湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

すごい

2012年05月18日 | 日常生活
 脚本家、坂元裕二。
 映画「悪人」ではじめて満島ひかりという女優を知った。
 彼女が出るドラマが放映されるということで、「それでも、生きてゆく」を観て再び打たれた。
 題材的にも興味があったNHKの「開拓者たち」で三度やられ、DVDを借りてきて「それでも、生きてゆく」を再視聴。
 今度は満島ひかりだけでなく、その脚本に圧倒される。
 そして観はじめた「mother」。4回目までは2話づつ観たのだけれど、5話から最終話までは抑えが効かなくなって一気に視聴。ついでに涙腺の抑えも効かなくなって大変なことになってしまった。坂元裕二、すごすぎる。

 ま、そんなにテレビ観るほうでもないので、知らないだけでそう思える脚本家は他にもいるのかもしれないけれど、とにかくブログに書こうと思うくらいの衝撃はありました。脱力気味の余韻、結構長く続きました。集中して一気に観たせいかもしれないけれど。

朝ラン3回

2012年05月17日 | ラン
 思うところあって、久し振りに自転車ではなく自分の足で走ってみた。音楽聴きながら海岸線をのんびり走って、自転車その他もろもろの疲労抜きというかリフレッシュのようなことができたらというのが目標。10数年前は、減量目的で、長いときは江ノ島往復くらいの距離を走ったりもしていたので、まぁペースゆっくり目であればそんなに難しくないと思ってしまったのである。

 11日。ラン1回目。稲村ガ崎往復7.68km。05'49 /km。平均心拍153。
 ただ走るだけなのに体の動きがぎこちない。後半はかなり疲れ気味。心拍数も高い。走り終えた直後から両太腿中心にひどい筋肉痛。大丈夫か?そして翌日膝を曲げて腰を低くしたときに、左の太腿にひどい痛みがはしる。ペダル踏むのもつらい痛み。たとえるなら、いいローキックをもらったような。どうしよう。

 15日。ラン2回目。稲村ガ崎往復7.62km。05'56 /km。平均心拍143。
 前回は最高の快晴だったが、今朝は曇り。そして夜か明け方、雨が降ったようで路面は濡れている。でも自転車と違って気軽に走り出せる。ランの良いところだな。
 まだ筋肉痛も治ってないし、徐々に体を慣らしていかないと続かないので前回よりペースを落としてみる。とりあえず前回よりスムーズに体も動く。耐衝撃能力はかなり早く向上するらしいけれども、筋肉にたいする負荷も前回ほどではない。ただ疲労抜きにはなるには相当時間かかりそう。

 17日。ラン3回目。稲村ガ崎往復7.65km。05'43 /km。平均心拍137。
 3回目のラン。徐々に体が慣れてきたか。心拍数も初回はやたら高かったけれど、ちょっと低くなってきた。今朝はipodではなくMDを聴きながら走る。帰宅後はクールダウンに近くのお寺まで1曲分くらいウォーキング。で、これいいかも。クールダウンは大事だ。

 ところで、ペースは信号待ちなどは含まないもの。自転車だとオート機能を使うのが普通だけれども、ランの場合はどうなんですかね?あと疲労抜きとしてなら、もっとペースゆっくりじゃないと駄目そうだ。

いつも通り、普通の歩み

2012年05月16日 | LeMond
 こつこつと本日で累積105本。100本目は一昨日の14日だったけれども、普通に1本を終え、普通に2本目の上りに入った。もう少し何か感じることがあるかなと思ったりもしていたのだけれども、なんというかあまりに何の感慨もなかった。いろいろもっとこうやってあっさり捉えられればいいのに、こんなときばかり・・・。なんにせよ、地道な練習はまだ続くのである。

 普通じゃなかったのは左の太腿の痛み。いつもより負荷軽めで、回転を心掛けた練習2回だった。

一歩手前

2012年05月10日 | LeMond
 休み。6時少し過ぎに出て、6本+2本。8:44、8:27、8:23、8:36、9:22、10:02。2:44、2:50。

 あまり追い込みすぎないようになんて言っているので、楽に上っていると勘違いされてしまうかもしれないけれども、頑張っても限界ぎりぎり一歩手前で抑えているというだけで、決して余裕なわけでありません。もちろんきついです。余裕でこれくらいのタイムだったらいいんですけど。

 で、今日はいつもより余裕なくなったかも。短い激坂ではかなり足の筋肉がつらかったです。シッティングでは最後まで上れませんでした。もっとたくさん本数こなしている人もいらっしゃるようだけれども、僕にはこのあたりがいいとこな気がします。これ以上頑張りすぎたら、どこか痛めそうだし、なかなか回復しない気がします。そして結果弱くなると。漸進的反復。少しずつ地力がついてくれれば嬉しいです。

 最後、上り終えたあとは久々近くの棚田へ。田植えはいつ頃なのかな?

