『あまちゃん』20週、「おらのばっぱ、恋の珍道中」の感想まとめです。
能年ちゃんも橋本愛ちゃんも好きですが、若夏ばっぱの徳永えりちゃんが一番好きです
ぜひ生き霊として有村さんと時空を超えた共演を(おいこらやめろ
関連リンク
・『あまちゃん』18週、太いものには巻かれない天野春子。
・『あまちゃん』17週、アキの知った真実と現実とウニとこれから。
・『あまちゃん』16週、「プライドあるから、このままじゃ終われないから」
・『あまちゃん』15週、ミズタク太巻アメ女GMT
■夏ちゃんのキラキラした笑顔は、北三陸の宝石みたいだね。
夏ばっぱが東京へやってきました。
ゆきはし……橋幸夫に会いに。
元祖北三陸のアイドル、夏ちゃん、と橋幸夫と、大友さん。
夏さんの語るアイドル。いろんな立ち場からのいろんなアイドル像が描かれるよね。
人の数だけアイドルがあるってことかな。
夏さんがもうほんと可愛い。
66歳と67歳はまだまだ若いぞい。
普段強い女性だからこそ、可愛らしさがより際立つ。
困難を乗り越えてきた夏さんだからこそ、それがまた輝いて見える。よかったね、夏ばっぱ。
自分の声で、自分の名前で、歌うって、こんなに笑顔になれるんだねえ。
■アキと夏ばっぱ
アキにとって夏ばっぱは、ただの祖母じゃない。
海女の先輩であり、人生の先輩であり、背中を押してくれた人であり。
多分鈴鹿さんもそれを感じ取ったんだと思う。
だから最終週に歌詞を替えられたんだと思う。
■北三陸の歴史の証人、勉さん
夏ばっぱと橋幸夫のシーンを思い出すように語る勉さん。
ただの回想じゃなくて、他の誰でもなく勉さんの主観を交えてるのが秀逸。
三代続きのアイドル。
勉さんと夏さんの関係性もいいなあって思う。
勉さん、もしかしたらユイちゃんに若い頃の夏さんへの憧れの気持ちを思い出してんのかなあって。
やっぱり勉さんは北三陸を磨く人だ。
アキからの書類審査通過の朗報を聞いて身を乗り出す勉さん。
勉さんが声張るセリフって本当に数少ないんじゃないかなあ。
■よしえさんとユイちゃん、足立家の再生
よしえさんと再会し、ユイちゃんの横顔に現れる混乱の描き方が秀逸。
画面左側にいるときは娘としての混乱で、そのあとカウンターに移って右側にいるときは女性として混乱か
ユイちゃんからみた母・よしえさんは俯いている。
よしえさんからみた娘・ユイちゃんは光の下でまっすぐこちらを見据える。
同じセリフでも視点が変わると、全く違う印象が与えられる。
リアスにて、逃げ場のない切羽詰まったよしえさんを見守る面々。
役者さんの表情から「もし本当によしえさんのような人がいたら/自分がそうだったら」という思いが伝わってくる。
たぶんこれがドラマの現実性ってやつだ。
足立家の再生。
よしえさんを見守る足立先生。
ヒロシはちょっと複雑。
「聞かなかったことにした」はずのことを思い出してるんだろうか。
それとも母がいなかった1年間の『苦労』を思い出してるんだろうか。
■みんなかっけーよ。
アキ、ユイ、それと種市のそれぞれの思いが語られる。
「ましてユイちゃんには夢も希望もあった」
アキもアキなりに東京の荒波に揉まれて泣いた日々があったから言える言葉。
アキもユイもみんなかっけーアイドルだよ。
ユイちゃんの変顔に笑い泣くアキ。
「逆回転してよ」の一文にハッとする。
もしかしたらアキの脳裏にはここ数年間のユイちゃんとの出来事が過ったのかもしれない。
変顔で笑って、その一言で泣ける。
感情変化を味わえる場面。
■ユイちゃんと夏ばっぱ
家に送るなり寝転んでユイちゃんを放り出した夏ばっぱ。
ユイちゃんを見つめる視線が温かい。
かつて春子を見送り、アキも見送り、彼女たちの成長した姿を見たからか。
あるいは橋幸夫との再会で、自身の少女時代を想起したか。
そんな夏ばっぱに本音を漏らすユイちゃん。
リアスで「弱い部分を見せたかった」と泣いていた母・よしえさんと対照的。
でもふたりともこうやって話せる人ができたから、話せる場所ができたから、よかったね。
「20歳だろうが30歳だろうが40だろうが、ユイちゃんはみんなのアイドルだ」
アキ、ユイちゃん、ふたりの脳裏には『夏ちゃん』の姿が過っていたんだと思う。
