お休みである今日は起きてからしばらく部屋でだらだらしたあと、こんなんじゃいけないと11時頃になって重い腰をあげてとりあえずランドナーで部屋を出た。一応目的は藤沢と鎌倉の図書館に本を返しに行くこと。ただせっかくだから今日は鎌倉市の詳細地図を見ながら普段はあまり走らない道を散策しがてら図書館に行ってみようと思った。
境川沿いにある藤沢市の南図書館で3冊本を返し、予約していた本を1冊受け取ったあとは、片瀬山から鎌倉山へ。このあたりはまったく馴染みがないわけではないけれども、そんなに土地勘があるわけではない。
鎌倉山からははじめての道を通って七里ガ浜の丘の上の住宅地を抜けて稲村ガ崎へ。
そして江ノ電の線路の横を通って極楽寺を越えたあとは、
ここもはじめての打越隧道。ここらは予想していたよりも雰囲気の良い場所だった。
ただ似たような雰囲気のある大町3丁目と小町3丁目を結ぶ名前の知らない隧道がほとんど車の通りがないのに比べて、ここは僕がいるあいだに3台も車が通っていったのには少しびっくりした。トンネルの前後はかなり狭く入り組んだ道だったので。
打越隧道からは大仏坂を越えて甘縄神社に寄った。小学生の頃、僕は地元のサッカークラブに入っていて、毎週火曜日の夕方この神社の階段を最低30往復、多いときで100往復させられた。もっとも上級生だけのこの特別な練習のときはいつも監督が来ていたわけではないので、監督が来ないときはたいてい皆で申し合わせて練習をさぼって、近くの山のなかで遊んでいた。だから監督(すぐに手が出るひじょうに恐ろしい人だった)が来たときにやらされる階段上りは、普段さぼっている分本当にきつかった。でも激しい運動をしたあとの充実感や達成感をはじめて味わったのは、夏の日、階段の上からバケツに入った水を何度もぶっかけられながら、気が遠くなってようやく100往復し終えたあのときだったのだと思う。
そんな苦しい思い出のあるものすごく長く感じた階段も、こうして大人になってあらためて見るとそんなに長く感じられないのが今日はなんとなく寂しく感じたりも。もっともだからといって今はとてもではないが100往復なんてできないと思うのだけど。
甘縄神社からは目的通り鎌倉の図書館で借りていた本を1冊返し、静雨庵で昼食。今日はせっかくだから他の店で海の幸を食べたいと思ったのだけれども、残念なことに火曜日ということでかなわなかった。鎌倉って火曜日定休のお店が多いのだ。
さて昼食後は正月に続き釈迦堂を通り、
以前から気になっていた、詳細地図の細い破線で描かれた道に入っていってみた。
そこはこんな道があったんだと驚くと同時に、
嬉しくなってしまうような未舗装路だった。そして林道のような未舗装路をさらに進むと、
MTBで普段走っているような山道が続いていた。
フロントバッグに微妙におさまりきらない詳細地図を何度も開きながらということもあって、今日はずっとのんびりしたスピードで走っているのだけど、おかげで思いがけず素晴らしい道に出会うことができた。
ランドナーでこんな感じの道を走るのは久し振りだけれども、思ったよりも走り心地は悪くない。もちろんMTBなら乗れるのにといったところは何箇所もあったけれども、そのかわりにランドナーでも乗れちゃうんだといったところも何箇所もあった。
こういったところの走行は僕はほとんどMTBでばかりだけれども、僕よりもう少し上の世代の人たちはこういった道もランドナーやランドナーを改造したパスハン車で走っていた。僕も2回だけだけど、やはりランドナーでこういった道を走ったことがある。山道での機動力はもちろんMTBにはかなわないけれども、今日は思いがけずランドナーの総合的な力を思い出し、感じることができた。
山道を抜けたあとは高台の住宅地を上り返し、
再びやはりはじめての別の山道に入っていって、またしても思いがけず素晴らしい景色に出会うことができた。乗車できるところよりも、押しや担ぎのほうが多い道だったけれども、それはそれで僕には楽しく感じられた。
本当はもう少し早く帰宅するつもりだったのだけど、思いのほか山のなかでの時間が長くなってしまい、
結局R134に戻ってきたのはこんな時間に。でもそのかわりに今日は僕にとっては会心に近いポタリングだったような気がする。走行距離42.52km、平均時速は13.2kmと数字で見てしまえば貧弱なサイクリングかもしれないけれども、こういう自転車の乗り方もしたかったんだと今日はすごく感じた。
さて気持ちが少し晴れたのと、結構お腹もすきはじめてきたこともあって、帰宅後はランドナーからブリヂストン号に乗り換えて、
今年はじめての二郎へ。1日に2杯もラーメンを食べるのはどうかとも思ったのだけれども、今日を逃すとまたしばらく二郎へは行けない気がしたのでちょっと無理した。でもってお腹的にも気持ち的にも少し無理してなんとか完食した。なんとなくヤケ食いといった感がしないでもなかった。もちろん美味しかったですけどね。