 累積99本。無理すればもう1本上れたと思いますが、今日じゃないなとなんとなく思ってやめておきました。次回がどんな日になるかわかりませんが。

 9時少し前に帰宅したあとは、少し休憩したのちにひとりでつけ麺やら買い物やら映画やら。映画は「HOME 愛しの座敷わらし」を観たんですが、 冒頭の展望台から見下ろした長閑な町の風景にはっとしました。何の予備知識も持たずに観た映画だったんですが、学生の頃僕がものすごく憧れていた風景でした。そして次にあらわれた立派な曲がり家。ランドナーで2年続けて訪れた遠野の風景でした。トオヌップ展望台からの景色は本当に懐かしかったです。内容も、練習後のちょっと疲れ気味な状態にはちょうど良かったかも。観終わったあと、なんだかほのぼの体の疲れが抜けた気がしました。








 収穫のあとの稲穂を乾燥させるとき、もしかしたらあの木の棒を組み立てるのか~と今日はじめて気づいた。

わかっちゃいたけど

2012年05月09日 | ボルダリング
 冬のあいだはほとんど遠ざかっていたボルダリング。2回くらいジムには行ったけれども、1回目は突然の悪寒と嘔吐に見舞われて30分くらいで撤収。そして、2回目も練習不足のせいかとってもさえない内容だった。正直どちらもお金を払ってジムに行ったのがもったいないくらいの悲しい内容だった。でも外の岩場は、今年の冬の寒さのなかではとてもではないけれど練習なんてできなかった。たとえ短い時間でも。日の当たらない冷え切った岩場。1本短い課題をやっただけで手と指の感覚はしっかりおかしくなった。アプローチの自転車で少し温まっていた体もすぐにまた冷えた。

 というわけで、しばらく休止していたボルダリングなのだけれども、4月になって少したってからぽつぽつとまたはじめ出した。4ヶ月のブランクのせいで最初はかなり動きがぎこちなかったのだけれども、元のレベルがアレなもんで何回かで以前とそんなにかわらない感じの動きができるようになった。ブランクそんなに影響ないじゃんと思った。力に頼り過ぎないボルダリングを心掛けていたからだな、などと生意気にも思ったりした。

 でも、ブランクの影響かはわからないけれども、そんなに事はうまく運ばなかった。伸び上がったときの一瞬の無重力状態を利用してホールドを取りにいくデッドポイントというムーブで、伸ばした左手が目指したホールドを掴みきれなかった。そして不恰好に尻餅をついた。尻餅も結構痛かったのだけれども、まずいと思ったのは引き剥がされる前にホールドに残っていた左手の薬指と小指。パキッという音はしなかったけれども、微妙に腱を痛めてしまったようだった。その日はそこですぐに撤収。その後はだましだましといった感じだったのだけれども、先日、今度は壁から引き剥がされたわけでもないのに、ホールドを引き付けたときに前回より嫌な痛みに見舞われた。そんなに無理した覚えはなかったのだけれども、痛みがおさまるのを待たなかったせいで余計に悪化させてしまったようだった。

 1週間の休みが1ヶ月のブランクを避けるみたいなことは頭では理解していたつもりだけど、そのときになるとなかなか難しいですね。でも、今はブレーキレバーひいても違和感あるし、2Lのペットボトル2本入ったビニール袋持ったり、少し重めの段ボール箱持ったりするのもやばっ!みたいな感じだったのでこれはしばらく休むしかないなと腹をくくりました。あ~ぁ、残念だなぁ。ボルダリング、自転車にも良い影響を与えていたと思うのに。でも仕方ない。甘く考えていた自分が悪い。長引くと嫌なのでここはしっかり休もう。