橋幸夫に憧れて、約50年ぶりに再会した、元祖北三陸のアイドル。
■忘れちゃいけないこと
「それ以来、橋さんとは会っていません」
ふと脳裏をよぎった春子さんの「それ以来、太巻さんとは会っていません」。
ほぼ関係ないシーンの関係ないセリフで伏線を思い出させるんだよなぁ、このドラマはぁ。
パッと入る潮騒のメモリーズ再結成への一歩。
忘れちゃいけない、潮騒のメモリーズ。
お座敷列車があって、海女ソニがあって、アキは東京に出て、ユイちゃんはグレて……
這い上がったふたりが積み重ねたものが、やがてトンネルを抜ける日のことを思うと感慨深くなります。
■恋人はおすす職人です。
ミズタクのスカウターにヒットして、「じぇじぇ」もでないアキ。
そのまま混乱してスタパの収録へ…。
このときのアキの返答として適切なものを選びなさい
1.受験が恋人です
2.恋人が仕事です
3.仕事は恋人です
4.仕事が恋人です
春子さん「断片的なの?オットセイなの?」
種市の扱いが北三陸時代に比べてえらくぞんざいなママ。
■因縁
そして始まる『潮騒のメモリー』リメイク計画。
鈴鹿さんのデビュー作は春子さんのデビュー作。
今の太巻があるのは鈴鹿さんのおかげだし春子さんのおかげだし。
でも鈴鹿さんや春子さんが今こうしていられるのも太巻のおかげだし。
近々、大人3人が決着をつける。
「今回は、誰が歌うんですか」
鈴鹿さんまっすぐ太巻を見てる。
太巻はどんな顔してんだろう。
今と昔が一気に繋がった瞬間だなあ……
本放送んときここも怪しいなーって思ったんだよね。
鈴鹿さんは影武者に気づいてたんじゃないかって。
CGで顔を作るように、声も変えてるんじゃないかって。
夏ばっぱが橋幸夫とが自分の名前で自分の声で歌ってて、もう本当に幸せそうな姿を観てるせいかな。
アキの表情が最初に『潮騒のメモリー』の真実を知ったときの「悲しい」「嬉しい」より、それを通り越した「複雑」「モヤモヤする」に見える
高見盛の顔と名前で、天野アキの声。
初見のときは笑ったけど、ここも意味深。
……いややっぱり笑えるww
■そのころリアスでは
渾身の替え歌パーティー(ヒロシ除く)
3文字、4文字、5文字ならなんでも合うのかな。
みんなの幸せそうな笑顔は、お座敷列車のこと思い出しての笑顔かな。
しかしマジでこの「(一同)」はどうしようもねえwww
■ユイちゃんは歩いていく
ユイちゃん、どんなに辛くてもプライドだけは捨ててなかったもんね。
だから今笑顔でいられる。
多分人には絶対何があっても捨てちゃいけないものがあって、ユイちゃんにとってはそれはプライド、アキにとっては故郷。
状況は違うんだけど、やっぱりこの時期のユイちゃんは春子さんと重なるかな。
■大向大吉という男
Oh , motorization!!
大吉にだけ冷たいユイちゃんだけど、大吉さんこのあとかっけーんだよ。
ユイちゃんたちのこと守るんだよ。
そうか、もうすぐその日が近づいてるんだなあ……
■ミズタクの怒り。
「何が悲しくてまたシャドウやんなきゃいけないんすか!」
水口の中に浮かんでるのはアキと春子さんだろうなあ、
多分。北三陸でも東京でもずっとみてきた天野春子と天野アキ、それからユイちゃん。
ミズタクのこの思いが来週のミズハグにつながる。
■決着をつける
メイク「潮騒のメモリー」の秘密と、それに対する想いを打ち明け始めた太巻に、 水口がその日の事実を突きつける。
太巻も目を背けていたその日。でも乗り越えようとしているその日。
「知ってて騙されたふりを続けてんだ、25年も。たち悪いよ。
罪滅ぼしなんかしなくていいんだよ。悪いのは全部俺なんだからさあ」
感情的な太巻。
大人って、なかなか謝れない。時間が経てば経つほどに。
■東京の歴史の証人・甲斐さん
北三陸では夏ばっぱやユイちゃんのターニングポイントに立ち会ってきた勉さん。
東京では「潮騒のメモリー」に関わる秘密を聞く甲斐さん。
歴史の証人としての2人がいるから、2人の視点が入るから、物語にぐっと深みが増す。
■かつえは見た。
予告みただけで涙が出る。必ずウケるであろう恋愛の話なんてほんとに最低限なのに、それでも物語は面白い。
来週の……
・ミズハグ
・前髪クネ男
のトレンド入りが待ち遠しい限りです。
