yuzuの記

優しい風に誘われて

気がかり

2018-06-22 15:43:00 | つれづれ

 

 

こちらに越してきてしばらくしてから

馴染みと言えるお店が出来ました。

白髭神社のすぐ近くで

琵琶湖に面したレストラン「K」です。

ずうっと昔、スキーや花見の道中で

何度か立ち寄った記憶もあって

そんな事をおじさんと話すと すぐに仲良くなりました。

おじさんと美人で控えめな奥さん

厨房は息子さんふたりが担っていて

家族で頑張っているお店でした。

息子さんたちは行くと必ず厨房から出てきて

「いつもありがとうございます」 と

丁寧に言って下さる好青年達です。

湖北や湖東に写真を撮りに行くときに立ち寄っていたのですが

行く度に 「今日はどこへ行くんや? 」

「あんた 午前中に走っとったやろ 今帰りか 遅いやないか」

口は悪いけど 妙に親しみがあるのですね。

一見、頑固おやじ風でも なつっこい所があって

奥さんとちょっと話をしていたら

「あんた 何話しとんねん。この人はわしのお客さんやで」 と

割り込んできたりするのですね (笑)

月に1度位でしょうか 寄らせてもらったのは。

そのうち おじさんが何だかイラつくようになって

聞くと 体の調子が悪くてままならなくなったらしいのです。

「リユウマチが痛くてな どうにもならんのや」

それでもお店には出たほうが良いらしく

私も行くたびに 「お体 調子はどうですか?」 が

挨拶になりました。

そのうち私も忙しかったり 入院したりしていたので

半年ほど間が空いてしまったのですが

久しぶりに寄ってみると 定休日でもないのに閉まっています。

その後何度通ってみても準備中のままです。

どうしたんだろう・・・

おじさんに何かあったのかな??

いやいや それでも息子さんも奥さんもいるのだから

お店はあけられるだろうし 移転したのかな??

うーん それだと引っ越し先を店頭に書くだろうし・・・

そう言えばおじさんの名前も知らなかった。

店に電話をしても 「現在使われていません」

せっかく顔なじみになって

友人たちやファミリーが来た時には

連れて行って挨拶などしていましたが

うーん 気になって仕方がないけれど

どこにも誰にも聞く手立てがなかったことに気づきました。

 

おじさん どうしました?

「おじさんやあらへんで お兄さんといい 」の 声が

妙に懐かしかったりすることです。

 

コメント (2)
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