 腱を悪化させる前にヤフオクで落札した古いクライミング雑誌。大阪の古本屋さんが出品していたようなのだけれども、店名をみて懐かしさが胸に広がった。関西にいた一時期、僕が一番よく通っていた古本屋だった。一般の書籍と共に、無造作に山や探検関連の書籍もたくさん置いてあったあのお店だった。

リピート

2012年05月08日 | ブリヂストン号
 表丹沢練から帰ってきた夜は廃人のようだった。夕飯を終えたあとはベッドの上でぐたーっとしてしまい、動く気がしなかった。そろそろ眠くなってきた頃、今夜はプロテイン飲んでおかないとまずいかもと危機感を覚え、ようやくふらふらと起き上がった。普段は練習直後しか飲まないのだけれども、翌朝もきっちりプロテイン。そのおかげかどうかはわからないけれど、もうほとんど疲労は残っていない。良かった、良かった。

 昨晩の「励ましてくれるもの」についてだけれども、あの本を読むと他の本や、あるいは出会った人の印象に残ったいくつかの言葉がすとんと腑に落ちるというところがある。すっと納得できるところがある。だからこそ、日常的には目に見える成果が感じられなくても、続けようという気持ちになれるし、あるいは休むべきときは休んでいいという気持ちになれる。



 さて、今朝は心の趣くままにブリヂストン号で鎌倉の海へ。最近繰り返し聴いている曲をipodで聴きながら、静かに深く息を吸いながら少しのあいだ海を眺めた。練習の直後はプロテインを、そして少し時間たったらバランスを整えるためにこういう時間を必要とするのかな。よくわかりませんが。



 二艘の小さな漁船にカメラを向けたのだけれども、ちょうどお互いが遠ざかるところだったのでカメラを下ろした。そうしたら、二艘ともすぐに方向転換し、また同じ方向に向かって進み、そしてすれ違い、また方向転換して、同じ方向にという動作を繰り返した。しばらくそんななんてことのない動きをぼんやりと眺めていた。

励ましてくれるもの

2012年05月07日 | 自転車生活


 以前も書いたけれども、自転車の練習をしながら何度も読み返し、励ましてもらっている本。正直、僕には難しすぎる内容なのだけれども、それだからか何度読み返しても新しい発見がある。クライミングのパフォーマンス向上のために書かれた本なのだけれども、多くは自転車の練習にも通ずる。少なくとも僕はそう感じるし、今まで読んだ自転車のトレーニングについて書かれたいくつかの本より余程続ける意欲を僕に与えてくれる。

 すでに絶版になってしまっているようなだけに、買っておいて良かったとホント思う。説得力が素晴らしいのである。肝心のボルダリングのほうには、僕のレベルがあまりにもアレすぎてほとんど役立っていないのがちょっと残念ですが・・・

緑が

2012年05月05日 | LeMond
 次は林道を走ろう!ということで、久々表丹沢練してきました。



 GWとはいえ、R134も早朝は車の通りが少ない。海岸線を、というか平地をある程度のスピード(と言っても別に速くない)で流すのはとても久し振りで違和感ありあり。最初はこのまま走り続けられるのだろうかと心配になった。20kmくらい走ってようやく体が慣れてきた。



 ひとつ目の林道の入口で丹沢の湧水をボトルに詰め、そして緑の光に包まれる静かな林道へ。坂練してるわりには、アプローチの急勾配の坂はやはりきつかった。以前どれくらいのきつさを感じていたかが思い出せなかっただけに、やはり練習量足りないかなと不安になったりもした。でも静かな林道に入ればそんなことは忘れて、楽しく走れた。やはり、こういう場所って気持ち良い!



 下りの途中の景色の開けた場所。



 江ノ島。



 そして朝、目覚めようとしている、これから1日がはじまろうとしている街。



 2本目の林道までのアプローチは、不思議に体が軽く感じた。ただ、いいことばかりではない。嫌な感じに両方の膝が痛くなってきた。片方ではなく、両方。なんで?