能年ちゃんも橋本愛ちゃんも好きですが、若夏ばっぱの徳永えりちゃんが一番好きです
ぜひ生き霊として有村さんと時空を超えた共演を(おいこらやめろ
関連リンク
・『あまちゃん』18週、太いものには巻かれない天野春子。
・『あまちゃん』17週、アキの知った真実と現実とウニとこれから。
・『あまちゃん』16週、「プライドあるから、このままじゃ終われないから」
・『あまちゃん』15週、ミズタク太巻アメ女GMT
■夏ちゃんのキラキラした笑顔は、北三陸の宝石みたいだね。
夏ばっぱが東京へやってきました。
ゆきはし……橋幸夫に会いに。
元祖北三陸のアイドル、夏ちゃん、と橋幸夫と、大友さん。
夏さんの語るアイドル。いろんな立ち場からのいろんなアイドル像が描かれるよね。
人の数だけアイドルがあるってことかな。
夏さんがもうほんと可愛い。
66歳と67歳はまだまだ若いぞい。
普段強い女性だからこそ、可愛らしさがより際立つ。
困難を乗り越えてきた夏さんだからこそ、それがまた輝いて見える。よかったね、夏ばっぱ。
自分の声で、自分の名前で、歌うって、こんなに笑顔になれるんだねえ。
■アキと夏ばっぱ
アキにとって夏ばっぱは、ただの祖母じゃない。
海女の先輩であり、人生の先輩であり、背中を押してくれた人であり。
多分鈴鹿さんもそれを感じ取ったんだと思う。
だから最終週に歌詞を替えられたんだと思う。
■北三陸の歴史の証人、勉さん
夏ばっぱと橋幸夫のシーンを思い出すように語る勉さん。
ただの回想じゃなくて、他の誰でもなく勉さんの主観を交えてるのが秀逸。
三代続きのアイドル。
勉さんと夏さんの関係性もいいなあって思う。
勉さん、もしかしたらユイちゃんに若い頃の夏さんへの憧れの気持ちを思い出してんのかなあって。
やっぱり勉さんは北三陸を磨く人だ。
アキからの書類審査通過の朗報を聞いて身を乗り出す勉さん。
勉さんが声張るセリフって本当に数少ないんじゃないかなあ。
■よしえさんとユイちゃん、足立家の再生
よしえさんと再会し、ユイちゃんの横顔に現れる混乱の描き方が秀逸。
画面左側にいるときは娘としての混乱で、そのあとカウンターに移って右側にいるときは女性として混乱か
ユイちゃんからみた母・よしえさんは俯いている。
よしえさんからみた娘・ユイちゃんは光の下でまっすぐこちらを見据える。
同じセリフでも視点が変わると、全く違う印象が与えられる。
リアスにて、逃げ場のない切羽詰まったよしえさんを見守る面々。
役者さんの表情から「もし本当によしえさんのような人がいたら/自分がそうだったら」という思いが伝わってくる。
たぶんこれがドラマの現実性ってやつだ。
足立家の再生。
よしえさんを見守る足立先生。
ヒロシはちょっと複雑。
「聞かなかったことにした」はずのことを思い出してるんだろうか。
それとも母がいなかった1年間の『苦労』を思い出してるんだろうか。
■みんなかっけーよ。
アキ、ユイ、それと種市のそれぞれの思いが語られる。
「ましてユイちゃんには夢も希望もあった」
アキもアキなりに東京の荒波に揉まれて泣いた日々があったから言える言葉。
アキもユイもみんなかっけーアイドルだよ。
ユイちゃんの変顔に笑い泣くアキ。
「逆回転してよ」の一文にハッとする。
もしかしたらアキの脳裏にはここ数年間のユイちゃんとの出来事が過ったのかもしれない。
変顔で笑って、その一言で泣ける。
感情変化を味わえる場面。
■ユイちゃんと夏ばっぱ
家に送るなり寝転んでユイちゃんを放り出した夏ばっぱ。
ユイちゃんを見つめる視線が温かい。
かつて春子を見送り、アキも見送り、彼女たちの成長した姿を見たからか。
あるいは橋幸夫との再会で、自身の少女時代を想起したか。
そんな夏ばっぱに本音を漏らすユイちゃん。
リアスで「弱い部分を見せたかった」と泣いていた母・よしえさんと対照的。
でもふたりともこうやって話せる人ができたから、話せる場所ができたから、よかったね。
「20歳だろうが30歳だろうが40だろうが、ユイちゃんはみんなのアイドルだ」
アキ、ユイちゃん、ふたりの脳裏には『夏ちゃん』の姿が過っていたんだと思う。
橋幸夫に憧れて、約50年ぶりに再会した、元祖北三陸のアイドル。
■忘れちゃいけないこと
「それ以来、橋さんとは会っていません」
