光と風に乗って地域産品の創出

NPO法人光と風&地魚料理海辺里

春先のアカマンボー

2022年08月01日 | 魚食の文化
     飯岡 骨休みー4 アカマンボー
 脂がのったマンダイが水揚げされたよと連絡が入り取り寄せた。この魚はマグロは延縄漁なので鮮度は確かめる必要がある。例年では秋から冬にかけて脂がのり刺身でも食べられる。
 捌いたところ鮮度がよく脂がのっていた。正味で22K,約50Kのマンダイである。正式名はアカマンボーでよく「マンボー」と間違えられる。確かに魚体はマンボーに似ているが姿・味は全く違う。
 1匹が40~60Kの重さ、独特な捌き方なので教えを請うことも必用だ。過っては引きずって仕入れしていたが年で持ち上げられないので仲買人にお願いしている。
 水揚げされ鮮度と脂がのり当日に捌き処理する。部位によって刺身・揚げ物・焼き物(味噌漬け)などに分ける。労を厭わないことを費やしてマグロ並みの価値を生み出せる。
写真は以前に銚子港で撮影したもの、下の写真は各部位の一部

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1 コメント

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Unknown (海辺里 渡邊)
2013-04-19 21:36:08
   アカマンボーー2
 アカマンボーとかマンダイという魚を知ったのは5年前ぐらいであった。銚子の魚屋・回転寿し「島武」の先代にその道を教えて頂いた頃、これは<使え物>になるよ!現物を仕入れしてその捌き方を見分してからである。
 通常の捌き方とは全く違うやり方で当初は何だ!と戸惑ったがこの魚の生態を知るに到り丁寧に調理することを知らされた。あのクラゲを食べている、なんて想像したこともなかった。
 確かにマグロと同じような海域で生存しながら身と味が異なることに了解した。
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