長男の話【Prat2～2008年4月から8月まで～】

前回は高校合格まで。今回はそのつづきから現在まで

それにしても、今年も残り僅か。。。
大掃除といえるものではないけれど、自分で納得するために掃除を
しました。

・窓、網戸、電気のかさ、冷蔵庫の下やレンジの下、トイレ、洗面台
　換気扇、フォローリングの雑巾掛け

さすがに疲れました。。。
子ども達にも手伝ってもらいたかったのですが、子ども達は３人とも
部屋の掃除で終わってしまいましたね。
唯一、長女のモモちゃんが手伝ってくれましたけどね。
良い奥さんになりそうだなぁ～（親バカです）

で、本題に

春休みも終わり、教科書や制服の採寸など準備が始まった４月始め、
出費が多く家計は厳しくなりますが、なぜかワクワクしていました。

ユウ君は同じ中学から３人だけのため、不安のほうが大きかったと思います。
私は「高校生かぁ～。高校野球の応援も楽しみだなぁ」と呑気なことを考えて
いました。


公立の場合、入学金は数千円ですし授業料も２万円ちょっと。私立に
比べたら大変助かります。
それでも、教科書や制服、ジャージに体操着、運動靴、革靴、定期代
などなど出費はかさみますね。

更に追い討ちを掛けられたのが、部活にかかる費用。
中学の軟式と違い、硬式の道具を買いなおしたら・・・凄い！！

なんとグローブだけで４万円！！

もう入学祝金は残っていませんし、これは痛かった。。。

さらにさらに、ジャパネットたかたのように追い込みが・・・

練習試合用のユニフォーム、公式試合用のユニフォーム、遠征用バッグ
アンダーシャツ、靴下に手袋など小さいものまで含めると・・・

総額は、なんと８万円オーバー！！


でも、毎日遅くまでドロドロになって頑張ってる姿は嬉しいもので
お金では買えないものですからね。


しか～～し、またもや学校をサボる悪い癖が再発・・・
中間試験前に担任の先生から電話がありました。
「連絡も無くユウ君が来ていません。何かあったのでしょうか？」
親として情けないことですが、初めて気が付きました。

毎朝、お弁当を作り（レンジでチン！が多いですが）、帰ってきたら
野球の練習着を手洗いしていたのに、裏切られた気分でしたね。

ユウ君とは１学期に何度か呼んで二人で話しをしました。
「自分で決めた高校なのに、なぜ行かないのか？」
「なにかしたいことがあるのか？」
その他諸々・・・
本人もわかっていないようですが、学校に行くのが面倒な感じでしたね。
義務教育との違いをそれほど大きく感じていない様子でした。
私の高校時代と比べてしか見てあげられなかったため、ユウ君の気持ちは
理解できていませんでした。。。

その頃から、私も会社に行きながら
「今日は行っただろうか？」
「先生から電話はないだろうか？」
など気になりだし、胃に穴が・・・ピロリ菌に負けました。。。

当時、学校に行ったか行かなかったかの判断材料として、練習着の汚れ
をチェックしていました。
学校に行ったときは野球部の練習にも参加していましたので、練習着が
汚れていれば学校に行っている。
会社から帰って、洗濯物にドロドロの練習着があると安心していた記憶
があります。


そして７月中旬、とうとう先生から最終警告が・・・
「ユウ君の成績と出席の件でお話があります。一緒に学校に来てください」

が～ん・・・ベートーベンの運命が流れたようなショックでした


会社を休み学校に行くと校長先生、教頭先生、担任の先生からそれぞれ
お言葉を頂き、家に帰されました。
もちろん夏休みの宿題は増え、赤点の教科に関しては追加もありました。

帰りの車でユウ君と話しをしましたが、本人も堪えたように見えました。

で、赤点の理由ですが・・・
・美術・・・提出物が１点出ていない
・英会話・・先生との会話に１回出ていない
本当に簡単なことなのです。
言い方は悪いですが、美術は何でも良いので出せば赤点はまのがれたし
英会話も話せなくても出ていれば赤点は無かったようです。
本人にも伝えましたが、こんなことで宿題が増えるのは馬鹿らしい・・・
２学期はもう少し頑張ってくれることを期待して！

※　ここまでで１学期が終わりました。そして夏休みに入ります。
　　続きはPart3で！