鍼灸あん摩の明鏡止水庵

明大前の鍼灸マッサージ治療院です。
詳しくは、http://http://meikyou-shisui.com/ 

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

アトピー性皮膚炎を私はいかにして克服したか?

2011年06月18日 | インポート
何年も前に書いた文章です。自分が鍼灸マッサージ師になったのも、20代のこんな体験が大きかったと思います。私の原点とも言えるかな。

電車で、街の通りで、あるいは営業先で、時々「あっ、アトピーだ」と明らかに分かる人と出会うことがある。自分も昔ひどかったため、人の肌の異常を敏感に察知してしまうし、またその辛さ、そして誤った治療法を考えるとかわいそうに思うが、どうしてやることもできない。このWEBサイトは、アトピーで悩める人のために、「どうすればアトピーを直せるか?」を自分の体験から記述したいと思う。

私は親もゼンソク持ちで、幼少のころからアトピー、ゼンソクには悩まされてきた。小学、中学の時アトピーは小康状態で、たまにひざの裏などに湿疹が出来たときに、ステロイド軟膏を塗る程度であったが、高校から悪化し、月3ー6本位のステロイド軟膏を常時使うようになっていた。大学卒業後カナダに一年間ワーキングホリデーで滞在した時、冬ウィスラーに滞在し、毎日のようにスキーをしたところ、顔の肌がぼろぼろになってしまった。それまでは顔にはステロイドを塗っていなかったが、帰国後、これを機に塗るようになり、しばらくして顔が赤みを帯びた常に安定しない肌の状態となった。これは明らかにステロイドの副作用だと思って、ある日ステロイドを止め、漢方の煎じ薬を飲んだ。1週間後位だろうか、突然顔の肌が爆発してしまった。もうぼこぼこに殴られてはれあがったような状態で、鏡で見たときにはほんとびっくりした。皮膚が裂けて膿が出ているところもある。これが1991年ー1992年位(24歳位)の話で、それからが地獄だった。入院し、亜鉛化軟膏を塗ったリント布を顔面マスクのように切って顔に貼り、包帯でぐるぐるまきにしたりした。手足も同様の処置をする。全身の肌から悪い毒素を外に出そうとしているような感じで、手の甲から何から、とにかくひどかった。夜はあまりの痒さにあまり眠れなかった。1ー2週間も入院すると多少は良くなるので退院するが、その後もこの圧倒的なかゆみ地獄は続く。冬は顔の肌に冷たい風がしみた。

はずれもある民間療法

いきおい民間療法を試すことになるが、保健が効かないため、どれも高額で、しかも当たり外れもある。私が半年位試したフクイクリニックという、ソフトレーザ光線とステロイド注射を使う医者は、そんな中でももっとも危険な部類に入るのではないかと思う。なにしろステロイド外用薬を否定しながら、注射でステロイドを打つんだからめちゃくちゃだ。一時的にはとても良く効く。ぼろぼろだった肌がうそのようにきれいになっていく。しかしそれは定期的なステロイド注射で押さえられているだけの仮初めの姿だ。止めた途端すぐまた湿疹が出てくる。湿疹が出てくると、日々スキンケアが悪い、守るべき生活習慣がなっていないからだ、と非難される。月20万以上もかかり、親に負担をかけながら半年間ほど通ったが、これではダメだと悟り、止めた。半年で止めて本当に良かった、と思う。あのまま続けていたら廃人になっていたのではではないか。未だあのフクイクリニックはあの治療をつづけているのだろうか?靖国神社の近くだった。そのうち近くを立ち寄ってみたいと思う。


薬師導引健康道場での治療

こんな私が復活のきっかけを掴むことが出来たのは、父がたまたま買ってきたある本、そしてその治療との出会いのおかげである。「病院では治らないアトピー性皮膚炎はこうして治す」長谷川幸宏著、出版研その本には自分より強者(症状のひどい)アトピー患者が回復していく過程の写真が載っていた。1993年の9月頃、ここで療養すれば少しは良くなるのではないか、と一途の望みを抱いて、静岡県榛原町にあるその道場を訪ねた。化学薬品はいっさい使わず、北海道の何処ぞ採れる鉱泉イオン水と、それを乾燥させた”岩の花”と呼ばれる湯の花みたいなもの、が主たる治療用素材だ。初日からその岩の花を用いた治療をしてくれた。岩の花を冷湿布につけて患部に貼り、包帯でぐるぐる巻きにする。まずは顔面から胸あたりまで貼られて、包帯ぐるぐるのミイラ状態になった。これで4ー5時間がまんする。最初はその岩の花が湿布と相まって圧倒的にしみる。なにしろステロイドで薄くなり、あちこち裂けたり、湿疹ができているぼろぼろの肌だ。とにかくしみる。でも少し時間が経過するとしみるのも落ち着いてくる。4ー5時間後に包帯を解き、湿布をはがしたときには、なんとも言えない解放感だ。この初日の治療で、これはいけそうだ、と思えた。それから4カ月間、週に2回のペースで、この岩の花を貼る治療を続けた。その治療の翌日は、まるで蛇が脱皮するかのように、表面の肌が乾燥してぼろぼろと落ち、そして中から新しい肌が、今までよりまともな肌が、顔を出した。何度も脱皮を繰り返して、赤ら顔がだんだんと普通の肌の色(でもかなり茶色ぽいが)になっていった。

