも謎なのが昨日紹介の本店は700円だったぞ!?
こっちが5ヶ月ぐらい前だけど、急に上がる!?
それともこの両店には50円の差額があるの!??
ともかく700~800円はするかもと思ってきたので
予想より値上がってなくて嬉しい限りよ!!!



ケロケロケロ・・・(格子戸を引いた音)ちはー。
(あ、満卓だ)すかさず「写真撮っていいですか?」と聞く。
怖そうな顔の親父は、多いから慣れているのか「あい」と頷く。
その後の一枚がこれ!

あ!!気が付いたが!
この親父さんは、オーナーじゃないよ!
オーナーはもう少し大柄で丸っこかった記憶。
事実もう亡くなっているらしいし。
じゃぁ何がって、この親父さんは私が当時行ってたときに
天丼屋のほうで若手として親父さんの元で作ってた人だよ!
そうかそうか、天丼から天ぷらに昇格か。
当時は主にご飯よそったり、味噌汁入れたりしてたよ。

でもふと思うと、この後娘も撮ったし、迷惑にならんよう
いくつかそうしていて全く何も言われなかった。
なんで5ヵ月後に行った本店ではああ言われたのか…。
やっぱ常連客が嫌がったんだろうか??



天ぷらの巨匠が良くやるやつで、
この人ももうその域に達していた。
何がって、素手の指を油に突っ込むんだよ。
それで自分の指で温度を感じて測ってる。凄すぎる。
この後にごま油を一斗缶から足して、
温度が下がったので揚げ始めていいものかどうか測ってた。

今思うと、オプションはまず注文したことがない。
黒板を見ると広島産のかきが2個で150円!?
だったら頼めば良かった…。
単品の定番いも・なす・ピーマンが100円でいんげんもあった?
そしてあなごが200円。(定食に乗ってる5品も単品注文可)
この日はそれ以外にこのかきと、
まいたけ・れんこん・ペコロスが100円であった。



パチパチと揚げている乾いた音が心地いい。

ところがここでも又怒られてしまうのだった!!
(又ってこっちのほうが先に訪問だけど紹介順にね)

私と娘は店内の椅子に座って待っていた。
その数分後小太りのサラリーマンの男性が来て、
開けたけど私らが待ってて椅子は1席あったけど、
遠慮して外で待機していた。

その後1名帰ったので、親父がお一人どうぞと言った。
私は娘が全部食うか判らないし、食えないとか残したら
私が平らげるつもりがあるので並びで食べたい。
でも回転があるからどんどん開いたら埋めたい店の気持ちも判る。
並びで食べたいので開くまで待っていいですか?と最後は言った。

なのでその後私は気を回してこういう行動をとった。
外の待っている客に先にどうぞと譲ったのだ。
そしたら親父に

・・・勝手なことしないでくれる!?

と、言われてしまった!!

なんでなんでなんでなんで!?!???
席が空いてて客が居るのに座らなくて、
それでいて待ってるっておかしいから
順番なんてどうでもよく、
むしろ先の人が後の人に譲るなら問題ないし、
客を見て年齢層で作り分けや作り置きをして
それを効率良く回していると言うならともかく
誰にでも同じメニューなのに!????

ともかく、そんなことが0.5秒で脳内を駆け巡ったが
口ではすかさず「あ、勝手なことしてすみません」と言った。
親子で来ているのにバラバラに座らせようとするところや
1人だから1人の客を先に埋めることなど
回転寿司のカウンターに後から来た1人客が先に案内される
それなんか世の中に当たり前にあるのに
それもせず、客が気を使ってそれして怒るって・・・。

とりあえず、次のお客さんに先どうぞって言って
いいんですかすみませんと席に着かれたので
今日の所はこのまま収めて頂けませんか?と
親父にお願いして、どうしようもねぇなあ…という
ヤレヤレ ┐(´-`)┌ マイッタネ
という表情をされてしまったのが18年ぶりに念願の訪問で
そこまでに何十人、下手すりゃ何百人にも伝えてきた
安くてウマいいもやでいい年して怒られてるってのが
情けないというかやるせないというか、
これで食い物の味が愕然と下がったのは言うまでもなかった。
(嫌な思いしたらウマいもんもウマくない)

