湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

復活したRUDY ~茅ヶ崎のメガネ専門店 OPTICIAN YAJIMA~

2017年03月22日 | 自転車生活
 不注意が重なって普段かけることの多いメガネと使い込んでいるRUDYのフレームを少し歪めてしまい、LeMondでakiraさんのところに走った。ちょっとした歪みで気持ち悪くなってしまったりする質なのだ。

 akiraさんからするとどちらの歪みもちょっとではなかったらしいのだけど、相変わらずさすがな技術で二つとも違和感ないとても見やすいメガネに戻った。ありがとうございました。そしていつも本当にありがとうございます。結構敏感な目のようで、以前はかけ疲れでメガネを外すことが頻繁だったのだけれども、akiraさんのところに通うようになってずっとメガネをかけていても違和感を覚えることがなくなり、長い時間かけ続けられるようになった。

 今使っているレンズはすべてakiraさんのところでお願いしたものなのだけど、以前他店でつくったメガネもakiraさんが少しフレームをいじったら世界が変わるくらいに見えやすくなったので、もし今のメガネにしっくりきていない人、というか今までメガネなんて所詮これくらいの見え方なんだと感じてきた人は一度相談に行かれてもいいかもしれない。もちろん誰にでも間違いなくなんて言えないけれど、僕はそのときの体験が強烈で、『茅ヶ崎のメガネ専門店 OPTICIAN YAJIMA』でメガネをお願いするようになった。

 自転車を通して知り合い、はじめてお店に遊びに行ったとき、「そのメガネ見えにくいんじゃないですか?ちょっと調整させてもらっていいですか?」とまだほとんど話をしたことのなかったakiraさんが言ってきた。「あ、そうですか?じゃお願いします」と応じたものの半信半疑だった。実はメガネの相談はしてみようと思っていた。でも、レンズを交換したりするわけじゃない。ただフレームを調整するだけで何かが変わるとは思えなかった。しかし数分のち手渡された、今まで使ってきたメガネをかけて驚いた。本当にまったく違う気持ちの良い見え方だったのだ。かけているのは、今まで使っていたメガネで間違いないのに。

 今でもあれは何だったんだろうと思う。ときどき冗談で、お客を増やすためになんか魔法でも使ったんじゃ?的なことを言ったりもするけれど、実際魔法といえば魔法的な何かを持っているのかもしれない。

 もし実際足を運ばれて調整してもらったメガネに違和感を覚えたら、遠慮なく伝えてみることをお勧めします。その人に合わせて調整するだけに、その加減をうまく手直ししてくれると思うので。「あぁ、そっちが強く出ちゃってますか」と調整し直してもらって気持ち良く見えるようになったことが僕もあるので。



 ところで、RUDY。8年という使用期間を考えると当然なのかもしれないが、コーテイングは剥がれ、



 ゴム部分も劣化してなかなかな状態になっていた。そんな状態のものを調整してもらったのだけど、すっと店の奥に向かったakiraさんが「これ、使いますか?」と持ってきたのがRUDYの未使用のフレーム。もう生産中止になっていて、まさかそんなものがあるとは思っていなかったのでほんとうに驚いた。え、え、え、いいんですか?と訊ねると、部品取りなんかで使った最後の残りなんでどうぞとにっこりと差し出してくれた。



 で、破格に、思いがけず新品のような状態に戻ったRUDY。もちろんこちらも僕に合わせて調整してもらっている。



 まさかこんなことになるなんてホントまったく思っていなかった。これからはより大事に使わせて頂きます!