【半休中】Beyond talk to oneself

子どもや日常、スポーツ回顧、時事の疑問に世の声の1人として触れていきます。競馬予想はあくまで履歴と仲間向けです。

季節はずれの暑さの中、連合運動会開催

2011年10月26日 21時13分13秒 | こども
昨日は暑かった。
10月も終わろうと言うのに浅草で30度になろうかとそんな天気だった東京。
そんな日に娘らは地域の5校による連合運動会が行われた。

私の時代は5・6年の混合で精鋭メンバーだけが行ったと思ったが、
今は少子化の関係か6年生全員と言う格好。
しかしながらその5校の内訳は3・3・3・2・1クラスと言う状況で、
うちは2クラスだが、1クラスの学校は掛け持ちメニューが3つとかで
結構大変だと思う。
だからということだと思うのだが、100m走など5コース使って
全ての学校が出揃う・・・と言うことではなく、
その組み合わせによっては同じ学校の子が3人走るなどあった。
だからと思うのだが、通常の運動会のように総合得点での
優勝を争うことは無くなった。
でもわが娘の学校は、優勝カップの返還を行ったのだ。
なんでだろう??と思ったら、今はわが区は公立小中学校の選択性なので
学校の人数もバラバラだし、元々6クラス程度の大規模校と、
その学校が収まりきらなくて作られた分校的存在の3クラス程度の
小規模校があるので、3クラスと6クラス、場合によっては8クラスの
学校では絶対数での差があるので、精鋭メンバーを選出していたのだが、
選択制になってからは、人気無い学校は1クラスと言うことがあるので
基本的に全員参加で最低1種目、最大3つぐらいとか?掛け持ちで
各校成り立たせるように変化したらしい。
なので総合得点も、延べ人数だと同じになるが、
参加人数になると違いが出るのでやめたのだと思う。
思い起こせば綱引きなんかもやったと思うのだが、
今はそれもなくなっている。この前の自治会の運動会で切れて大怪我の
ニュースがどこかの地域であってからではないと思う。

そんな連合なので、私は運動は秀でているけど、運動会が大嫌い。
特に徒競走のスタート直前のバクバク感に心臓が破裂しそうで
大嫌いなのだ。もちろん走ってしまえば学年で5本指には入る。
なので連合にも当然選ばれるのだが、嫌で嫌でたまらなかった。
多くの児童は勉強しなくて済むので喜ぶのだが、
私は勉強も出来たのでそっちのほうが苦ではなく楽だったので
6年のときは去年行ったから今年は嫌だ。他のやつが行けといい、
担任がみんなの期待を受けているのに応えられない我侭なやつだと
思ったようで、そういう面では酷評を受けた覚えがある。
そうだとも思うが、じゃぁこっちのみんな以上にバクバクする
痛いほどの心臓の動悸は誰一人として察してもくれないのかと思うと
それはあまりにも酷いとしか感じなかった。
そんな昔の選抜メンバーの連合運動会だった。

そんな私の娘なので、もちろん基本的には運動は得意。
でも鬼ごっごのような走り回る遊びはするが、
女子なので球技をして遊ぶとか、スポーツをして遊ぶことはなく、
スイミングなどを習っている子には差をつけられてきていた。
そこには元々小柄で華奢だから心肺能力の差も大きかった。

だけどもここに向けて(長い目で見ると中高生に向けて)
朝連が2週間ほど前から始まった。
各競技を全員が一通りやってみて、得意なものに振り分けられた。
もちろん本人の希望が優先されるのだが、人が居ない競技は
多分教師にこっちをやって欲しいと願われることもあるかと。
娘は女子の100m走にエントリーした。
他はハードルやソフトボール投げや高跳びや幅跳びがあったが、
まず800mなども不向きだし、100mなのは妥当な気がした。

