わざわざ読んでゃ 「ゆずの宿」便り

「燃える湯魂Burning hot soul」の泣き笑い奮闘記

お城下-後編-

2011年12月13日 08時26分35秒 | 地域情報
 (2011年12月11日-前篇-のつづき)
 さて、この前の続きながやけんど、「土佐の日曜市」言うがは、元禄3年(1690年)から300年以上の歴史を持っちょって、年末年始とよさこいまつり期間を除いた毎週日曜日に開催されゆうがです。高知のお城下追手筋で全長約1.3㎞に約500店が軒を並べちょります。新鮮な野菜や果物はもちろん、金物、打ち刃物、植木、骨董品らぁも売られよって、市民と県外からの観光客などもあわせたら、1日に約15,000人もが訪れる生活市ながぁです。




 まず「追手門」近くから入ったところは、こんな感じで、「骨董」や「金物」「打ち刃物」が並んぢゅう。昔はこの辺で「生き物」も売りよったがやけんど…、最近は諸事情もあって見んようになったがです。



 続いて来るがぁは、「花卉」「植木」等が集中しちゅうゾーンで、ここまでで大体全長の五分の一が済んだばぁながです。
 ここでちくと寄り道、「大橋通り商店街」の方にある「ひろめ市場」にチェック・イン。「ひろめ市場」は1998年10月にオープンし、入り口には「平成浪漫商店街」と謳うちゅう。「ひろめ」は、かつてここに、土佐藩の家老深尾弘人蕃顕(ひろめしげあき)の屋敷(いわゆるひろめ屋敷ぢゃ)があったことによるがです。



 中では高知県の地場産品、他には鮮魚、精肉、総菜、花屋、衣料品、酒屋、ゲーム店、マッサージらぁと実に雑多で、素朴な「日曜市」とは趣が違ぅちゅうがやけんど…、ウイークデイの顧客誘致はもとより、「日曜市」との相乗効果もあって、今や中心街の観光にのうてはならんツールになっちゅうがです。市場内の通路には「龍馬通り」「いごっそう横丁」言う高知にちなんだ愛称がついちょります。




 ルートを「日曜市」に戻して、残り五分の四は「青果」が七割で後は「食品(惣菜・寿司等)」「干物」「飲料」らぁが、ごちゃごちゃ並んぢゅうがですが、「土佐寒蘭」は「ゆずの宿」に置いちゅうがぁより値がえいみたいです。



 どういてこうなったがかわからん「悩ましい大根」を脇目に更にどんどん進んで行くと、全長1,300メートルの終点が見えてきたぜよ。



 終点からちくと南へ入ったら、出来立てホヤホヤの「東急ハンズ」があった!30年前に東京で初めて行ったときは、もう楽しゅぅて愉しゅうて半日以上もウロついたがぁが、うんと懐かしいぜよ。   (この項おわり)

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