光と風に乗って地域産品の創出

NPO法人光と風&地魚料理海辺里

第6次産業「旭市海浜における天然塩づくりとその活用」にチャレンジする人材募集! 

2022年08月01日 | 地域産品の創出
   本事業は旭・いいおか塩つくり研究会が、「カキ殻の廃物利用・燃料の廃材利用」による塩つくりを研究しながら将来的に仮称「カキ殻塩」の商品化で地域6次産業化を目指すものです。
      ◎ 例えばいくつかの事業を考えてみると、
 防災教室ツアーにおいて「食の防災」を企画し、体験教室を開催する。これを消費者の反応の見る場でもある。天然塩を用いた地元食材の加工にチャレンジする。例えば、塩辛、イカが定番だが、飯岡漁港で水揚げされるな魚介類、特に、イワシに着目している。アンチョビやオイルサーディンもあるが、いわし魚醤を作り地元食材の名物料理を育てたい。余熱や煙を利用すれば干物・燻製用、副産物のにがりは、豆腐づくりなど、天然塩をコアにして進める。
(イ)地元業者による第6次産業(「天然塩づくり」をコアとして多角的な創業)
(ロ)地域性の高い産品の販売 (「道の駅」との連動)
(ハ)地域文化の継承と観光  (公共施設の再利用、防災教室ツアーとのコラボ)
(二)雇用促進 (I・U・Jターンもあるがリタイヤ人材活用、働きやすい・遊びやすい環境へも配慮)

     ◎事業にいたる動機・きっかけ及び将来の展望

九十九里、飯岡地区の浜では古くからイワシ漁と共に塩作りが盛んであった。これには今でも塩場という地
が残る遠浅の海岸と、防風林の松が製塩の燃料に用いられて来たことによる。
  一方、東日本大震災では観光施設、宿泊業、飲食店など大きな被害を受け観光客の減少に歯止めがかかっ
いない。加えて少子高齢化・人口減が確実に迫っている。
この現状を打開には集客や地域の活性化に向け従来とは異なる考えや取り組みが求められる。宿泊組合、観光協会、商工会、NPOなどと地域の生産者・加工者・販売者などが特徴を活かした連携による“6次産業化”への道である。

①1997年、塩の専売法廃止に伴い塩の製造・販売が自由に出来る事になった。
②古くから塩つくりが盛んに行われて来た経緯があること。
③地域の資源を活用し、体験教室やおみやげ品販売で集客する仕組み・事業化で雇用の促進(地域6次産業化)になり得ること。
④平成12年から飯岡宿泊組合を中心に地元の名産である天然岩ガキ(通称磯ガキ)料理を提供、しかし、カキ殻が溜る一方でその廃物利用が求められてきた。今般の塩つくりはこのかき殻を海水の濃縮素材とするのが特徴である。
⑤塩つくりを実施する場所旭市下永井170番地(別紙)は屏風ヶ浦・九十九里浜の端にあり、且つ直接に海に面し極めて塩つくりに適していること。
⑥敷地所有者(有)石井康裕商店が観光誘致という塩つくりを理解し全面的に協力的であること。
⑦塩製造の燃料は製造コストの大部分を占める。この点、(有)石井康裕商店が材木商を営み、廃材を燃料として利用、その調達が無償に近くなったこと。

こうした事情が事業推進の弾みとなり、賛同者を募り復興に寄与し「地域の観光に塩と縁で寄与する特産の塩つくり」を目指すことになった。

 旭・いいおか塩つくり研究会への入会・事業参加は℡/fax 0479-57-5769 
メール info@hikaritokaze.org まで

 塩つくりを実施する刑部岬海岸


 

  
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1 コメント

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Unknown (NPO光と風 渡邉)
2015-05-08 21:41:53
   天然塩作りに向けて
 小さな事業であるが幾つかの難関を辿っていくのだろうか! 資金・人材・企画と何れもまっさらな地点から始めている。お金があるなら別な事業を考える。お金では還元できないものがあるから起業に向うのか。
 地域に有能な人材がいるならすでに事業に着手している。あれこれ伺っても周囲に若い人材は皆無に等しい。
 さて、どうするのか、これは自らが解答を探ることになる。

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