薬師導引出の治療をリストアップしてみると、
*岩の花を湿布で貼る週2回の治療
*イオン水を飲む。(10cc位食間に日に3回位飲む)
*イオン水を肌につける。(すり込む)
*岩の花が入ったクリームをつける。
*その他の栄養補給:
  名称を忘れたけど亜鉛その他の成分が入った粉(酵素?)>便通がよくなる。
  カルシウム
  コンプを水につけてその汁を飲む。
  ビタミンC、B等の補給
こんなところだった。
食事制限なし。当時は近く(静波海岸付近)の白浜という民宿に長期滞在して、治療を受けた。海水浴シーズン以外はアトピー患者しかいなかった。みんな同じ病を抱える仲間で、友達になった。話合える仲間がいるというのは素晴らしい。皆ここにいる間は程度の差こそあれ、改善がみられた。しかし家に戻るとまた症状が悪化して、また民宿い戻ったり、なかなか治りきらない人も多い。子供の頃からどれだけステロイドを使ったか、内蔵等に異常あり・なし、等によって、症状の重さを人それぞれなのでなんとも言えないが、今思えば、その後の食事や、生活習慣(運動、規則正しい生活)等によっても大きく違ってくると思う。甘いものが好きで砂糖入り菓子をたくさん食べる人は、治りが悪かったように思う。年が明けて1994年の1月、約4カ月の療養生活を終えた。自宅に戻った後も、継続的にイオン水を飲んだり、肌につけたり、たまに自分で岩の花を湿疹ができたところに貼ったりはした。その後も股間や、足指の付け根の湿疹が永らく治りきらなかったが、その他の部分はほぼ普通の肌になった。股間は2003年、足指の部分は2004年に完治した。



アトピーを治す方法と心構え

1.体質を抜本的に改善する為の自然療法が必要。
この薬師導引のイオン水による治療はお勧めだが、現在も未だやっているのか分からない。(電話連絡がつかない状況になっている。2011/5月現在)その他にも温泉療法等は効果があると思う。逆にステロイドでは治らない。ステロイドは一時的に症状を改善させるだけだ。そして常用すると皮膚は弱くなり、人間が本来持っている免疫力の低下につながる。ステロイド依存となり、その後副作用に悩まされる。恐ろしい薬だ。「上手にステロイドを使えば、アトピーは治る。」などと医者は言うが、大いに疑問だ。私は「じゃあ、おまえはアトピーになって、ステロイドで治った経験があるのか? ステロイドで治した重症のアトピー患者がいるのか?」と問いたい。軽少のアトピーがステロイドで症状改善後、免疫力が何らかの理由で向上し、良くなるケースはあるかもしれないが、ステロイドによってアトピーが治る、ということは断じてない、と私は強く信じている。そして医者というものに強い不信感を持っている。

2.食生活を改めよう。
カロリーを十分に採ることは現代なんら問題がないが、体に必要な栄養素をくまなく採れているかというと、そうでない場合が圧倒的に多いと思う。
ここに私く食生活モットーを記す。
*砂糖はできるだけ採らない。
砂糖は消化の際、体内のビタミンB等の栄養素を消費するマイナスの食品だ。摂取する必要は皆無、むしろ害である。
*しばらく玄米を主食とする。
玄米は植物繊維が豊富で、腸の大掃除をしてくれる。
*ビタミンC、B等はサプリメントで補う。

3.運動を習慣化しよう。
私は29歳になって剣道を始めました。なにか運動を趣味として継続することは健康維持の為の代え難い財産となることでしょう

4.風呂には毎日入ろう。
シャワーでなく風呂で温まることは血行に良く、新陳代謝を促す。

5.鍼・お灸など、東洋医学をうまく取り入れよう

だいたいこんなところかな。悩めるアトピーを煩う人々の少しでも参考になれば、幸い至極に存じます。



コメント   この記事についてブログを書く
« 「薬を止めると病気は治る-... | トップ | 「福島原発メルトダウン」広... »

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事