そろそろロードでがっつり走りたい気持ちも出てきたけれども、冬のあいだは身近なこういう自転車も捨てがたいな・・・
境川沿いにある藤沢市の南図書館で3冊本を返し、予約していた本を1冊受け取ったあとは、片瀬山から鎌倉山へ。このあたりはまったく馴染みがないわけではないけれども、そんなに土地勘があるわけではない。
鎌倉山からははじめての道を通って七里ガ浜の丘の上の住宅地を抜けて稲村ガ崎へ。
そして江ノ電の線路の横を通って極楽寺を越えたあとは、
ここもはじめての打越隧道。ここらは予想していたよりも雰囲気の良い場所だった。
ただ似たような雰囲気のある大町3丁目と小町3丁目を結ぶ名前の知らない隧道がほとんど車の通りがないのに比べて、ここは僕がいるあいだに3台も車が通っていったのには少しびっくりした。トンネルの前後はかなり狭く入り組んだ道だったので。
打越隧道からは大仏坂を越えて甘縄神社に寄った。小学生の頃、僕は地元のサッカークラブに入っていて、毎週火曜日の夕方この神社の階段を最低30往復、多いときで100往復させられた。もっとも上級生だけのこの特別な練習のときはいつも監督が来ていたわけではないので、監督が来ないときはたいてい皆で申し合わせて練習をさぼって、近くの山のなかで遊んでいた。だから監督(すぐに手が出るひじょうに恐ろしい人だった)が来たときにやらされる階段上りは、普段さぼっている分本当にきつかった。でも激しい運動をしたあとの充実感や達成感をはじめて味わったのは、夏の日、階段の上からバケツに入った水を何度もぶっかけられながら、気が遠くなってようやく100往復し終えたあのときだったのだと思う。
そんな苦しい思い出のあるものすごく長く感じた階段も、こうして大人になってあらためて見るとそんなに長く感じられないのが今日はなんとなく寂しく感じたりも。もっともだからといって今はとてもではないが100往復なんてできないと思うのだけど。
甘縄神社からは目的通り鎌倉の図書館で借りていた本を1冊返し、静雨庵で昼食。今日はせっかくだから他の店で海の幸を食べたいと思ったのだけれども、残念なことに火曜日ということでかなわなかった。鎌倉って火曜日定休のお店が多いのだ。
さて昼食後は正月に続き釈迦堂を通り、
以前から気になっていた、詳細地図の細い破線で描かれた道に入っていってみた。
そこはこんな道があったんだと驚くと同時に、
嬉しくなってしまうような未舗装路だった。そして林道のような未舗装路をさらに進むと、
MTBで普段走っているような山道が続いていた。
フロントバッグに微妙におさまりきらない詳細地図を何度も開きながらということもあって、今日はずっとのんびりしたスピードで走っているのだけど、おかげで思いがけず素晴らしい道に出会うことができた。
ランドナーでこんな感じの道を走るのは久し振りだけれども、思ったよりも走り心地は悪くない。もちろんMTBなら乗れるのにといったところは何箇所もあったけれども、そのかわりにランドナーでも乗れちゃうんだといったところも何箇所もあった。
こういったところの走行は僕はほとんどMTBでばかりだけれども、僕よりもう少し上の世代の人たちはこういった道もランドナーやランドナーを改造したパスハン車で走っていた。僕も2回だけだけど、やはりランドナーでこういった道を走ったことがある。山道での機動力はもちろんMTBにはかなわないけれども、今日は思いがけずランドナーの総合的な力を思い出し、感じることができた。
山道を抜けたあとは高台の住宅地を上り返し、
再びやはりはじめての別の山道に入っていって、またしても思いがけず素晴らしい景色に出会うことができた。乗車できるところよりも、押しや担ぎのほうが多い道だったけれども、それはそれで僕には楽しく感じられた。
本当はもう少し早く帰宅するつもりだったのだけど、思いのほか山のなかでの時間が長くなってしまい、
結局R134に戻ってきたのはこんな時間に。でもそのかわりに今日は僕にとっては会心に近いポタリングだったような気がする。走行距離42.52km、平均時速は13.2kmと数字で見てしまえば貧弱なサイクリングかもしれないけれども、こういう自転車の乗り方もしたかったんだと今日はすごく感じた。
さて気持ちが少し晴れたのと、結構お腹もすきはじめてきたこともあって、帰宅後はランドナーからブリヂストン号に乗り換えて、
今年はじめての二郎へ。1日に2杯もラーメンを食べるのはどうかとも思ったのだけれども、今日を逃すとまたしばらく二郎へは行けない気がしたのでちょっと無理した。でもってお腹的にも気持ち的にも少し無理してなんとか完食した。なんとなくヤケ食いといった感がしないでもなかった。もちろん美味しかったですけどね。
そろそろロードでがっつり走りたい気持ちも出てきたけれども、冬のあいだは身近なこういう自転車も捨てがたいな・・・