Visual & Voice + H のココロ

“感情移入できる映像”によって、新たな映像コンテンツの開拓、映像の可能性を追求するビジュアリスト・柚木公奈の想い。

17年ぶりのSO(スペシャルオリンピックス)

2016年05月23日 22時22分14秒 | 衝撃&オススメ











なんでこんなに楽しいんだろう?
と、毎回感じていたボランティア。
それに昨日、17年振りに参加してきました。

三田のボウリング場を借り切って行なわれた
スペシャルオリンピックス日本・東京の
夏期地区大会というのがそれ。

スペシャルオリンピックス(SO)とは、
知的障害のある人たちの社会参加の機会を
スポーツを通じて演出するというNPOの活動。
僕は20世紀の最後半に、ボウリング、バスケットなど、
毎週のように活動に参加していたのでした。

「何をやりたい?」と聞かれたので、
多くのアスリートに触れられる撮影係を希望。
昨日はカメラ2台でパチパチ撮影してきました。















やっぱり彼らの喜ぶ表情が見ていてうれしいし、
たぶん、彼らのハートもオープンなんだろう。
一緒にいると、ホント自分が緩んでいくのに気がつく。

そしてなにより、17年前にいたアスリートたちが、
僕の事をちゃんと覚えていてくれるのが、かなりうれしい。
あたかも、ブランクが一週間くらいしかなかったように
当たり前のように話しかけてくれ、来て良かったと感じる。





ちなみにこのボウリング競技、
アスリートのレベルに合わせてクラス分けがされている。
最高レベルだと、3ゲームで500点では金メダルがとれない!
2位の表彰台にいる松ちゃんは、501点なのに銀メダル!

もう一度考える、自分にとって『民主主義って何だ?』

2016年05月05日 22時52分02秒 | 衝撃&オススメ
SEALDsのドキュメンタリー映画『わたしの自由について』。
いつか観てみたいと思っていたら、
トークイベント付きの上映を見つけたのが昨日。
空席が沢山あるみたいなので、即、ぽちっ。

そうして、今日行ってきたのが渋谷アップリンク。
上映時間になってみたら、結局約50席は満員。
憲法記念日の集会より客の年齢層は結構低め。

映画はSEALDsメンバーの活動内容はもちろん、
キャラや来歴にも発見があって、かなり感情移入できる。

坂本龍一の後に話したあの子のスピーチ使ってる~
そういえば、この日は彼は憲法条文を読んだよなぁ~
奥田くんは国会で話した日は、7・3別けだったな~

なんて、自分も居合わせた日の映像に懐かしがって、
あれ、この日、どこにいたっけ?
と、思いを巡らせていて、ふと気がついた!
・・・そうだ、最近は全然国会前に行っていないぞ!

映画の前半によく出てきた
「毎週金曜日に、国会前で活動しているSEALDsです」
というSEALDsの紹介コメント。
何気に“毎週”という言葉を使っていたけど、
本当に毎週、国会前に集まっていたんだなぁ~。

そしてもうひとつ、
奥田くんが使う“絶対に”という言葉。
「絶対に、安保法制を止めるぞ~!」
「絶対に、諦めないからなぁ~!」
改めて映像で観ると、彼の命賭けてるさまと真摯な波動、
これ、どうしたって涙腺を強烈に刺激してきます。

そう、まだ何も終わってはいない!
だけど、あのバカは政権に居続けている。
となれば、まだまだ声を上げ続けていくしかない!
と、思わせてくれる映画でした。

SEALDs体験のある人には涙腺注意の映画です。
それ以上に、国会前でのSEALDs体験のない人にこそ、
観たもらいたい映画ですので、選挙前にぜひ!


映画『わたしの自由について』
http://www.about-my-liberty.com/

この憲法違反の対応・・・何かによく似ているJASRAC

2016年05月03日 00時51分45秒 | 衝撃&オススメ

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これ、少しややこしい話ですが、多くの人に知ってもらいたい事柄です。


「ライブ会場として申請したライブハウスは、著作権料の清算が出来ていないので、あなたのライブは認められません」
というJASRACからお手紙ですが、普通に読んだら「このお店が悪いだろう」って事になりますよね。

この手紙は、自分のオリジナル曲だけのライブを開催したいので、ベーシストの江川ほーじんさんがJASRACへ事前申請した事に対する返事です。


まず、事前にこういう申請が必要だったという事はまったく知らなくて驚きです。
で、自分のオリジナル曲(つまり著作権者は自分)だけを演奏するのに、なぜ、JASRACがNOと言えるのか? それが疑問です。

そして、このLive Bar X.Y.Z.→Aというライブハウスは、現在JASRACと係争中です。
このお店、実は著作権料を払わないのではなく、逆にずっと以前から払うと公言し、ちゃんとそのお金もストックしていたのです。(その後、店は金を払ったが、JASRACが受け取りを拒否しているとの事)
ただし、著作権料を著作権の管理団体に払うのだから、当然、正しく著作権者に渡るようにしてくださいと。そのために、演奏曲のすべてのリストとその楽曲の著作権者リストもライブ毎に作成していますので(このPCシステムを作ったのがほーじんさん)、ちゃんとその著作権者に著作権料を支払ってくださいと、至極当然な主張をしています。


しかし、なぜなのか、どうしてもJASRACはそれを受け入れられないそうです。
その結果が、この手紙なのです。