そして次にペアの客が帰ったので、
2席開いて良かったねと言って座ったのだ。
そして親父がわれわれの分を画像の通りに揚げだした。
(撮影は怒られてないので継続)



やはりお茶とつゆ。ご飯と味噌汁。天ぷら。
この順番で出てきた。

ホラ見てよ。
味噌汁しじみじゃないでしょ?
豆腐とネギの記憶が強いけど、近似値の豆腐とワカメ。

実はこの味噌汁が絶品だった!!
でも至って簡単な安っぽい扱い。
店内最初の画像にそれが写ってる。

まず親父の背中の後ろに取っ手のない雪平鍋が
味噌汁を温める鍋だ。
でもそれは空。必要分だけ温めるのだ。

で、その左にある銅のようなやかんに味噌汁が入ってたかと。
(お茶か?)さらにその下のボウルにも味噌汁が入っている。
でも具は入ってなく、溶いた味噌スープだけがそれ。
1年経っちゃったのでよく覚えてないけど確かそう。
そしてやかんの裏に隠れてわかめと左にネギ。
湯飲みをはさんだ向うが豆腐?豆腐は冷蔵庫から?
細かくは失念したけどそんな感じである程度出来たものを
最終的に人数分仕上げていくのだ。

ところがその味噌汁は50~60代の女性が担当しているが
火が強火で沸騰して溢れてた!!
これでは出汁が死んでしまったなと思って
その味噌汁を飲んだら、これがまたうまいことうまいこと!

海岸沿いで飲むアラで出汁をとったりしたそれとは比べられんが
いわゆる一般的な店の味噌汁としてはかなりウマいってこと。
しかも沸騰してんのに。ま、味が濃かったんだけどね。

なのでかみさんのは薄味なので娘が食いついた。
「この味噌汁美味しいっっ!!」って。
出汁も多分煮干とかも使ってそう。
だから出し入り味噌の味噌汁とは違う味で
娘に煮干は新鮮だったと思うんだよね。

ということで、まずはこの味噌汁がしじみよりダントツウマい!
何よりテンションが下がってウマいもんもウマくない状態を
一気にウマいもんはウマい!!モードに引き上げてくれたのだ!



そしてこの天ぷら。
えび・きす・いか・かぼちゃ・春菊。
本店と全く同じ。
何が違うか?これ見ても一目瞭然。

え?判らん!???
じゃ昨日の画像みてみなよ判るから。

判った?
え!?判らん?!?もっと良く見て!!

あ、そうそう。
本店は皿がステンレスでこっちは瀬戸物ね。

・・・ってそこじゃない!!!
敷かれてる紙を見てよ!!!!!

判った?

本店は油でべしゃべしゃ。
こっちは油が殆ど無い。

揚げたてとは言うけれど、油切りをしっかりしているほうと
してないほうがこれでくっきりと分かれてしまった。
当然油切りがしっかりされているこっちのほうがサクサク。
温度なんてそう簡単に冷めないので、ウマさが大分違う!

そこで気がつくのだよ。
だから教えてくれたOLが行列のほう・・・って言ったんだよ。
(↑参照)味がいいほうに行くよなそりゃ。
気がつくとのれんわけした店がかなりあちこちに・・・。
(大勝軒みたく妙な乱立しないといいけど)

ということで、本店はいもや本店。
こっちは行列のいもやと区別することにした。

ただ怒られたので話しかけられなかった。
18年ぶりに来た事。
当時天丼屋で脱サラか駆け出しだっただろうこと。

しかし油切りが出来ていることと疎かなことで
こんなにもウマさが変わるとは、天ぷらも奥が深い。
もしかしたらこの親父は、
バカヤロー!俺の揚げ方が絶妙なんだよ!!
って、言うかもしれないけどね。 ъ( `ー゚)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いもや本店に参上!! | トップ | Windows10にアップグレードし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

グルメ」カテゴリの最新記事