渡辺克也さんは埼玉県立浦和高校から東京芸術大学に進んだ国際的なオーボエ奏者です。オーボエを吹く人はたぶん誰でも知っていると思います。初めて聞いたのは浦和高校での恩師の依頼とかで埼玉県蓮田市のう小さな公民館で、冷房機械の騒音の中でした。主催者が恐縮する中、僕はどんな環境でも気にしないんですよ・・・と笑っていたのが印象的でした。
当時は、ティーレマンが音楽監督をしていたベルリン・ドイツオペラ歌劇場管弦楽団の首席オーボエ奏者でした。そんなすごい人がカエルの合唱が聞こえてくるような小さな町の公民館のパイプ椅子を並べた大会議室で演奏し、それを聞けるなんて・・・と大感激でした。オーボエの音や演奏技術ばかりでなく、明るく気さくな人柄に心打たれたものです。
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