ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

「モーセの十戒」

2013-08-13 15:01:36 | 今日の聖句
出エジプト記、いよいよ「十戒」の部分になりました。

「出エジプト記」20章2節~17節
「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。」から始まって
神がモーセに与えた戒めが書かれています。

神はこれを2枚の石板に刻んでモーセに与えたのですが、山から下りて民が金の子牛を造って、これを神として崇拝している
のを見たモーセは石板を投げつけて砕いてしまったと記されています。(出エジプト記32:19)
この後、モーセが神から再授与された十戒というのが出エジプト記34:17-28に記されているそうです。
これは祭儀的な律法を多く含んでいるので、「祭儀的十戒」と呼ばれます。
「モーセの十戒」として知られる最初の十戒は「倫理的十戒」と呼ばれているそうです。


第1戒 あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
第2戒 あなたはいかなる像も造ってはならない。
第3戒 あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
第4戒 安息日を心に留め、これを聖別せよ。
第5戒 あなたの父母を敬え。
第6戒 殺してはならない。
第7戒 姦淫してはならない。
第8戒 盗んではならない。
第9戒 隣人に関して偽証してはならない。
第10戒 隣人の家を欲してはならない。


この十戒は出エジプトの民がシナイ山麓で神との契約に入ったとき、この十戒を守ることを条件に契約が結ばれたものです。
モーセの十戒は神についての戒めと人間についての戒めとの二部に分けることができます。
前半の4戒は神についてであり、後半の6戒は人間に関することです。

この律法はイスラエルの歴史を通して教えられ、新約の時代に及んでいました。
イエスがファリサイ派の人々との論争の中で、どの掟が最も重要であるかを問われた時、
第1は「心を尽くし、精神をつくして、あなたの神である主を愛しなさい」であると答え、
第2は「隣人を自分のように愛しなさい」であると答えたとされています。(マタイ22:34-40、マルコ12:28-34、ルカ10:25-28)
イエスの答えの第1は十戒の前半を、答えの第2は十戒の後半を要約したものと言えるそうです。

今日は「聖書事典」で勉強しました。 
この項の解説は木田献一さんです。
木田献一さんは最近亡くなられたそうですが、美竹教会の出身教職者のお一人で、〇十年も昔、私が
美竹教会で受洗したころは青年研究者として輝いて見えました。 懐かしいことです。




今にも降りそうな暗い公園で蝉が羽化していました。


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そして日曜日には教会の扉を開けてお訪ねください。 熱中症に注意していらしてくださいネ! (^-^)
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