ふと脳裏をよぎった春子さんの「それ以来、太巻さんとは会っていません」。
ほぼ関係ないシーンの関係ないセリフで伏線を思い出させるんだよなぁ、このドラマはぁ。
パッと入る潮騒のメモリーズ再結成への一歩。
忘れちゃいけない、潮騒のメモリーズ。
お座敷列車があって、海女ソニがあって、アキは東京に出て、ユイちゃんはグレて……
這い上がったふたりが積み重ねたものが、やがてトンネルを抜ける日のことを思うと感慨深くなります。
■恋人はおすす職人です。
ミズタクのスカウターにヒットして、「じぇじぇ」もでないアキ。
そのまま混乱してスタパの収録へ…。
このときのアキの返答として適切なものを選びなさい
1.受験が恋人です
2.恋人が仕事です
3.仕事は恋人です
4.仕事が恋人です
春子さん「断片的なの?オットセイなの?」
種市の扱いが北三陸時代に比べてえらくぞんざいなママ。
■因縁
そして始まる『潮騒のメモリー』リメイク計画。
鈴鹿さんのデビュー作は春子さんのデビュー作。
今の太巻があるのは鈴鹿さんのおかげだし春子さんのおかげだし。
でも鈴鹿さんや春子さんが今こうしていられるのも太巻のおかげだし。
近々、大人3人が決着をつける。
「今回は、誰が歌うんですか」
鈴鹿さんまっすぐ太巻を見てる。
太巻はどんな顔してんだろう。
今と昔が一気に繋がった瞬間だなあ……
本放送んときここも怪しいなーって思ったんだよね。
鈴鹿さんは影武者に気づいてたんじゃないかって。
CGで顔を作るように、声も変えてるんじゃないかって。
夏ばっぱが橋幸夫とが自分の名前で自分の声で歌ってて、もう本当に幸せそうな姿を観てるせいかな。
アキの表情が最初に『潮騒のメモリー』の真実を知ったときの「悲しい」「嬉しい」より、それを通り越した「複雑」「モヤモヤする」に見える
高見盛の顔と名前で、天野アキの声。
初見のときは笑ったけど、ここも意味深。
……いややっぱり笑えるww
■そのころリアスでは
渾身の替え歌パーティー(ヒロシ除く)
3文字、4文字、5文字ならなんでも合うのかな。
みんなの幸せそうな笑顔は、お座敷列車のこと思い出しての笑顔かな。
しかしマジでこの「(一同)」はどうしようもねえwww
■ユイちゃんは歩いていく
ユイちゃん、どんなに辛くてもプライドだけは捨ててなかったもんね。
だから今笑顔でいられる。
多分人には絶対何があっても捨てちゃいけないものがあって、ユイちゃんにとってはそれはプライド、アキにとっては故郷。
状況は違うんだけど、やっぱりこの時期のユイちゃんは春子さんと重なるかな。
■大向大吉という男
Oh , motorization!!
大吉にだけ冷たいユイちゃんだけど、大吉さんこのあとかっけーんだよ。
ユイちゃんたちのこと守るんだよ。
そうか、もうすぐその日が近づいてるんだなあ……
■ミズタクの怒り。
「何が悲しくてまたシャドウやんなきゃいけないんすか!」
水口の中に浮かんでるのはアキと春子さんだろうなあ、
多分。北三陸でも東京でもずっとみてきた天野春子と天野アキ、それからユイちゃん。
ミズタクのこの思いが来週のミズハグにつながる。
■決着をつける
メイク「潮騒のメモリー」の秘密と、それに対する想いを打ち明け始めた太巻に、 水口がその日の事実を突きつける。
太巻も目を背けていたその日。でも乗り越えようとしているその日。
「知ってて騙されたふりを続けてんだ、25年も。たち悪いよ。
罪滅ぼしなんかしなくていいんだよ。悪いのは全部俺なんだからさあ」
感情的な太巻。
大人って、なかなか謝れない。時間が経てば経つほどに。
■東京の歴史の証人・甲斐さん
北三陸では夏ばっぱやユイちゃんのターニングポイントに立ち会ってきた勉さん。
東京では「潮騒のメモリー」に関わる秘密を聞く甲斐さん。
歴史の証人としての2人がいるから、2人の視点が入るから、物語にぐっと深みが増す。
■かつえは見た。
予告みただけで涙が出る。必ずウケるであろう恋愛の話なんてほんとに最低限なのに、それでも物語は面白い。
来週の……
・ミズハグ
・前髪クネ男
のトレンド入りが待ち遠しい限りです。
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