ところが当初は100mは3番手だった。
ハードルになる人が多くて、100mは5人だけだった。
それでも3番手だった。
だけど朝連を繰り返し、いろいろなこつを掴んでいく。
いわゆる簡易的に陸上部に入ったから知ったことで、
これまでのタイムを縮められた格好ということだ。
でもそれが結構凄いことに。
当初100mは3番手だし、リレーメンバーには春の運動会同様に
選ばれることは無かった。
でもそれがリレーメンバーの上位2名のうち1名を
常に上回るほどの走りをするようになっていた。
他の男子が、Yはリレーメンバーじゃないのに、
Hはリレーメンバーの癖にYより遅いってどういうことだよ!?とか
言うようなことになり、もちろんそれでイジメのようなことには
結びついては居ないのだが、誰の目にも娘の速さは明らかだった。

それが当日。
各レースの上位1名が残って決勝戦を戦うのではなく、
予選の全てのレースでのタイム上位6人が選出されるルールだった。
陸上の大きな大会と同じ形式だ。
その予選だが、5コースだったのでやや心配だったが、
ダントツで速くて1位でゴールした。
タイムも良く決勝進出者で1番目に呼ばれたので、
おそらくは予選で1番速かったのだと思う。
そう思うと決勝も楽しみだった。

その決勝はなんと5校来ているのに2校残らず。
開催校1名、他1校2名でわが娘の学校は娘を含んで3名も決勝に。
これは否が応でも確率論的に1着は期待が大きい。
もしかしたら1-2-3だってあるかもしれない。
何故なら残った2名と娘はそん色ない時計で1秒差も無いからだ。
もちろんそこに残っている他校の子も同じくらいだと思うが。

その決勝はなんと娘は3コースで結構有利な位置。
距離は一緒だが真ん中辺が走りやすい。コーナーのRなど思うと。
でも残念ながら4コースの2名残った学校の子に先着を許した。
娘は2位争いだと思ったが、ゴール前で映像を撮っていた
練習では1番速かった子のその夜見た映像では、
娘は3着争いだったと言うこと。
もし4着だとすると、それでも娘がわが校では最先着なので、
3人も残ったのに、4-5-6着と言う1-2-3の真逆になるのだ。
多分角度の違うところでは2着争いに見えていたので、
娘は3着は譲れないと思ったのでそれは無いと思うが…。

結局他校との絡みはともかく、娘は本番当日の予選でも決勝でも
母校NO.1女子スプリンターにまで成り上がったことに間違いはない。
特に何も習ったりしていない娘だけにそれは嬉しかった。
まぁ本気で五輪を目指すハーちゃんなどは短距離も速いのだが、
800mに向く人も居ないのでそっちに回ったことから
100mには出てないのでそういう意味での1番ではあるけれども。

そしてそのハーちゃんだが、とんでもないことを演出してしまった。
昨今の優勝カップはリレーの優勝校に行き渡る。
その返還をわが娘の母校が行ったのだが、昨年優勝の証だ。
その返還をハーちゃんが行った。
選手宣誓も男女共の優勝校なので、娘の学校の子が宣誓した。
そんなわが娘の学校色で始まったのだが、
さすがに今年は3クラスではなく2クラスだけに
飛びぬけて秀でた子などがいる割にも、絶対数がやや不足で
最終演目のリレーは男女ともに2位だったのだ。
どこのチームもバトンを落とすことは無く出来たのだが…。
女子は娘が居れば少し違ったかな?とも思うが、
男子も女子も接戦と言うよりは、かなり近いけど相手の背中を見ての
ゴールとなったので、接線とまでは行かなかったのだ。
それがもしかしたら接戦を演出できたかもしれない。
だけど実はバトンを落としたかもしれない。そこは判らんね。

