先日、須磨離宮公園に行って来た山中です。
行ったのは2回目ですが、いつ行っても綺麗ですね。
バラが咲いていました。
今からが見ごろらしいです。
バラを見たい人は行ってみて下さい。
前回は
「股関節の動きは股関節だけが動いているように見えるけど、股関節の動きは意外に少ないんですよ」
と言う事を書いたつもりです。
股関節の動きはそれほど大きくないんです。
股関節が沢山動いているように見えるのは、他の関節が動いているからなんです。
その関節とは背骨です。
背骨が動くと骨盤も動きますので
「骨盤と背骨が動いて股関節を動かしているように見せている」
というのが正解でしょうか。
股関節を動かすと背骨が勝手に動くという事実を確認してみましょう。
簡単に確認する事ができます。
方法は
①上向きで寝る。
②上向きで寝た時に背骨と地面との圧を確認する。
人間の背骨は横から見た時に軽いS字を描いていますので、腰のあたりは胸のあたりより圧が少なく感じると思います。
固い床で寝ると着かない人もいるかもしれません。
③股関節を曲げられるところまで曲げてみる。(片足でも両足でも可)
④背骨と地面の圧が変化しているのを確認する。
いかがでしょうか。
地面に腰がついていなかった人は腰が地面についたり、元々腰が地面についていた人は、より強く腰が地面についたのではないでしょうか。
股関節をだけを動かしているつもりなのに、腰も実は動いているんですね。
簡単に説明すると
「股関節を曲げると背骨も勝手に前に倒れる」
と言う事になります。
言い方を変えると
「股関節を曲げると腰が曲がりやすくなる」
ともいえます。
椅子に座っている時って、猫背になって姿勢が悪くなりやすくないですか?
座っている時は股関節が曲がっている状態です。
股関節が曲がっている状態ですから、背骨が前に倒れやすくなり、自然と猫背になりやすいのです。
と言う事で、今回は股関節と背骨が連結して動くと言う事について書いてみました。
次回は意識しずらい骨盤の動きについて次の月曜日に書こうと思います。
急に寒くなってきました。
皆さん布団をかぶって寝ましょう。