湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

轍屋夏合宿 きつかったけど・・・

2008年08月10日 | 自転車生活
 とても楽しくて、すごい充実感を得られました!

 初日は1時20分過ぎに江ノ島出発。R134~R129~R412というルートで甲州街道(R20)へ。轍屋からの自走組と6時に笹子トンネル手前で合流する予定だったのだけど、途中でとてもではないけれども間に合わないことに気づき、鏑木店長の携帯に電話を入れて塩山駅で合流するむね伝えた。そんなこんなで7時20分頃にようやく塩山駅に着いたときには、すでにかなり体力を消耗していたのだった。

 塩山駅では輪行組と合流。そして、そこからは焼山峠経由で大弛峠を目指すグループと、太良峠(たらとうげ)~水ヶ森林道~乙女高原~焼山峠というコースを経て大弛峠を目指すグループに別れて再び出発。僕は鏑木店長とtaniさんとともに遠回りのコースへ。正直このコースって炎天下、自走で走るコースではないと思うのだけど、塩山まで脅威のAv25km/hでやってきたお2人がこちらを走るということなので、とりあえず僕も頑張ってチャレンジしてみることにした。

 がしかし、水ヶ森林道後半で僕は悲しいひとり旅。雷鳴が連続するなかでの売り切れ状態のひとり旅は本当に悲しく寂しくつらかった。冗談ではなく、焼山峠から塩山駅に引き返してそのままゴミ袋輪行で家に帰ってしまおうかと思った。でも乙女高原での酷寒(と思えた)の雷雨を避けるための食事休憩によって少し復活。「お茶入れるからやすんでいきな」と声をかけてくれた山荘にいらっしゃった方たちのありがたいおもてなしもあって、その後持ち直してなんとか15年振りに大弛峠にたつことができた。

 大弛峠からはガレた林道を下って、クライミングのメッカとして名高い廻目平キャンプ場へ。ここでサポート隊をはじめとする他の参加者たちと合流。金峰山荘で入ったお風呂、風呂上りのビール、久し振りの炊飯の匂い、具沢山のカレー&豚汁。皆さんの笑い声。素晴らしいキャンプだった。

 初日の走行距離は186.7km。獲得標高たくさん。いや~、つかれた。おかげで夜は8時にはぐっすりだった(笑)

 2日目は予定より少し遅い10時10分にキャンプ場発。三国峠まで気持ちの良い高原の道を皆で上った。この三国峠は僕にとっては憧れだった峠のひとつ。今回その峠の看板の前に立つことができてとても嬉しかった。

 さて三国峠を下って、ダートの終点近くにあるビジターセンターで昼食を食べてからは、再び自走組と輪行組と別れての出発。で、ここからがきつかった。予定では本日の行程約170km。でも14時までにまだ35kmくらいしか走っていない。MTBだったらせいぜいグロス20km程度でしか走れないだろう。となると、町田あたりに戻ってくるのは21時過ぎ? となると帰宅は・・・。とりあえず、長期戦になると覚悟を決めた。

 がしかし、ここからの激しい高速巡航は予想していなかった。鏑木店長のありえない曳きでネット4時間で120kmを走り、19時半頃には町田に着いてしまった。僕は1.5のスリックタイヤだったのだけれども、一緒だったtaniさんは2インチ以上のブロックタイヤで最後まで走り切った。そして鏑木店長は最後までたれることなく先頭を曳き続けた。自分で言うのも何だけれども、僕頑張ったと思います。でも、二人の体力っていったい・・・。最後はそれぞれが別れる場所で、しっかりと握手。じ~んときました(涙)

 ビジターセンターでは18km/hくらいだったアベレージが江ノ島に戻ってきたら25km/hになっていた。ひとりになってからはペース落ちたというのに。2日目の走行距離は191.15km。結局、2日間でMTBで380km近く走ったってことですね。それもかなりの山岳コースを。すごい。

 今回の夏合宿、本当にきつかったですが、とても楽しかったです。参加された皆さん、お疲れさまでした。そして素晴らしいサポートをありがとうございました。またぜひご一緒させてください!