そんなリレーのTOPだったハーちゃんはメインは800mだった。
トラック4周の中距離戦だ。
元々学校のマラソン大会では5年生で既に2km程度は走っているので
800mは楽勝の距離で、彼女から1分近く誰も帰ってこないので、
このレースはトラックなので、どんどん遅い人をラップするだろうとは
うちの学校の教師や親や子どもらみんなわかってた。
でも解ってないのは他の4校の教師や親や子どもらだ。
特にジャッジするのは教師なので、その競技でのメインの教師は
他校の男性教師で、あまりにも凄いハーちゃんを目の当たりにして
相当焦ったのか、ゴールはトラックを直進した場所だが、
ハーちゃんは4週終えてそこに向かうのは間違いなかったので、
彼女は全うにぶっちぎって優勝したのだ。
ところが彼女がラップした1周遅れを、トラックを回ろうとするので
「そっちじゃない!真っ直ぐだ!!」とその教師は誤って導いてしまい、
そばに居た私は「違う!ラップされた子はまだ1周ある!!」と
大声で返したら、それに気が付いていた教師らが慌てて
4周目が残っている人はトラックに戻ってと促し、
結果として小学生離れをしたハーちゃんの驚異的なスピードと
心肺能力は大人の常識を覆し、大混乱に陥れさせたのだ。

4年のときに元々娘と仲が良かったのに、イジメに加担して
ストレスのはけ口だったのか、執拗に首謀者を煽ってくれたのだが、
クラスが分かれてそんなことも過去の忌々しい思い出として
風化しつつあるので、普通に彼女を誇らしく思って応援してあげたく、
実際「いいよーハー。どんどんラップしちゃおうか~」と、
私は学校の広報担当でかみさんの代理で唯一の広報として
トラックの中に居たので画像を撮りながら声をかけていた。
(娘らが100m決勝こけたのも私が声かけたせいか?
リラックスさせようと思って、気を抜けさせたことは否定できない…)
走っている最中は応援の声があまりにも凄くて娘はゴール前の
私の声は聞こえなかったといっていたので、
ハーちゃんにも聞こえていないかもしれないが、
実際応援はその人の背中を押すので、いい意味で聞こえていてくれれば
良かったと思えるので、そうであって欲しい。
そしてタイムが正しく取れなかったそれは、
不手際があって再レースと宣言されたが、
ハーちゃん以下3位までは正しい時計が取れていたので、
4位以下の人には、学校の練習で出した最高タイムでの
表彰状を渡しますと言うことで落ち着いた。
どっちみち総合得点での争いではないので大きな問題にはならなかった。
多分ハーちゃんなどその後リレーに出る子も各校いるので、
長距離による乳酸の蓄積を懸念して再レースはしなかったのだと思う。
そんな教師たちの大混乱も見ていて失礼だが面白かった。
彼女を知らない人には「どうだ!?」とわが子のように自慢げに思った。

他の競技は女子ソフトボールはお父さんが少年野球の監督をしていて
自分も参加しているユウコが当然のように男子並のフォームで投げて
距離はわからないのだが、おそらく1番か2番だったし、
高跳びの女子は2名だが、お腹が痛い子と発熱があった子で
3位と6位ぐらいになったのは健闘したし、男子も3位だった。
ハードルは女子は決勝に1名のみで5位ぐらいだったが、
男子は2名残って2・3着だった。
そして男子の中距離は1000mだが、他校の男子が優勝した。
実はそれは保育園が一緒だった、私の昔の会社の後輩の息子
キンキンが優勝したのだ。これも地域の野球チームで日々研鑽し
長いこと続けてきた賜物だと思う。結構顔もしまって来て、
娘の学校の優勝ではないのに、それはそれで名前を聞いた時に
嬉しく思った。ちなみにキンキンと同じマンションのトムも
もしかしたら男子の高跳びで優勝したかもしれない。
娘と同じ保育園組の男女が学校は違えど結構活躍しているのが
なんとなく嬉しく思った。
豊や良純やライオンなどは活躍できなかったが、
心臓に疾患を抱えているカンキチが100m予選だが1位だったのも
カンキチが1位だと思うと結構感動モノだったし、
保育園組は小学校最後の運動演目で活躍をした。
特に娘は最後に校内一速い女になっただけでも嬉しいと思う。

これで残るは、音楽会、マラソン大会、・・・そして卒業式だ。

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