ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

上田先生のセミナー(第一回)

2014-01-19 20:54:40 | 美竹教会
美竹教会は4月から左近豊先生を牧師としてお迎えします。
それに先立って、上田先生は三回にわたって「美竹教会の形成と発展のために」というタイトルでセミナーを開いてくださり、
私たち教会員にクリスチャンとして、教会員としての心構えをお話し下さいます。
今日が第一回目でした。


美竹教会の形成と発展のために (教会セミナーのテキスト)

 教会の主はキリストであること

()「教会形成」を考えるとき、何をおいても明確にしておくことは、教会の唯一の「頭」、「主」、
   また「所有者」(オーナー)はイエス・キリストである、ということです。
 
()唯一の「頭」、「主」、また「所有者」がイエス・キリストのみであることを強調されねばならない理由は、
   教会の中でも、人間はいつも自分の考え方が最善であり、それを実現したいと考え、いつの間にか自分が「主」となり
   過ちを犯すからです。
   そして同じ意見の仲間を増やし党派を作ろうとする誘惑に駆られます。
   常に主イエス・キリストのみが教会の主であられることを確認する必要があります。

()教会は牧師のものでも長老(役員)のものでも、また信徒全員のものでもありません。
   教会の真の政治形態は民主政体(デモ・クラシー)ではなく、クリスト・クラシー(キリスト支配)です。

()このことが自覚されていれば、人間的能力や才能がほとんどない人でも教会の中で必要とされていることが分かり、
   居場所を持つことができます。
   寝たきりになった方でも、教会のため、兄弟姉妹のために祈るという尊い使命を自覚することで
   立派に教会形成の「主人公」として生きることができます。

 伝道する教会となるための自伝・自立・自給の精神について

教会はキリストの福音を宣べ伝えるために建てられています。 
「礼拝共同体」としての教会は「伝道共同体」としての業をします。
そのための理念として「自伝・自立・自給」の三つが大切です。

(a)教会の自伝について

1846年にロンドンで設立された「万国福音同盟会」の活発な世界伝道の精神をもってプロテスタント教会を
日本に持ち込んだ宣教師たち。その伝道方針は「万人祭司主義」の原理に立ち、聖書を重んじプロテスタントの
正統主義を堅持し、教派的伝統にはとらわれない教会観「公会主義」でした。
植民地主義的伝道ではなく、教派的伝統を日本に持ち込むこともなく、日本の教会が「自伝・自立・自給」の
教会となることを願うものでした。
自分で聖書を読み「自立」した信仰を持ち、経済的にも「自給」でき、自分たちの力で祖国を「自伝」し、
世界への伝道できる教会の育つことを願いました。

1873年(明治6年)に「キリシタン禁令」が解かれると植民地主義と教派主義とが純粋な伝道精神の中に混入してきて、
以後の宣教師たちはおおむね自国の教派的伝統を日本に移植したので、最初の宣教師たちの伝道方針は簡単に崩れ去りました。
植村正久などの先覚者は「自伝・自立・自給」の精神を高唱しましたが、今日の日本の教会を見ると、
植村たちの精神が受け継がれてきたとは言えません。

お隣、韓国の教会の歴史を見ると、この精神が失われることなく受け継がれた結果、カトリックと合わせると
全人口の三割以上がクリスチャンという発展をしています。
その根本原因は「自伝・自立・自給」の精神の堅持にあります。

歴史を回顧し、良いものを再評価し、これから新しい歴史を形成することは可能であり必要なことです。

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今日のお話はここまででした。
上田先生が書かれたレジュメを皆で少しずつ音読し、それを先生が解説してくださいます。
知らない歴史的なことも聞けて楽しく非常に勉強になります。

先の方をチラッと見ると章立てが複雑でそうで頭に入るか心配ですが、まあ、上田先生のお話を聞きながらですから
理解できるでしょう。
何よりも美竹教会のこと、日本の伝道のことへの上田先生の熱く、篤い思いが行間からヒシヒシと感じられて感激です。
4月からの左近先生のお導きにも時々この文章を読み直しながらついてゆきたいと思いました。

↓ 下に(私の頭の整理のために)章立てだけ書いておきます。
今日の今日なので、私もまだしっかりとは読んでいません。
単なる私のメモ書きです。

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(b)教会の自立について

  (イ)それは、一人ひとりが主と結ばれることである
     ()「万人祭司」の原理から、すべての教会員がキリストと直結し、祭司である。
     ()キリストに直結することの基本は・礼拝を重んじること・神を「父よ」と呼ぶ祈り・聖書をよく読む、ということです。
     ()礼拝について
     ()祈りについて
     ()聖書をよく読むこと
     (-)
     (-)
     (-)

  (ロ)会議は祈りによってキリストと結びついたものであること
     ()教会の自立でもう一つ重要なことは教会総会、役員会、CS教師会などの教会会議がキリストと結びついたものと
        なることです。
     (-)
     (-)

(c)教会の自給について

     ()「自立」の精神が具体的に現れるものの一つが「自給」の精神です。
     ()献金の意義 献金には「献身」の意味がある。
     (-)
     ()「十分の一献金」
     ()

 教会の形成

(a)「御言葉の役者」について

     ()信徒であることは一切の思い煩いから解放された存在で。教会を建て福音を告げ広める尊い使命を神から与えられている
     ()家庭、職業、社会形成はこれを「世俗の仕事」と誤解してはいけない
     ()
     ()
     (-)

(b)信徒の役割について

  (イ)奉仕について
     ①「職制」の中の奉仕職について
       ()長老
       (-)
       (-)
       (-)
       (-)

     ②自発的な奉仕職について
       ()
       (-)教会役員、CS教師、各委員会、礼拝当番・受付、オルガニスト、会計担当、伝道委員会、教会報委員会、
            営繕係、ホームページ係、お花当番、会堂掃除当番等々
       ()
       (-)
       ()
       ()
       ()

   (ロ)交わりについて
       ()
       (-)主にある一致 「慰めの共同体」
       (-)謙遜
       (-)無責任は噂話は信じない
       (-)

   (ハ)証しについて
      ①教会全体としての伝道について
       ()
       (-)

      ②信徒の証しの生活
       ()キリスト者は「神と人間の間の仲介者」人間に対して神と神の国の豊かさを代表し、神に対しては
          貧しい人間を代表する。
       (-)
       (-)
       (-)
       (-)教会で行われる結婚式や葬儀などの儀式も重要な伝道の場
       ()他者の隣人となり、他者との交わりを持つこと
       (-)自分がキリスト者であることを公表する
       (-)
       (-)
       (-)
       (-)家族伝道
       (-)家族への伝道


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教会の礼拝で無心に神の御言葉をお聴きし、ご一緒に大きな声で讃美歌を歌いましょう!
心が晴れ晴れします。
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