腰の具合がやはりまだ良くないので、9月7・8日の休みは久し振りに山登りをしてきた。余っていた18きっぷで鎌倉初4時57分の始発電車に乗って、直江津まであと少しの妙高高原駅に着いたのが13時半。そこからバスに乗って登山口である笹ヶ峰に着いたのが14時20分頃。いやぁ、遠かった。でもうとうと眠ったり、景色見てぼんやりしたり、厚めの文庫本を持っていったこともあって退屈することはなかった。中央線から眺める南アルプスと八ヶ岳は相変わらず見事だったし、松本駅コンコースから眺める北アルプスも駅からこんなに立派に山が見渡せるのが不自然に感じるくらいに立派だった。1度読んだことのある持っていった文庫本が想像以上に面白かったのも良かった。松本あたりで読み終えて、長野駅での乗り換えのときに駅近くのブックオフでもう1冊追加した。
登山口の笹ヶ峰で水筒に水を入れて歩き出したのが14時半頃。妙に立派な登山口の横にあるベンチでは、下山してきたらしい登山者が気持ち良さそうにイビキをかいて眠っていた。
歩きはじめてしばらくはブナの森のなかの木道を歩く。ブナの森はいつ来ても気持ち良い。しかし歩きはじめて少したち、傾斜がきつくなってくるとともに気持ち良さより、きつさが圧倒的に上回るようになる。こんなに涼しいならあまり汗かかないでキャンプ地まで歩けるかなぁなどと最初は思っていたけれど、気づけばしっかり汗だくになっていた。でも明るいうちにテントは張りたいなと少し早めのペースで歩き続けた。
途中の黒沢で笹ヶ峰で補給した水を捨てて、沢の水に入れ替えた。とてもおいしい天然水だったからなのだけれども、あまりの水の冷たさにほんの10秒くらいで指の感覚がなくなりはじめたのには驚くというより呆れてしまった。この時期にしては本当に冷たすぎる水だった。
黒沢からは十二曲りという登るのはもちろん、下りも大変そうな急登。久し振りの山登りだからか、ヒジョーにつらい。徐々に空が近づき、少し開けた稜線に出たときはやはりほっとしたけれど、そこらからキャンプ地である高谷池ヒュッテまでまだもう少しある。
高谷池ヒュッテに着いたのはちょうど17時。ところどころしっかり休憩はとったものの、少し早めのペースで歩いたおかげで無事明るい時間に到着することができた。ヒュッテで400円のキャンプ代を払い、水場を越えたところにある池の脇にあるキャンプ指定地にテントを張った。池越しに翌日上る火打山が見渡せる場所はすでに残っていなかったけれども、それでもなかなかなキャンプ地だった。
テントを張ったら、さっそく夕食の準備。もっとも準備といっても、やることはとっても簡単。水場でコッフェルに水を満たすだけ。ここの水は池の水なので煮沸しなければならないけれど、飲み水用は黒沢の冷たい水をたっぷり水筒に入れてきたので問題なし。持ってきた無洗米を2合強炊き、そのうちの半分を温めたレトルト・キーマカレーと一緒に食べた。夕食後はテントのなかで寝そべって、ピーナッツをかじりながらヘッドランプの灯かりでしばらく文庫本を読んだり、時折テントから顔を出して星を眺めたり。そして21時前には眠りについた。
篠ノ井線・姨捨駅。
8分の停車時間に、日本3大車窓に選ばれているらしい開けた景色を眺める。
不思議に立派な笹ヶ峰の登山口。右のベンチで男性が気持ち良さそうにイビキをかいていた。
気持ち良いブナのなかの木道。
十二曲りを越えて空が近くなる。
高谷池と黒沢池の分岐の富士見平。富士山は見えず。
翌日登る火打山と、小さく見える今日の目的地である高谷池ヒュッテの三角屋根。
久し振りのテント設営。なんか嬉しい(笑)
登山口の笹ヶ峰で水筒に水を入れて歩き出したのが14時半頃。妙に立派な登山口の横にあるベンチでは、下山してきたらしい登山者が気持ち良さそうにイビキをかいて眠っていた。
歩きはじめてしばらくはブナの森のなかの木道を歩く。ブナの森はいつ来ても気持ち良い。しかし歩きはじめて少したち、傾斜がきつくなってくるとともに気持ち良さより、きつさが圧倒的に上回るようになる。こんなに涼しいならあまり汗かかないでキャンプ地まで歩けるかなぁなどと最初は思っていたけれど、気づけばしっかり汗だくになっていた。でも明るいうちにテントは張りたいなと少し早めのペースで歩き続けた。
途中の黒沢で笹ヶ峰で補給した水を捨てて、沢の水に入れ替えた。とてもおいしい天然水だったからなのだけれども、あまりの水の冷たさにほんの10秒くらいで指の感覚がなくなりはじめたのには驚くというより呆れてしまった。この時期にしては本当に冷たすぎる水だった。
黒沢からは十二曲りという登るのはもちろん、下りも大変そうな急登。久し振りの山登りだからか、ヒジョーにつらい。徐々に空が近づき、少し開けた稜線に出たときはやはりほっとしたけれど、そこらからキャンプ地である高谷池ヒュッテまでまだもう少しある。
高谷池ヒュッテに着いたのはちょうど17時。ところどころしっかり休憩はとったものの、少し早めのペースで歩いたおかげで無事明るい時間に到着することができた。ヒュッテで400円のキャンプ代を払い、水場を越えたところにある池の脇にあるキャンプ指定地にテントを張った。池越しに翌日上る火打山が見渡せる場所はすでに残っていなかったけれども、それでもなかなかなキャンプ地だった。
テントを張ったら、さっそく夕食の準備。もっとも準備といっても、やることはとっても簡単。水場でコッフェルに水を満たすだけ。ここの水は池の水なので煮沸しなければならないけれど、飲み水用は黒沢の冷たい水をたっぷり水筒に入れてきたので問題なし。持ってきた無洗米を2合強炊き、そのうちの半分を温めたレトルト・キーマカレーと一緒に食べた。夕食後はテントのなかで寝そべって、ピーナッツをかじりながらヘッドランプの灯かりでしばらく文庫本を読んだり、時折テントから顔を出して星を眺めたり。そして21時前には眠りについた。
篠ノ井線・姨捨駅。
8分の停車時間に、日本3大車窓に選ばれているらしい開けた景色を眺める。
不思議に立派な笹ヶ峰の登山口。右のベンチで男性が気持ち良さそうにイビキをかいていた。
気持ち良いブナのなかの木道。
十二曲りを越えて空が近くなる。
高谷池と黒沢池の分岐の富士見平。富士山は見えず。
翌日登る火打山と、小さく見える今日の目的地である高谷池ヒュッテの三角屋根。
久し振りのテント設営。なんか嬉しい(笑)