 瑞々しい緑が嬉しくて、わざと頭から枝に突っ込んでみたり。



 さて、2本目の林道を走り終えて、蓑毛のバス停からはヤビツまで区間賞狙い。近場の坂練ではずっと追い込みすぎないように走っていたのだけれども、ここはと思って頑張って走った。名古木やコンビニからではないので、しばらくはかなり快調に走れたのだけれども、もちろんそんな調子は長くは続かない。浅間神社のあたりからずっしり足は重く、呼吸はつらくなる。菜の花台あたりで14分20秒くらいだったろうか(ちょっとあいまい)。表丹沢練でのこの区間のベストは26分02秒。その後はあまり良いペースで走れているようには感じられなかったので、区間賞は無理だなと思う。ただ意識してペダルは回し続ける。

 峠まであと300mくらいのところで、アンカーに乗った方にパスされる。挨拶をして、後ろにつくとスピードはそんなにかわらなさそう。目標にさせてもらって、ゴール手前の2段坂みたいなところの手前で前に出て、最後サドルから腰を上げてもがいて、峠の看板を通り過ぎたところでラップボタンを押してみると25分09秒。やった。とりあえず、区間ベスト!帰宅して調べてみたら、1本目の林道のタイムも以前より1分ちょい速かったので、少しは実力アップしているようだ。いや、しているのかもしれない。 



 峠は素通りして、呼吸を整えながらここへ。峠もこの近くの登山口も、カラフルなウェアを着た登山者がいっぱいだった。そして昔に比べて女性の多いこと。GWだからだろうけれども、ホント考えられないくらい女性登山者がいっぱいいた。



 あまりじろじろ見るのもなんなので、山ガールではなく緑の山肌と青い空を眺めながら、パンとアミノバイタルを補給して少し休憩。その後は護摩屋敷で再び湧水を補給。



 そして峠へ上り返し。いやぁお久し振りですね。今年はTTはしませんよ。いや、するかもしれないけれど、別にしなくたっていいと思ってますよ、みたいなことを看板に向かって挨拶。本当にそう思っているのです。



 雲かかっちゃいましたね~



 でも、とてもリフレッシュできた。そして本当に素晴らしかった。澄んだ光が。青い空が。緑が。

練習量

2012年05月01日 | 自転車生活
10月 791.26km
11月 447.34km
12月 719.38km
01月 850.04km
02月 590.34km
03月 683.65km
04月 796.88km

 ターンパイクのあった去年10月以降の走行距離はこの通り。強くなるためには月間1500~2000kmくらい必要という情報を目にしたりもするけれど、距離的には圧倒的に少ない。僕の場合、自転車通勤のときはロードでも時速20kmにいくかいかないかといった走り方なので、実質的な練習量はもっと少ないだろう。

 ここまでロードでのトレーニングはほぼすべてが近場の短い坂でのみ。例外は、MTBに乗りたいけれど路面が悪そうなので三浦一周に切り替えた2回だけだと思う。1日の走行距離が100kmを越えた日はターンパイク以降、一度もない。そんなわけで、ここに来て練習量の不足が気になりはじめた。

 ただ、少なくとも1月からは手を抜いているとは思っていない。2月半ばまでのMTB中心の走りがトレーニングになっていたかはわからないけれども、真剣には乗っていた。おかげでロードに移行する頃には、成功率はともかくとして、課題にしていたほとんどの上りをクリアできた。ロードに移行してからも、MTBと同じように短い時間のなかで気持ちを集中させて乗ってきたつもりだ。ただ実際、足りてる足りてないでいえば距離も時間も全然足りてない気がする。

 まだエントリーしていないのだけれども、走ろうと思っているのが6月の富士山国際ヒルクライムと9月の王滝。王滝はまだ時間があるからいいとして、あざみラインのほうはもうあと1ヶ月ちょいしかない。で、いろいろ不安を感じるようになってきた。

 せめて1回30分くらいはかかる上りも練習に取り入れる必要はあると思う。ただ、丹沢や箱根に行くには移動の時間がかかる。それが負担だ。それから今までの練習が、どれだけの成果をもたらすかを見てみたいという気持ちもある。僕には結構ガンコなところがあるようで、ここまで来たら今の練習を本番まで続けて、それでどんなタイムが出るかしっかり見届けたいという気持ちがある。

 一番大事なのはスタートラインにたったときに、自分なりにできることはやったと思えること。たとえ練習量が少なかろうと、たとえ距離を乗っていなかろうと、できる範囲でできることをやったと思えれば、少なくとも過剰に不安に感じたり、緊張してしまったりということはないだろう。潔く走り出せるだろう。

 さて、どうするか。ここに来て結構悩んだりするのだけれども、頭のなかでうだうだ悩むなら、体動かして試してみたほうがいっか。